【1月旅行おすすめ】20代・30代向け！冬を満喫する国内・海外旅行先ガイド

年末年始の慌ただしさが落ち着き、「どこかへ旅行に行きたいな」という気分が高まる1月。実はこの時期、旅好きにとっては見逃せない魅力が満載の、まさにおすすめのシーズンなんです。

この記事では、アクティブな20代・30代のあなたへ向けて、1月だからこそ楽しめる国内・海外のおすすめ旅行先を目的別に徹底ガイド！冬ならではの絶景や温泉、グルメ、イベントなど、最高の1年のスタートを切るための心に残る旅のヒントをお届けします。

1月の旅行は魅力が満載！冬ならではの楽しみ方とは？

お正月休みと春休みの間にあたる1月は、旅行の「狙い目」シーズン。

なぜなら、この時期ならではのお得なメリットや、冬にしか体験できない楽しみ方がたくさんあるからです。

まずは、1月の旅行がおすすめな理由を3つのポイントからご紹介します。

1月の旅行がおすすめな3つの理由

理由1：旅行費用がリーズナブル

1月、特に年始のピークを過ぎた中旬以降は、旅行業界の閑散期にあたります。そのため、航空券や宿泊施設の料金が他のシーズンに比べてぐっとお得になる傾向が。憧れの高級旅館やリゾートホテルも、リーズナブルな価格で宿泊できるチャンスが広がります。賢く費用を抑え、その分食事やアクティビティを豪華にするなど、コストパフォーマンスの高い満足のいく旅行を計画しやすいのが大きな魅力です。

理由2：冬ならではの絶景やイベントが豊富

冬は空気が澄み渡り、景色が一年で最も美しく見える季節。雪が創り出す幻想的な銀世界や、街を彩るロマンチックなイルミネーションなど、この時期にしか出会えない感動的な風景が日本各地に広がっています。

また、各地で開催される雪まつりやかまくら祭り、冬の花火といったイベントも、旅をさらに特別なものにしてくれます。

理由3：旬のグルメを堪能できる

冬は美味しい食材の宝庫！日本海側で獲れるカニやブリといった新鮮な海の幸、体の芯から温まるアツアツの鍋料理、温泉地ならではの滋味深い郷土料理など、その土地ならではの旬の味覚を存分に味わえるのも1月旅行の醍醐味です。

「食」をテーマに旅先を選ぶのも、冬の楽しみ方のひとつですね。

【目的別】20代・30代におすすめ！1月の国内旅行先10選

ここからは、「温泉で癒されたい」「絶景に感動したい」といった具体的な目的別に、20代・30代にぴったりの1月におすすめの国内旅行先をご紹介します。

心も体も温まる「温泉」で癒やされる旅

厳しい寒さの中で浸かる露天風呂は、まさに至福のひととき。雪景色を眺めながら温泉に浸かれば、日頃の疲れも優しく溶けていくはずです。

【山形】銀山温泉

大正時代の面影を色濃く残す、ノスタルジックな温泉街。

ガス灯が灯る夕暮れ時に雪が舞う景色は、まるで映画のワンシーンのようで、ロマンチックな雰囲気に包まれます。

川沿いに並ぶ木造旅館の風情あるたたずまいは、どこを切り取っても絵になります。

カップルでの旅行はもちろん、レトロな雰囲気が好きな女子旅にもおすすめです。

【大分】由布院温泉・黒川温泉

九州を代表する二大人気温泉地。由布院はおしゃれなカフェや雑貨店が軒を連ね、アートな雰囲気と街歩きを楽しめるのが魅力です。

一方、黒川温泉は里山の自然に囲まれた静かな環境で、趣の異なる旅館の露天風呂を巡る「入湯手形」が人気。

雰囲気の違う二つの温泉地を巡り、温泉三昧の贅沢な旅はいかがでしょうか。

冬にしか出会えない「絶景」を巡る旅

自然が織りなす冬の芸術は、息をのむほどの美しさ。寒さを忘れてしまうほどの感動的な景色に会いに行きませんか？

【北海道】オホーツク海の流氷・ジュエリーアイス

• オホーツク海の流氷: 1月下旬から3月にかけて、北海道のオホーツク海沿岸では流氷を見ることができます。
• 網走や紋別から出航する砕氷船に乗れば、氷を割りながら進む大迫力のクルーズを体験できます。
• ジュエリーアイス: 十勝地方の豊頃町大津海岸では、川の氷が海に流れ出て、波によって海岸に打ち上げられる「ジュエリーアイス」という現象が見られます。
• 太陽の光を浴びて宝石のように輝く氷は、特に日の出の時間帯が幻想的で、一度は見ておきたい奇跡の絶景です。

【山形】蔵王の樹氷

「スノーモンスター」とも呼ばれる蔵王の樹氷は、世界的に見ても珍しい自然現象です。

アオモリトドマツの木に雪と氷が付着してできる巨大な氷の彫刻群は、まさに圧巻の一言。

ロープウェイで山頂付近まで行けば、360度に広がる樹氷原のパノラマビューが待っています。

夜にはライトアップも行われ、昼間とは違う幻想的な雰囲気を楽しめます。

【埼玉】秩父の三大氷柱

都心からのアクセスも良い埼玉県の秩父地方では、冬になると3つの巨大な氷柱が出現します。

• 三十槌（みそつち）の氷柱: 岩肌から染み出た水が凍ってできる、幅約50mにも及ぶ天然の氷柱。
• あしがくぼの氷柱: 人工的に水を撒いて造られた、ダイナミックな氷の芸術。
• 尾ノ内百景（おのうちひゃっけい）の氷柱: 吊り橋から眺めることができる、壮大なスケールの氷柱。

