
花粉症アレルギーで生活に支障が出てくると市販の薬を買って飲みますよね。
花粉シーズン前に医者にかかって薬を飲み始めるという方法もありますが、なかなか病院に行くのも時間がかかって面倒だと思います。花粉症は発症してしまうと簡単に完治することは難しいので毎日食べ続けられる食べ物も取り入れていくといいでしょう。
花粉症の症状がやわらぐかもしれない食べ物
花粉症アレルギーは食べ物でやわらぐ可能性があります。薬と違って治ることは難しいかもしれませんが、どれも身体にとっていい効果を及ぼす食材ばかりなので毎日の食生活にプラスできそうなものがあれば、積極的に食べるようにされるといいですよ。
● 納豆、キムチ、味噌などの発酵食品
● チョコレート
● 青魚
● エゴマ油、亜麻仁油
● カモミールティなどのハーブ
納豆、キムチ、味噌などの発酵食品で腸内環境を整えましょう
納豆やキムチなどの発酵食品には、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌がいっぱい。花粉症は腸内環境を整えることで免疫力アップにつながり、結果辛いアレルギー症状を和らげられるかもしれません。納豆やキムチ、ヨーグルトなどの発酵食品はスーパーやコンビニなどで購入できるので、毎日の食事に取り入れてみてください。
チョコレートのポリフェノールで免疫力アップ
近頃では、チョコレートも健康的な食べ物の一つです。チョコレートの原料のカカオは発酵食なんです。知ってましたか?
チョコレートにはポリフェノールが豊富で、老化防止の食品として女性たちに浸透しはじめたところですが、花粉症にもいいなんて嬉しい限りです。ただし、体内に貯めておける成分ではないので、美容のため、健康のためには毎日続けることです。
青魚を積極的に。イワシや鯖が効果的
花粉症の原因は、「ヒスタミン」というアレルギー物質です。イワシやサバなど青魚に含まれるDHAやEPAには、花粉症の原因と言われているヒスタミンの働きを抑えることができます。
簡単に食べられるお肉が魚より好きで毎日食べてるご家庭は多いと思いますが、花粉症シーズンは特に青魚を食べる機会を増やすといいでしょう。
エゴマ油や亜麻仁油は青魚と同じくらい花粉症対策になる
青魚を食べる回数を増やすことが難しい方は、代わりに「エゴマ油」「亜麻仁油」を毎日摂るようにすると同じ効果が得られるようです。エゴマ油や亜麻仁油には、「n-3系脂肪酸」「αリノレン酸」が多く含まれています。αリノレン酸には、DHAと同じように花粉症のアレルギーを抑える働きがあるので、毎日摂るようにしましょう。
ただ、油といってもオリーブオイルと違って加熱調理用には向いていないので、サラダに直接かけると取りやすくなるかもしれません。
エゴマ油や亜麻仁油は、毎日スプーン一杯を目安に飲むこともOK。慣れないと少し抵抗を感じることもありますが、薬と思って飲む習慣を持つと腸内環境を整ってくるでしょう。
カモミールなどのハーブティーを飲みましょう
ハーブも花粉症対策にいいと言われています。リラックス効果が高いと人気の高いカモミールやレモンバームは、花粉症にもいいんです。抗アレルギー作用にもいいなんて飲まないなんてもったいないかも。
ハーブは全般的に抗酸化作用の高いポリフェノールが多く、アレルギー症状の元と言われるヒスタミンの分泌を抑える働きがあります。ハーブティーはリラックス効果が高い飲み物なので、就寝前にカモミールティーやレモンバームを飲むことをお勧めいたします。
花粉症患者が悪化する食べ物
リノール酸を多く含む食べ物や動物性タンパク質の取り過ぎは、花粉症アレルギー症状を悪化させる可能性があるので、控えましょう。
花粉症の予防になる食べ物と悪化する食べ物まとめ
花粉症アレルギーを和らげられる食べ物は、腸内環境を整えてくれたり、老化防止や免疫力アップが期待できる優れた食材ばかり。しかも、調理しなくても食べられるものも多いのでカラダのために続けてみてはいかがでしょうか。
ただし、毎日消化されてしまうので毎日摂取しなくてはいけません。花粉症アレルギーが発症する前から継続的に摂るようにするといいですね。