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血液シミを洗濯で落とす方法と頑固な血液シミが残った場合の対処方法

シャツに血液がついて困った

血液が洋服についてしまった時どうしたらいいか知っていますか?

先日、採血をして時間が経ったので血液留めの絆創膏を外したあと血管に溜まってた血液がシャツに染みてしまうというハプニングがありました。袖に5箇所の血液ジミ出来ていました。

血液って少しなら適当に水洗いで落ちたように思いますが、シャツ袖に5箇所もあるので調べてちゃんと対処したいと思います。

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血液は洗濯で落とせるのか?

血液のシミは水溶性の汚れなので水で落とせます。ついてすぐに水洗いできれば、ほぼ綺麗に落とすことは可能ですが、時間が経てばたつほど血液のタンパク質が硬化して落ちにくくなります。 

万が一、時間がたった血液シミであっても落とす方法はありましたので、諦めなくて大丈夫です。血液がついても綺麗に落とすことはできるので水で洗い流すことを覚えておきましょう。

洗濯する前に水で洗える素材なのかを確認しましょう。自宅で洗えるのは水で洗える素材のみです。水で洗えない素材の場合は、無理に触ると元に戻らないかもしれないので自分ではせずプロに任せましょう。

血液落としに準備する用具

●食器用中性洗剤
●タオル
●歯ブラシ

血液シミを水で洗っても残った場合は、普段使っている食器用中性洗剤で落とすことができます。素材が弱いものや伸びやすいものの場合は、手でもみ洗いをするとヨレヨレしてしまいますので、歯ブラシなどでトントンと叩きつつ汚れを落としていきます。

丈夫なタイプの素材の場合は、もみ洗いすると落ちます。洗剤の泡でわかりずらくなったら、一度水洗いして汚れの残り具合をチェックして、繰り返し汚れを落としていきます。

ほぼこれで血液シミは落ちると思いますが、残りは他の洗濯物と一緒に通常の洗剤を入れて洗濯機で洗ってください。

頑固な血液シミが残ってしまった場合

洗っても血液シミが薄く残っている感じがするなら、セスキ炭酸ソーダを水で溶いてつけおきしてみましょう。水1Lに小さじ1杯程度を目安に濃度は調整します。これでスッキリすると思いますよ。

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血液シミを落とす他の方法

●大根おろし
●粉末酸素系漂白剤
●マジックリン
●アンモニア水
●セスキ炭酸ソーダ
●オキシクリーン
●オキシドール

大根おろし

大根には「アミラーゼ」というタンパク質を分解する酵素が含まれていますので、血液や牛乳のシミを落とすことができます。

大根おろしでできた汁をガーゼなどにつけてポンポンと血液シミにたたき込むと汚れが分解されて落ちます。

粉末酸素系漂白剤

血液汚れはアルカリ性の洗剤が適しているので、粉末の酸素系漂白剤を選びましょう。

マジックリン

意外な感じがしますが、マジックリンはアルカリ性洗剤なので血液を落とすことができます。ただし、アルカリ性じゃないマジックリンもあるので間違えないようにしましょう。

アンモニア水

アンモニア水は、血液やワイン、紅茶のシミ取りもできます。アンモニウムという成分が、血液の主成分であるタンパク質を分解して汚れを落としてくれます。

セスキ炭酸ソーダ

セスキ炭酸ソーダを溶かした水に2時間ほどつけておくと血液シミは落としことができます。セスキ炭酸ソーダは洗浄力がありますが、手荒れもしにくいので使いやすい洗剤です。

オキシクリーン

つけ置き洗いで話題のオキシクリーンは、アルカリ性なので血液汚れを落とすことができます。

オキシドール

オキシドールは、怪我をした時の消毒に使う薬のイメージが強いですが血液汚れにも使うことができます。血液シミを完璧に取ることはできないかもしれませんが、他にアルカリ性洗剤が見つからない場合は代用できます。

綿棒にオキシドールを湿らせて、血液汚れ部分をたたいて落としてみましょう。

血液シミを洗濯で落とす方法と頑固な血液シミが残った場合の対処方法まとめ

血液が服についてしまった時って焦りますよね。でも、すぐに水で落とすことができるので安心してください。血液には水です。お湯はダメ、ぬるま湯よりも水が最も落ちやすいので覚えておきましょう。

すぐならほぼ血液汚れは落とすことは簡単ですが、時間がたった汚れは手間や時間がかかる場合もあります。それでもほとんど落ちますので、水洗いできる素材のものなら心配は要りませんよ。

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