あの「パンッ!」って音、聞いたことありますか?
そう、ゆで卵をレンジで温め直そうとして、爆発してしまったときの音です。
「冷蔵庫から出したゆで卵、ちょっとだけ温めたい…」そんな時ってよくありますよね。
でも、何も考えずにそのままチンしてしまうと、大惨事になってしまうことも。
この記事では、「ゆで卵のレンジ温めなおし」に潜む危険性と、爆発を防ぐための安全な温め方をわかりやすく紹介しています。
電子レンジでやってはいけないNG例から、簡単で確実な7つの温め方、さらに万が一爆発してしまったときのお掃除方法まで、すべてまとめてお届けします!
もう二度と、レンジの中を卵だらけにしなくて済みますよ。
ぜひこの記事を読んで、安全で快適な「ゆで卵ライフ」を手に入れてくださいね♪
ゆで卵のレンジ温めなおしは危険?安全な方法を解説
ゆで卵のレンジ温めなおしは危険?安全な方法を解説していきますね。
なぜゆで卵はレンジで爆発するのか
ゆで卵は、見た目以上に繊細な食材なんです。
特に電子レンジでそのまま温めると、内部で急激に水分が熱せられて蒸気に変わり、逃げ場を失って爆発してしまうんですよ。
この爆発、けっこう派手で、レンジ内に黄身と白身が飛び散ってしまいます。
最悪の場合、ケガをしてしまう可能性もあるから本当に注意が必要です。
爆発音にびっくりしてしまった…なんて体験談もよく聞きますし、わたしも過去に「パンッ!!」という音に思わず飛び上がった経験があります。
レンジで温めるなら、ちょっとした工夫がカギになりますよ〜!
国民生活センターの注意喚起とは
実は、国民生活センターも「電子レンジでの卵加熱は危険」と明言しています。
特に、殻付きの卵や膜が残っている卵はNG。
水蒸気の逃げ場がないため、内圧が高まり、破裂してしまうんです。
「卵(ときほぐしたもの以外)を電子レンジで加熱してはいけません」と取扱説明書にもはっきり記載されていることが多いんですよ。
これ、意外と見落としてる人が多いポイント。
みなさんも、レンジを使う前に一度説明書を見直してみてくださいね。
レンジ加熱による火傷や故障リスク
卵が爆発すると、もちろん中身が飛び散ります。
それが加熱直後なら、超高温の黄身が手に当たって火傷してしまうことも…。
実際に、レンジの中で破裂した卵を取り出そうとして指を火傷したケースも報告されています。
さらに、レンジ内に飛び散った卵が故障の原因になることも。
ヒーター部分にこびりついたままにしておくと、発火リスクもゼロではないんです。
「ちょっとくらい平気かな?」なんて油断は、禁物ですよ〜!
やってはいけないNG温め方
・殻つきのままレンジでチン
・ラップで密封して加熱
・高出力(600W以上)で一気に加熱
これらは全部、爆発リスクが高いNGパターン。
特にラップでピッチリ包んでしまうと、まさに圧力鍋状態。
一気にボンッと破裂して、レンジの扉まで飛び散る危険性もあるので絶対に避けてください。
ちょっと面倒でも、安全な方法を選ぶようにしましょう。
誤った温め方で起きた失敗例
「冷蔵庫から出してそのままチンしたら、大爆発してキッチンが大惨事に…」
「500Wで1分加熱したら、突然“パン!”と音がしてビックリした」
こういった失敗談、SNSでもよく見かけますよね。
筆者の友人も、ゆで卵をそのまま温めたことで爆発し、レンジの天井に黄身がへばりついて取れなかったとか。
安全な温め方を知らずにチンしてしまうと、意外と多くの人が似たような失敗をしてるんです。
絶対に安全な温め方法の基本
基本中の基本は、殻をむく+蒸気の逃げ道を作ること。
穴をあけたり、半分にカットしたり、水を使うなど、圧力がこもらないようにする工夫がポイントです。
また、高温・高出力はNG。
150〜300Wの弱いパワーで、様子を見ながら少しずつ温めるのが大事。
お湯を使った間接的な温めも効果的ですよ〜!
