革製バッグのカビは、天日干し・重曹水・エタノールで除去できる!
さらに、除湿・通気性の確保・定期的なお手入れでカビを予防できます。
お気に入りの革製バッグにカビが生えてしまったら、すぐに適切な対処をすることが大切です。
天日干しで乾燥させるだけでなく、重曹水や消毒用エタノールを使えば、しつこいカビも除去できます。
さらに、湿気の少ない場所で保管し、定期的に汚れを拭き取ることでカビの再発を防ぐことが可能です。
この記事では、自宅で簡単にできる革製バッグのカビ取り方法と、カビを防ぐメンテナンス法を詳しく解説します。
大切なバッグを長く使いたい方は、ぜひ最後までチェックしてください!
革製バッグのカビの落とし方と予防法!自宅でできる簡単メンテナンス
お気に入りの革製バッグ、久しぶりに使おうと思ったらカビが生えていた…そんな経験はありませんか?
革製品は湿気や汚れを吸収しやすく、適切なケアをしないとカビが発生してしまいます。
でも、安心してください!
自宅で簡単にできるカビ取り方法と、カビを防ぐメンテナンス方法をご紹介します。
革製バッグにカビが生える原因とは?
革製バッグにカビが生える主な原因を3つ紹介します。
カビの発生を防ぐには、まずその原因を知ることが大切です!
革のタンニンや油脂がカビの栄養源になる
革製品には「タンニン」や「油脂」が含まれており、これがカビの栄養になってしまいます。
また、バッグの持ち手についた手の皮脂や、クリームの拭き残しもカビの繁殖を助ける原因です。
湿気の多い環境で保管している
クローゼットや押入れなど、湿気のこもりやすい場所で保管するとカビが発生しやすくなります。
カビは湿度70%以上の環境を好むため、特に梅雨時期は注意が必要です。
汚れや皮脂が付着しやすい
外出時、バッグにはホコリや花粉、皮脂などが知らないうちに付着します。
これらがカビの栄養源となり、放置するとカビの温床になってしまうのです。
革製バッグに生えたカビを落とす方法
革製バッグのカビは放置するとどんどん広がります。
すぐに適切な方法で対処しましょう!
天日干しで自然殺菌
紫外線にはカビを殺菌する効果があります。
天日干しは一番手軽な方法なので、まず試してみましょう。
手順
- 乾いた柔らかい布で、カビを優しく拭き取る。
- 10時〜14時の間に風通しの良い場所で天日干しする。(直射日光は避ける)
- 完全に乾いたら、革専用の保湿クリームを塗る。
- 余分なクリームを乾いた布で拭き取る。
💡 ポイント
長時間干しすぎると革が乾燥しすぎてしまうので、2〜3時間を目安にしましょう。
重曹水を使ってカビを拭き取る
重曹水はアルカリ性で、カビのタンパク質を分解する効果があります。
手順
- 水100mlに小さじ1の重曹を溶かして重曹水を作る。
- 柔らかい布に重曹水を含ませ、カビ部分を優しく拭き取る。
- クエン酸または酢とオリーブオイルを1:1で混ぜたものを全体に塗る。
- 乾いた布で余分な油分をしっかり拭き取る。
💡 ポイント
重曹だけでは革が乾燥しやすいので、仕上げにオイルで保湿すると良いですよ!
消毒用エタノールでしっかり除去
エタノールはカビのタンパク質を分解し、再発防止にも効果的です。
手順
- 乾いた布に消毒用エタノールを含ませ、カビを軽く叩くように拭き取る。
- バッグの縫い目や金属部分は綿棒を使うと細かい部分まで清潔にできる。
- 天日干しでしっかり乾燥させる。
- 乾燥後、保湿クリームを塗り、乾拭きで仕上げる。
⚠️ 注意点
- エタノールは革によって変色の可能性があるため、目立たない場所でテストしてから使う。
- 揮発性が高いので、換気しながら作業する。
カビ取り専用クリーナーを活用する
カビ取り専用のクリーナーを使うと、カビ臭も一緒に除去できます。
ただし、クロコダイルなど特殊な革には使用できない場合があるので注意しましょう。
専門業者に依頼するのも選択肢
自分で手入れするのが不安な場合は、専門のクリーニング業者に依頼するのも良いでしょう。
特にブランドバッグや高級レザー製品は、自分で対処するよりもプロに任せた方が安心です。
革製バッグのカビを予防するには?
カビは一度除去しても、また発生する可能性があります。
以下の方法で、しっかり予防しましょう!
保管場所の湿気を取り除く
- クローゼットや押入れには除湿剤を設置。
- バッグ同士を詰め込みすぎず、風通しを確保する。
収納前に汚れをしっかり拭く
- 皮脂やホコリを残さないように、柔らかい布で拭く。
- 雨で濡れた場合は、完全に乾かしてから収納する。
通気性の良い袋に入れて保管する
- 不織布の袋を使用すると、湿気を防ぎやすい。
- 購入時に付いていた袋があれば活用しよう。
長期間使わない場合は新聞紙を詰める
- 丸めた新聞紙をバッグの中に詰めて湿気を吸収。
- ただし、湿った新聞紙は定期的に交換すること!
革製バッグのカビ対策Q&A
カビ臭を消す方法は?
- 乾燥させたお茶の葉をバッグの中に入れると、消臭効果あり!
- 炭をキッチンペーパーで包んで入れておくのも◎。
バッグの内側にカビが生えたらどうする?
- ナイロンや布ならアルコール除菌スプレーで拭き取る。
- 革の場合は、エタノール+保湿クリームの手順でお手入れ。
革バッグにカビ発生…そのまま放置はNG!今すぐできる対処法まとめ
革製バッグのカビは、天日干し・重曹水・消毒用エタノールを使って除去できます。
カビの再発を防ぐには、除湿・通気性の確保・定期的なお手入れが欠かせません。
カビの原因は、革に含まれるタンニンや油脂、保管場所の湿気、汚れの蓄積です。
カビが発生したら、まずは天日干しで乾燥させ、重曹水やエタノールで拭き取るのが有効です。
それでも取れない場合は、カビ取り専用クリーナーを使用するか、専門業者に依頼しましょう。
また、カビを予防するためには、バッグを適度に風通しの良い場所に保管し、定期的に汚れを拭き取ることが重要です。
湿気対策として除湿剤を使ったり、通気性の良い袋に収納したりするのも効果的です。
大切なバッグを長く愛用するために、正しいカビ対策とお手入れ方法を実践してみてください!