冬の雪遊びは、子どもにとって特別な体験。
でも「寒くてすぐ帰りたくなった」「服がぬれて風邪をひいた」という失敗談も少なくありません。
実は、雪遊びを楽しめるかどうかは服装で8割決まると言っても過言ではないのです。
この記事では、子どもが雪の中でも元気に遊べるように、基本の考え方から年齢別の服装ポイント、よくあるNG例までを分かりやすく解説します。
>>雪遊び全体の流れを知りたい方はこちらの記事をお読みください
雪遊びの服装で一番大切なポイント
雪遊びの服装で最も重要なのは、
「寒さ対策」と「ぬれ対策」を同時にすること」です。
雪の上では
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気温が低い
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雪で服がぬれやすい
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夢中で動いて汗をかく
という3つの条件が重なります。
そのため、ただ厚着するだけでは不十分。重ね着+防水が基本になります。
雪遊びの基本は「重ね着」
肌着におすすめの素材
一番内側に着る肌着は、汗をすぐ吸って乾く素材がベストです。
おすすめ素材
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ポリエステル
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吸汗速乾タイプのスポーツインナー
避けたい素材
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綿100%の肌着
綿は汗を吸うと乾きにくく、体を一気に冷やしてしまいます。
「寒い」と感じる原因の多くは、実はこの汗冷えです。
中間着の選び方
肌着の上には、体の熱を逃がさない中間着を着ます。
おすすめ
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フリース
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トレーナー
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薄手のダウンベスト(屋外用)
ポイントは
👉 動きやすさ
👉 厚すぎないこと
着込みすぎると動きにくくなり、転倒の原因にもなります。
アウターは防水が必須
一番外側は、必ず防水仕様のスキーウェア・スノーウェアを選びましょう。
チェックしたいポイント
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防水・撥水加工
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首元までしっかり閉まる
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雪が入りにくい構造
特に小さい子どもには、上下がつながった「つなぎタイプ」がおすすめです。
転んだり座ったりしても、お腹や背中から雪が入りにくく安心です。
年齢別|雪遊びの服装ポイント
幼児(未就学児)の場合
幼児は
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雪の上に座り込む
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すぐ転ぶ
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自分で寒さをうまく伝えられない
という特徴があります。
服装のポイント
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つなぎタイプのスノーウェア
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防水手袋(替えがあると安心)
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厚手で長めの靴下
「少し暑いかな?」くらいがちょうど良いことも多いです。
小学生の場合
小学生になると
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よく動く
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汗をかきやすい
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自分で脱ぎ着できる
という点を意識します。
服装のポイント
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上下セパレートのスノーウェア
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重ね着で体温調整しやすく
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ネックウォーマーや手袋の着脱が簡単なもの
動きやすさを重視し、汗をかいたらすぐ調整できる服装が理想です。
忘れがちな小物も服装の一部
雪遊びでは、服だけでなく小物もとても重要です。
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帽子:耳まで覆えるニット帽
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手袋:必ず防水タイプ
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靴下:厚手+替えを1足
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スノーブーツ:滑りにくく雪が入りにくいもの
特に手袋と靴下は、ぬれると一気に寒くなります。
替えを持っていくだけで、遊べる時間が大きく変わります。
よくあるNGな服装
最後に、雪遊びでよくある失敗例も確認しておきましょう。
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綿の肌着だけで出かける
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普通のジャンパーで雪遊び
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毛糸の手袋を使う
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長靴で代用する
どれも「すぐ寒くなる」「途中で帰る原因」になりがちです。
事前にしっかり準備することで、子どもは最後まで笑顔で遊べます。
雪遊びの服装はこれでOK!子どもが寒くならない重ね着と防寒対策まとめ
雪遊びの服装は、「重ね着」「防水」「動きやすさ」が基本です。
年齢に合わせた服装と小物をそろえるだけで、寒さや不快感は大きく減り、雪遊びの楽しさは何倍にも広がります。
しっかり準備をして、冬だけの特別な思い出をたくさん作ってくださいね。
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