
ウイルスに負けない身体を作るためには免疫力を高めることです。免疫力は薬を飲むのとは異なり、食事や生活習慣など誰にでもできることがほとんどです。健康な身体作り=免疫力UPと考えるとわかりやすいでしょうか。
いま一度、自分の生活習慣を見直してみてはどうでしょうか?
免疫力とは?
生まれつき誰もが持っている免疫力とは、体内で発生したガン細胞や外から侵入した細菌やウイルスと戦って病気にならない人がもともと持っているきのう。
免疫力が下がる原因とは?
●加齢
●過剰なストレス
●生活習慣
●腸内環境のバランスが悪い
加齢が原因で免疫力が低下するとは
加齢によって様々な機能低下が起こるため免疫力が低下していきます。何も対策をしなければ免疫力は40代で急激に低下していきます。
加齢による免疫力低下の予防としては、摂取カロリーを通常の腹八分目にして、軽い運動を毎日継続することです。ビタミンEやCは積極的に取るような食生活をすると良いようです。
過剰なストレスが原因で免疫力が低下するとは
過剰なストレスは自律神経のバランスを崩しやすくなります、ストレスは発散できると軽減できますが、方法がわからなければ面白い番組で笑うか、映画で泣くなど感情を表に出して見て下さい。スッキリできるはずです。
バランスの良い食事、熟睡できる睡眠、気分転換になるような運動を続けることでストレスを軽減できる。
生活習慣が原因で免疫力が低下するとは
不規則な生活が原因で体内時計が乱れて免疫力低下してしまうと言われています。朝の陽射しを浴びる生活をしてぐっすり夜眠れる生活が対策になります
腸内環境のバランスが悪いと免疫力は低下するとは
免疫力の60%〜70%は腸が占めているので腸内環境が悪くなれば免疫力は低下します。逆に免疫力を高める方法は腸内環境を良くすることが最も良いのです。
免疫力が下がると身体はどうなる?
●インフルエンザなどウイルスや感染症にかかりやすくなる
●お肌が荒れる
●花粉症やアトピーなどのアレルギー症状が悪化しやすくなる
●下痢、便秘に悩まされる
●身体が疲れやすくなる
●癌などの病気を発症するリスクが増える
腸内環境がいいとはどういう状態なのか?
腸内環境が良い悪いと言う表現をよく聞きますが、一体どのような状態のことなのでしょうか。腸内環境が良いというのは、腸内細菌のバランスが整っていることをいいます。腸内環境の状況は毎日の便によっておおよそは判断できると言われています。目安になるのは便やおならの臭いから判断できます。腸にいい善玉菌は嫌な臭いが少ないのに腸に良くない悪玉菌からは嫌な臭い物質が作られるのです。おならが臭いって感じている方は腸内環境を整えるよう生活習慣や食べ物を見直してみると良いでしょう。
便秘だと腸内環境が悪いと思うのは勘違い?
便秘ガチだと腸内環境が悪いのではと心配されている方は多いと思いますが、決して便秘=腸内環境が悪いではありません。お通じの回数だけでは言いきれないもの。お腹が張って苦しいとか、お通じがあってもすっきりしないとか症状によって判断されるようです。心配でしたらお医者さんに相談して見て下さい。
免疫力の60%〜70%は腸が占めているので、免疫力の良し悪しは腸の良し悪しとなります。腸内環境が健康であれば、免疫力を高めることができます。
腸内環境を良くする食べ物はたくさんあります
腸内環境のバランスを整えるヨーグルトや漬物、味噌汁などの発酵食品、食物繊維やオリゴ糖は免疫細胞のバランスを改善する食材だと言われています。他には、糠漬けなど食物繊維をエサとして増える酪酸菌やお茶などに含まれるポリフェノール類、青魚に多く含まれるEPAなどのn-3系不飽和脂肪酸も免疫力アップには欠かせない栄養です。
腸内環境を良くする食べ物の食材例
●ヨーグルト
●漬物
●味噌
●食物繊維
●オリゴ糖
●トマト
●リンゴ
●お茶
●青背魚
腸にいい食べ物と言うとヨーグルトが代表のように言われますが、どれでもいいと言うわけではありません。人それぞれ合うヨーグルトも異なります。味の好みもあるかとは思いますが、腸内環境を整えるために選ぶヨーグルトならば2週間ほど様子を見て、効果を感じられないようでしたら別のヨーグルトに変えてみるといいでしょう。また、ヨーグルトにこだわるのではなく漬物や味噌など他の発酵食品も試してみるのもお勧めします。
免疫力を高める方法は?腸内環境を整えれば免疫力を上げることができるまとめ
免疫力は高齢になるほど低下していきます。でも生活習慣や食生活などで低下をなだらかに変化させることも可能なんです。少しでも緩やかな低下にしたいならば今日から見直しを始めましょう。