温め後の取り扱いの注意点
温め直したゆで卵も、食べるときにはちょっと注意が必要です。
・内部に熱がこもっている可能性がある
・半熟卵は黄身が熱すぎることがある
・加熱ムラがあると、一部だけ熱くなっていることも
一口かじる前に、スプーンで中を割って確認するなどのひと手間を忘れずに。
とくにお子さんがいる家庭では、火傷しないようにしっかり温度を確かめてくださいね。
ゆで卵を爆発させずレンジで温める7つの方法
ゆで卵を爆発させずレンジで温める7つの方法を、順番にわかりやすくご紹介していきますね。
殻をむいて穴をあける方法
この方法は、最も手軽でありながら効果的な温め方です。
まず、ゆで卵の殻をしっかりむきます。
そのあと、爪楊枝や竹串などで、卵全体に5箇所ほど穴をあけてください。
この穴が、水蒸気の逃げ道になるんですよ。
耐熱皿にのせて、ラップをせず、150〜300Wの低出力で20秒ずつ様子を見ながら温めます。
加熱が不十分なら、追加で10秒ずつ足していくのがコツです。
注意点として、穴は白身だけでなく、できるだけ黄身に近いところまであけること。
ちょっと見た目はボコボコになりますが、これで爆発リスクがぐっと減ります。
とくに初心者さんには、この方法がおすすめですよ〜!
ゆで卵を半分にカットして温める方法
これは、ゆで卵を物理的に“開放”してしまう方法。
殻をむいた卵を包丁で縦に半分にカットし、耐熱皿に並べます。
このときもラップはかけず、やはり低出力(150〜300W)で短時間ずつ温めるのが基本。
黄身が外気に触れるので、爆発の心配はほとんどありません。
ただし、注意点もあります。
カットしたことで乾燥しやすくなり、加熱しすぎると黄身がパサパサになることも…。
黄身のしっとり感をキープしたい人は、少しだけ水を皿に垂らして一緒に加熱すると、ほどよくしっとり仕上がりますよ!
筆者もこの方法をよく使っていて、朝ごはん用に作り置きした卵が、あっという間にホカホカになります♪
耐熱容器に水とアルミホイルで包んで加熱する方法
ちょっと上級者向けのテクニックですが、これも安全な方法のひとつ。
まず殻をむいたゆで卵をアルミホイルでゆるく包みます。
それを耐熱容器に入れ、水を卵が完全に浸かるくらいたっぷり注ぎましょう。
そしてふわっとラップをかけて、低出力で少しずつ温めます。
この方法が安全な理由は、アルミホイルが完全に水に浸かっているから。
電子レンジでアルミホイルを使うのは通常NGですが、水に沈んでいれば電磁波の影響を受けにくく、火花も散らないんです。
ただし、アルミホイルの一部でも水面から出ていると危険なので、しっかり沈めることを忘れずに!
解凍モードを使った加熱方法
お使いの電子レンジに「解凍モード(defrost)」がある方は、ぜひこの機能を活用してみてください。
通常の加熱モードよりも穏やかに熱を伝えるので、卵が爆発しにくくなります。
やり方は簡単。
殻をむいたゆで卵を耐熱皿にのせ、ラップなしでそのまま解凍モードで30秒ほど加熱します。
これでも足りない場合は、10秒ずつ追加していきましょう。
特に半熟卵など、やわらかめの仕上がりが好きな人にぴったり。
筆者も半熟卵が好きなので、この方法は愛用中です♪
低出力レンジで20秒ずつ温める方法
シンプルですが、失敗しない確実な方法。
とにかく「低出力」で「ちょっとずつ」が大原則です。
150〜300Wの設定にし、20秒ずつ様子を見ながら加熱。
「あと少し温めたいな」と思っても、欲張らずに10秒ずつ追加してください。
焦って600Wや900Wで一気に加熱すると、思わぬ事故になりかねません。
この方法は、他の加熱法(穴をあける・カットするなど)との組み合わせでさらに安全性UP!
お子さんと一緒に食べるときにも安心ですね。
レンジ用ゆで卵メーカーを使う方法
最近は、レンジでゆで卵を作れる「ゆで卵メーカー」も人気です。
じつはこれ、再加熱にも使えるんですよ!
使い方は、メーカーの説明書に従って水と一緒に卵を入れてチンするだけ。
殻つきのままでもOKな場合が多く、とても手軽です。
ただし、製品によって加熱時間が違うので、取扱説明書を必ず確認してくださいね。
「mitas ゆで卵メーカー」なんかは使いやすくておすすめ♪
家に1つあると便利ですよ〜!
コップのお湯を使う間接温め法
電子レンジで直接加熱するのが不安な方に、最も安全なのがこの方法。
コップやマグカップに熱湯を注ぎ、そこにゆで卵を入れて5〜10分放置するだけ。
この方法なら、電磁波による急激な加熱がないので、爆発リスクゼロ!
