磯がにの生活

磯ガニの飼育に必要なアイテムとエサは何がいい?ケースの掃除の仕方は?

蟹飼育

海で出会った蟹さんを育てています。

潮干狩りに行ったときや、海に遊びに行って、蟹さんを捕まえてしまったり、荷物に蟹さんがまぎれていたことがきっかけで、自宅で蟹を飼うことになった経験はありませんか?

私は、蟹さんと生活しています。海で出会った、小さな磯蟹です。最初はクモかと思いました。でも、よーく見たら蟹で・・・なんで蟹が家にいるんだと思ったら、どうも潮干狩りでとってきたあさりについてきちゃったみたいなんです。

最初はどうしようかと迷いましたが、何かの縁かなと思って我が家で育ててみることになりました。生活するなかで、知った磯ガニの習性や気をつけたことなどをご紹介します。

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磯ガニの飼育のポイント

最初に、小さくても磯ガニは生き物です。毎日の世話がむずかしい方は、すぐ海に返してあげてください。磯カニの育て方は、難しいものではありませんが、ほったらかしでもいいということではありません。毎日、様子をみて居心地のいい空間を作ってあげてください。

カニは1ケースに1匹だけいれてください。
カニは、脱皮をします。脱皮したときに、他のカニに襲われるという悲しい事例が多いので、複数飼う場合でも1匹ごと個室で飼うようにしましょう。

>>磯がに脱皮のタイミングは?前兆と対処方法は?抜け殻は食べるもの?

それから、カニは、横に歩くと思われていますが、縦に登ることも大好きです。大きな石に登ったり、ケースを上に登ったりします。目の前でカニを見ているときは大丈夫ですが、少しでも場を離れるときはフタを必ずするようにしてください。

カニのケースを掃除する場合でも、カニを直接触ってはいけません。直接触らずに、別の入れものに追い入れて休ませておきます。カニを出してから、ケース内をきれいに洗ってくださいね。

蟹さんはデリケートですので、むやみに触ることはやめてあげてください。長く飼っていると脱皮することがあります。脱皮できるってことは、うまく育てられている証になります。脱皮しているときは、とくに触ってはいけません。脱皮した殻を海水からだして、一日ほどはそ~っとしてあげるといいですよ。

磯がに飼育は、ブクブクを入れなくても出来ます。海水を綺麗な状態でキープできないようでしたら最初からブクブク(濾過装置)をケースの中に入れることをお勧めします

磯ガニの飼育に必要なアイテムとエサは何がいい?

カニ飼育に準備するアイテムとは?

  • カニが入るケース
  • 海水(本物の海水、人工海水)
  • エサ(しらす、あさり、イカなど魚介)
  • 砂、石など
  • カニが隠れられる貝や、入れ物
  • 水温計
1代目のカニさんの時はブクブクなしで海の海水を使用していました。

カニを育てるためのアイテムはこれくらいです。ケース以外は、海で準備することができます。ケースの大きさを考えて、カニがいた環境にちかい空間をケースの中に作ってあげましょう。

自然で生活している磯ガニの負担にならない環境を作ってあげると安心してくれますよ。

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私のカニさんは、ケースに、ダイソーの500円の虫かごを使っています。サイズが大中小とありますが、カニさんは小さくても、石やお家をつくってあげると狭くなりますので、一番大きな500円ケースがオススメです。

イソカニのえさは何をあげる?

  • しらす
  • あさり
  • かまぼこ
  • イカ

イソガニは、アサリのいる海で生活しているので、あげると喜んで食べてくれます。他に、常にあげているのは、「しらす」。小さなカニだとしらす1/3くらいしか食べないかもしれません。体の成長にともなって食べる量は変わってきます。変化をみながら、量は増やしてあげましょう。

しらすを食べるときのカニさんはとっても可愛らしいです。カニさんも性格があるようで、こっそり家の中で食べる子や、こちらに食べる姿をみせてくれる子もいます。動きもそれぞれなので、好きな動きなどを知って、家づくりをしてあげるのもいいですよ。

>>磯がにの餌や水の量は決まりがある?

カニケースの掃除の仕方は?

カニを飼育しているケースの掃除は、少なくとも2日に一度はやります。

海水を使用しているので、海水の濃度が濃くなることとエサで海水が汚れるために、基本毎日海水をかえ、石を洗い、砂を洗っています。毎日っていうと、めんどうだと思われるかもしれませんが、かかる時間は、10分程度です。

一見きれいに見えるケースの中も、海水は毎日蒸発するので海水の濃度が高くなってしまう危険があります。水位をチェックしてカルキ抜きをした水を足すという方法もありますが、水位を確認するほど海水を使っていない場合は、総入れ替えしたほうが簡単だと思います。

砂や石を洗うのは、水道の水でしっかり洗います。毎日洗っていれば、さほどぬめりは感じませんが、ぬるぬるするようでしたら、キッチンペーパーやタオルの切れ端で拭き洗いをするときれいになりますよ。

ケースの海水の水位で線がついてしまうことがあるので、ここもきちんと水かお湯で洗いましょう。

1代目のカニさんのケース掃除はまめにやっていました。自然の海の海水をキープするためには必要かと思いこまめに掃除していました。

海水の代わりに人工海水でも育てられます

オススメは、海水ですが、海に近い方でないと海水って準備できませんよね?そんな方には、人工海水を使われるといいと思います。人工というと、ちょっと不安なイメージを感じますが、海の魚を飼育している方が安心して使われているものなので、正しく使っていただければ心配はないと思います。

  • インスタントオーション プレミアム
  • テトラ マリンソルト プロ
  • ライブシーソルト
  • レッドシーソルト
  • コーラルプロソルト

これらが比較的使いやすい人工海水のようなので、お店と相談して使ってみてはいかがでしょうか。

磯ガニの飼育に必要なアイテムとエサは何がいい?ケースの掃除の仕方は?まとめ

カニの飼育のポイントやカニが安心できるケースを作るのに必要なアイテムやえさについてご紹介しました。

磯ガニさんは海でよく見かけます。比較的、育てやすいカニさんです。育てることになりましたら、毎日話しかけて大切に育ててあげてくださいね。ケースには1匹だけですからね!

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