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ちむどんどん#10ネタバレ 暢子の旅立ち?

賢三の遠縁からの手紙が届き、大叔父賢吉は4兄妹のうち一人を東京に預けるよう説得するが優子は答えが出せません。子供たちは東京へ行けるという憧れでソワソワするも心のうちは何を考えているのでしょう。

東京に行きたいと言い出した暢子は本当に沖縄を離れることができるのか?!兄妹は暢子を送り出してあげられるのでしょうか。

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ちむどんどん#10ネタバレ 暢子の旅立ち?

シークワーサーの木の下で和彦と話す暢子

賢三に設置してもらったポストを使って和彦と文通を重ねてきた暢子は、いろんな悩みや知りたいことを素直に和彦にぶつけてきていたのでしょうか。二人の距離はかなり近づいているような感じです。

兄妹ではない年上の男の子の和彦は、他の賢秀と智と同い年なのに暢子は一番頼りにしているような感じが見えます。

暢子:次に帰ってくる時までまだあるかね、この木

和彦:本当にいいのか?後悔しないのか?

暢子:ありえん

和彦:だったら、俺が守ってやる。東京に来たら俺を頼りにしろ。

暢子と和彦はこの数ヶ月で強い仲間意識なのか、淡い恋愛感情なのか芽生えてきたように感じます。暢子が「手繋いで帰ろう」っていうと、和彦は恥ずかしくて「小学生と手なんかつなげるか」って走り出してしまいます。可愛らしいですね。

暢子が東京に出発する前日の比嘉家

優子は暢子のパスポートを見ながら複雑な思で考えているのでしょう。本当にこれが正しいのか、このまま暢子を行かせていいのかと。

夕食に暢子が蕎麦を作ってくれました。家族全員でいつもの通り食卓を囲んでいますが、いつもの賑やかな比嘉家にはなりません。しんみりとした静かな食卓です。

優子:暢子のそばはお父ちゃんのそばだからね〜

暢子:(みんな)そば、食べないの?うちの最後のそばだよ

子供たちは暢子に声をかけることが出来ません。みな、なんて声をかけたらいいのかがわからないといった感じなのでしょう。なぜ、暢子が沖縄を離れなくてはいけないのか。理由はわかっているもののどうにもできなジレンマがそこにはあるのでしょうね。

暢子:お母ちゃん、今まで育ててくれてありがとう。いっぱい、わがまま言ってごめんなさい。

優子:えらいね〜、ごめんなさいとありがとうが言えるのが暢子のいいところ。

お母ちゃんもみんなも、これからもずーっと暢子のことが大好きだからね。手紙書いてよ。

夜には、家族全員で「椰子のみ」を歌い、歌子が三線で伴奏するという最後の家族水いらずのほのぼのとしたシーンです。何度となく椰子の実の曲が流れます。沖縄の曲というわけではないのに歌詞がこの親子とかぶるということで使われているのでしょうか。

砂川豆腐店でのお別れのシーン

智は暢子にいつものように豆腐を差し出しながら、他に何もしてあげることが出来ないからお金はいらないと言う。

暢子:ここのゆし豆腐は世界一だね。

智:もっと美味しいゆし豆腐を食わしてやるから、東京になんか行くな!

智は暢子のことが好きなんですね。東京に行くなって言葉は本心からの言葉なのでしょう。でも、しょうがないこともわかっている。どうしようもない気持ちから告白?をしてしまったのかなと思いました。まだ、中学生ですから今後どんな関係性に繋がっていくのか楽しみです。

優子は賢三のお墓にお願いしている

青柳父とあい清明祭の話をしていると、過去の清明祭での思い出が蘇ってきて胸を熱くする優子。

青柳父:こちらの集落では清明祭(シーミー)をやるそうですね

優子:賑やかです。うちの家族の場合は

清明祭(シーミー)は墓前で行うお祝い行事と言われています。比嘉家では、墓前の前にござを敷いて賢三が三線をひき、家族が踊る。賢秀が指笛の伴奏をしてとても賑やかです。賢吉夫婦も楽しそうです。