特に半熟卵の再加熱にはぴったりで、やさしくじんわりと温まります。
筆者は朝の支度をしている間に放置しておくだけで、ちょうどいい温かさに♪
忙しい朝にもぴったりの裏ワザですよ〜!
卵の爆発掃除はどうする?電子レンジの簡単お掃除術
卵の爆発掃除はどうする?電子レンジの簡単お掃除術を紹介しますね。
爆発後すぐの掃除のポイント
ゆで卵がレンジ内で爆発したとき、掃除はできるだけ早く行いましょう。
加熱直後の卵は高温なので、まずは5〜10分ほど放置して冷ましてください。
その後、乾いたキッチンペーパーやティッシュで大きな汚れを軽く拭き取ります。
残った汚れは固くこびりついていることが多いので、湿らせた布でふやかすのがコツ。
無理にこすらず、じんわりと時間をかけて拭き取ると、傷をつけずにきれいになりますよ。
熱いうちに触るとやけどの危険もあるので、あわてず落ち着いて掃除してくださいね。
レンジ内の臭いを取る方法
卵の黄身が飛び散ったあと、あの独特の「たまご臭」がしばらく残るんですよね…。
そんなときは重曹水やレモン水を使った蒸し掃除が効果的!
方法はこちらです。
ステップ | 内容 |
---|---|
材料 | 耐熱ボウル、水200ml、重曹 小さじ1(またはレモン汁 大さじ1) |
手順1 | 材料をボウルに入れて混ぜる |
手順2 | ラップせずに電子レンジで3〜5分加熱 |
手順3 | 扉を閉じたまま10分放置(蒸気で汚れを浮かせる) |
手順4 | 庫内をやわらかい布で拭き取る |
これでイヤなにおいもほとんど気にならなくなりますよ〜!
わたしはいつもレモン水派。香りがすっきりして、掃除の後も気分が上がります♪
重曹や酢を使った掃除テクニック
頑固なこびりつき汚れには重曹+酢の泡反応コンビが最強です。
やり方はこう!
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爆発した卵の汚れ部分に重曹をふりかける
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その上から酢をスプレーで吹きかける
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泡がシュワシュワと発泡するのを10分ほど放置
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柔らかい布やスポンジで拭き取る
この泡が汚れを浮かして、スルンと落としてくれるんです。
こすらなくても汚れがスルッと落ちて、気持ちいいですよ〜。
ただし、**研磨剤入りスポンジはNG!**傷がつくと故障の原因になりますので注意してくださいね。
掃除グッズのおすすめアイテム
もっと簡単にきれいにしたい!という方には、市販のお掃除グッズもおすすめ。
例えばこちら。
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レンジ専用スチームクリーナー(タンクに水と酢を入れてレンジ加熱)
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マイクロファイバークロス(水だけで汚れが落ちやすい)
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電子レンジ対応除菌シート(使い捨てで便利)
Amazonや100均でも手に入るものが多くて、コスパも抜群!
筆者は「怒った顔のスチーム掃除グッズ」を愛用中で、見た目もかわいいし楽しくお掃除できますよ。
掃除を楽にするための予防法
最後に、汚れを“予防”する方法も知っておくとラクですよ。
・耐熱カバーを使う(加熱中の飛び散り防止)
・キッチンペーパーで包んでチンする
・温める前に少し水を加える
・ゆで卵専用の加熱容器を使う
これらを習慣づけておくと、そもそも爆発しにくくなるし、掃除の手間がぐ〜んと減ります!
わたしも一時期は毎回爆発させてましたが(笑)、これらの工夫を取り入れてからは、レンジ掃除がめっちゃラクになりましたよ。
ゆで卵レンジ加熱の正解はこれ!爆発させないコツと対処法まとめ
ゆで卵のレンジ温めなおしは、方法を間違えると爆発の危険があるため非常に注意が必要です。
殻付きのままや、高出力での加熱はNG。
正しい方法としては、殻をむいて穴をあける、半分にカットする、低出力で短時間ずつ温めるなど、工夫が必要です。
特に「コップのお湯で温める方法」は、安全で簡単にできるのでおすすめ。
万が一爆発してしまった場合も、重曹やレモン水を使った蒸気掃除で臭いも汚れもすっきり落とせます。
また、レンジ掃除グッズや予防法を取り入れることで、トラブルを未然に防ぐこともできます。
ぜひ今回紹介した方法を活用して、ゆで卵を安心・安全に美味しく温め直してくださいね。