工事現場で賄い仕事をしているが、あまり稼ぐことができない優子。運動会があり賢秀や良子に靴と体操着を買ってあげたい気持ちが強くお金になる仕事が欲しいと考えている。
さて、運動会までに現金を稼ぐことはできるのでしょうか。
ちむどんどん#7ネタバレ 靴と体操着のための賄い仕事
優子がまかないをしている工事現場から始まる
作業員の男性がぎっくり腰で倒れてしまう。そこですかさず優子が自分を使って欲しいと願い出る。

優子:うちにやらせて下さい!
『金が欲しいのか』という言葉に優子は頷くが、なかなかの言葉だと思いました。現金収入が欲しくて働いているわけだが、自分のプライドを下げてでも仕事を取らなくてはいけない状況に一瞬躊躇した優子の表情が印象的でした。
周りから女には無理な仕事だと言われても頭を下げる優子に、まとめ役人が仕事をさせてくれることになりました。

暢子:学校帰りに、お母ちゃんが工事現場の仕事をしている姿を見てしまう
重労働をしている母の姿を見て、居た堪れない気持ちになったのではないだろうか。10歳ほどの女児が言いたいことを我慢してしまうような感じなのでしょう。
運動会に向けて子供たちの気持ち
学校では比嘉家の子供たちに対していじめをしてくる嫌な奴がいるが、喧嘩を売ってきても腹は立つが悟や良子が止めに入り、賢秀の天然パワーで大ごとになることは今のところない。
沖縄本島北部やんばる地域の子供たちにとっての大イベントである「運動会」に向けて子供たちの胸の内は一人一人違っていて、叶いそうで叶わないそんなところが切ない気持ちになります。

賢秀:靴が新しくなれば運動会リレーで負けることはない!お母ちゃんは買ってくれるはずだ!

良子:体操着がボロボロで、新しいのが欲しいけど、我慢しないといけないのかな。

暢子:靴がボロボロだけど、お母ちゃんに言えるわけがない。自分の実力で勝ってみせる!

歌子:毎年ビリ、でも今年はビリにはなりたくない!
運動会で周りの人を見返したい。比嘉兄弟の思いは同じなのになかなか上手くいかない。
人からもらうのは違うし、そんな自分にはなれない。子供たちの力ではできることはホンの少しなんですよね。
工事現場長の計らいで現金収入を得ることができた優子
賢秀の靴と良子の体操着を購入して帰宅した優子。
ここまでは良かった。ここまでは。
せっかく工事現場長が多めに日当を出してくれて手に入れた靴と体操着が一晩で無惨な形になるなんて、賢秀という子は本当に言葉になりません。しかも、諦めも早い。自分のせいだから早く忘れてくれということなのでしょうね。恐るべし、賢秀。

良子:運動会は休む
小学校の高学年の良子にとってはボロボロの体操着は恥ずかしくてしょうがないんです。女の子ですから当然です。それも、一瞬ですが真っ白の新しい体操着を買ってもらえたのに台無しにしてしまった悔しい気持ちもあるのでしょう。時間内に来れたらいいのですが。
運動会当日の比嘉家の子供たちの様子
近所の人もたくさん運動会に集まっています。村の大事なイベントです。
お弁当を持ち寄って市民運動会のような賑やかでほのぼのした雰囲気なところはいいですね。

歌子:練習した成果が出ている様子で前半はいい走りをしています。後半は失速してしまって残念ではありますが、達成感はあった様子。
智に1等賞の手作りのメダルをかけてもらって満足げな歌子。運動会のために苦手な走りを頑張ってよかったね。来年はきっとビリではないでしょう。

暢子:絶対、勝ってみせる!とスタートするが、靴が切れて転倒してしまう。
『まさかや〜』
子供の靴は消耗が激しいはずです。あんなに山や川を走ったりしているんですから、しかも暢子の靴は室内ばきのようなズックでしたし。賢秀がダメにしてしまったシューズであれば切れて転倒ということはなかったのではと思うとかわいそうになります。
ズックはシューズより安いはずですもんね。
ちむどんどん#7ネタバレ 靴と体操着のための賄い仕事まとめ
暢子が倒れたところで終わりましたが、ちむどんどん#7ネタバレはいかがでしたでしょうか?
今回、一言でいうと「賢秀を信じてはだめ」だと言うこと。
それが、良子の学ぶことだと思います。
普段はわかっている子なんですけどね、良子の心の負担がまた増えたのではないでしょうか。
良子は運動会に出て、どういう結末になるのでしょうか。