いずれも1月上旬から2月下旬が見頃で、夜間のライトアップでは色とりどりの光に照らされた氷柱が、幻想的な世界を創り出します。

冬の夜を彩る「イルミネーション」を満喫する旅

澄んだ冬の夜空の下で輝くイルミネーションは、寒さを忘れるほどロマンチックな気分にさせてくれます。

【三重】なばなの里

国内最大級の規模を誇る「なばなの里」のイルミネーション。

毎年テーマが変わるメインエリアの壮大な演出や、全長200mの「光のトンネル」など、圧倒的な光の世界に包まれる体験は忘れられない思い出になるでしょう。

2025-2026年のイルミネーションは、2025年10月18日から2026年5月31日まで開催予定です。

【山梨】河口湖冬花火

冬の澄み切った夜空と、雪化粧した富士山を背景に打ち上げられる「河口湖冬花火」。

湖畔から眺める花火は、夏とはまた違った凛とした美しさが際立ちます。

2026年は1月24日から2月23日までの土日を中心に開催が予定されており、週末の小旅行にもぴったりです。

アクティブに楽しむ「ウィンタースポーツ」の旅

冬といえば、やっぱりスキーやスノーボード！一面の銀世界を滑り降りる爽快感は格別です。

【新潟】越後湯沢

首都圏からのアクセスが抜群で、多くのスキー場が集まる人気エリア。

豊富な積雪量と質の良いパウダースノーが魅力です。

新幹線の駅に直結したスキー場もあり、手ぶらで日帰りも可能。初心者向けのコースやスクールが充実したスキー場も多く、初めてウィンタースポーツに挑戦する人にも安心です。

【誰と行く？】シーン別おすすめ旅行プラン

カップルにおすすめのロマンチック旅

女子旅・グループ旅におすすめの満喫旅

ちょっと足を延して海外へ！1月におすすめの旅行先

日本の冬を抜け出して、海外で特別な体験をするのもおすすめです。

温暖なリゾートでのんびり過ごすか、極寒の地でオーロラを探すか、あなたはどちらを選びますか？

温暖な気候でリフレッシュ！おすすめビーチリゾート

日本の寒さからエスケープして、常夏の島でリラックス。

1月は乾季にあたるリゾートも多く、気候が安定していて過ごしやすいベストシーズンです。

【タイ】プーケット

1月のプーケットは乾季にあたり、晴天が多く湿度が低いため、非常に過ごしやすい気候です。

平均気温は約27℃で、海の透明度も高くなるため、海水浴やマリンアクティビティに最適。

美しいビーチでのんびりしたり、活気あるナイトマーケットを楽しんだりと、リゾート気分を満喫できます。

【フィリピン】セブ島

日本から比較的近く、物価も安い人気のセブ島。

1月は乾季で、平均気温も26℃前後と快適に過ごせます。

雨が少なく天候が安定しているため、アイランドホッピングやジンベエザメと泳ぐツアーなど、多彩なアクティビティを存分に楽しめます。

冬ならではの体験！オーロラ鑑賞の旅

一生に一度は見てみたい、天空のカーテン「オーロラ」。冬は日照時間が短く、オーロラ鑑賞のベストシーズンです。

【カナダ】イエローナイフ

オーロラベルトの真下に位置し、晴天率の高さから世界有数のオーロラ観賞地として知られるイエローナイフ。

3日間の滞在でオーロラに遭遇できる確率は90%以上とも言われています。

1月は最も寒い時期で、気温が-30℃近くになることもありますが、その分、空気が澄み渡り、ダイナミックなオーロラに出会えるチャンスが高まります。

犬ぞりやスノーモービルといったウィンターアクティビティも楽しめます。

1月の旅行、服装と持ち物のポイント

冬の旅行を快適に楽しむためには、しっかりとした準備が欠かせません。

特に服装は旅の満足度を左右する重要なポイントです。

寒さ対策は万全に！服装の基本

訪れる場所の気候に合わせて、機能的でおしゃれな服装を準備しましょう。

• 基本の重ね着（レイヤリング）
  • ベースレイヤー（肌着）: 吸湿速乾性と保温性に優れた高機能インナー（ヒートテックなど）。
  • ミドルレイヤー（中間着）: 体温を保つフリースや薄手のダウン、セーター。
  • アウターレイヤー（上着）: 風や雪を防ぐ、防風・防水性に優れたアウター。

この3層の重ね着を基本に、屋内ではアウターを脱ぐなどして体温調節するのがコツです。

• 行き先別・持ち物リスト
  

  行き先	おすすめの服装・持ち物
  雪国・寒冷地	防水・防滑のスノーブーツ、ニット帽、手袋、ネックウォーマー、厚手の靴下、サングラス（雪の照り返し対策）、使い捨てカイロ
  都市部	歩きやすいスニーカーやブーツ、マフラーやストール、おしゃれなコート
  海外リゾート	半袖、ワンピース、水着、日焼け止め、サングラス、朝晩や冷房対策の薄手の羽織りもの（カーディガンなど）
  オーロラ鑑賞	現地の防寒具レンタルが基本。それに加え、極暖インナー、厚手の靴下、フェイスマスク、ニット帽、ゴーグル、スマホやカメラのバッテリー（寒さで消耗が早い）

【1月旅行おすすめ】20代・30代向け！冬を満喫する国内・海外旅行先ガイドまとめ

旅行費用がリーズナブルで、冬ならではの絶景やグルメ、イベントが満載の1月。

温泉で癒やされたり、アクティブに冬を楽しんだりと、多様な過ごし方ができる魅力的なシーズンです。

今回ご紹介した国内外のおすすめ旅行先を参考に、あなたにぴったりの旅を計画してみてはいかがでしょうか。

しっかり準備をして、最高の1月旅行で素敵な1年のスタートを切りましょう！