賢三が他界した今年の清明祭はどうなるのでしょう。暢子がいないとどうなってしまうのだろうと不安がよぎっているのではないでしょうか。

東京に出発する日のバス停で家族と別れを惜しんでいる暢子

暢子と青柳親子の見送りにバス停に来ている比嘉家族と大叔父。

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暢子:東京に行ってきます。東京楽しみ、ちむどんどんする。

では、お世話になりました。

和彦:さようなら

暢子:じゃあね、バイバイ・・・

暢子は寂しい気持ちを隠すように元気なふりをしてバイバイと手を振ってバスに乗り込もうとすると、賢秀がついに動きます。

賢秀:俺が行く!長男の俺が東京へ行く

暢子:にいに、うちが行く。じゃあね、行ってきます

暢子は自分が東京に行きたいんだから行くよとバスに乗り込み、後部座席から家族を見守る。不安そうな暢子の手を握り和彦が「大丈夫、僕がついてる」と力強く声をかける。暢子は頷いて覚悟をするが、兄妹がバスを追いかけてくるではないか。

賢秀:ありえん。暢子〜!!

歌子:止まれ、ノブねぇ〜!!

賢秀、良子、歌子がバスを追いかけてくる姿を見たら、我慢が出来なくなった暢子は、バスの運転手にバスを停めてくださいとお願いし、バスをおり兄妹に駆け寄る。4人兄妹は強く抱き合って、暢子を東京には行かせないと次々に言う。一番幼い歌子も大きな声で暢子を行かせないようにしてるところがキュンってします。大きな声出てましたね。

賢秀:暢子は東京には行かせない。みんなでここで幸せになります。

良子:みんなでここで幸せになります

歌子:ここで幸せになります

兄妹4人は抱き合ったまま、優子と大叔父さんに暢子は東京には行かせない。みんなでここで幸せになります。と次々に言い合い、大人に離れることを拒否しました。とても強い兄妹の絆です。ぎりぎりのところで我慢出来なかったというか、我慢するもんじゃないって気づいたかのようです。

暢子:母ちゃんごめんなさい

優子:母ちゃんが間違っていた、みんなでここで幸せになろうね。

謝る暢子に対し、優子は母ちゃんが間違ってた、ごめんねって謝り比嘉家が一つになりました。優子も苦しかったんです。家族を離れ離れにしたくはないけど、自分は働くことが出来ないし、親戚に借金を肩代わりさせている苦しさがあるのですから。八方塞がりで自分の意見など言いたくても言えない立場の優子に変わりはありません。大叔父の賢吉はその姿を見て何も言えませんでした。

 

青柳父:荷物を持ってきてあげなさいと和彦に声をかけます

和彦:いつか東京に来いよ。世界中の美味しいものを食べさせてやるからな。手紙書くよ。

この姿を見たら比嘉家を引き離すことなんて誰も出来ないです。とても強い絆で結びついている家族なんですから。でも、まさかやーって展開で正直驚きました。

7年後1946年の暢子は、黒島結菜さんになっていました。次回4月25日(月)からは子役から大人にバトンタッチでガラリと変わってきます。ちむどんどんする(笑) 

ちむどんどん#10ネタバレ 暢子の旅立ち?まとめ

暢子は賢三の東京の叔母のところに行く予定でしたが、ぎりぎりのところで賢秀が暢子は東京には行かせないと言い張り、引き戻すことに成功しました。暢子は優子のこと、家族のために自分から東京に行きたいと言いましたが、まだ小学生の子供です。かなり強がっていたんだと思います。

周りの様子をよく見ているタイプの子供なので、誰か一人と言われた時に自分が家から離れることがいいと思ったのでしょうね。いざ家を出る日になって、寂しさが込み上げてきたんだと思います。賢秀が暢子を追いかけて走ってくれなければ違う展開になっていたはずです。さすがはにいに、と言いたいところですがギリギリすぎですよ、賢秀。

次回は7年後の暢子がスタートしますので、この7年間で生活はどれだけ変わったのかが楽しみです。

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