18歳で免許を取ってからほとんど乗ることなく30年たちました。
そうです。ペーパードライバーです。
通勤にはバスや電車などが通ってる環境で、車を運転する機会がほとんどなく、免許を取得したころは月に2回くらは練習がてら家族の協力のもと運転したという記憶くらいしかありません。
心の中では、別に乗らなくても・・・という気持ちさえ持ってた私ですが、結婚後どうしても乗らなくてはいけない状況にせまられおります。どのようにペーパードライバーを克服したらいいのかを確認してみました。
ペーパードライバーはまず何をしたらいいのか?
ペーパードライバーから脱するためには、練習するしかありません。ペーパー歴が短ければ、練習で乗っていくうちに運転の感覚を思い出すようになります。ペーパー歴が長い方は、運転自体が怖いと感じている場合があるので、自動車学校やペーパードライバースクールでしっかりと練習を積む方がいいようです。
ペーパードライバーから脱するために、練習といってもどのようにしたらいいのかがわからないですよね。
脱ペーパードライバーの方法としては3つあります。
- 自動車学校で練習する
- ペーパードライバースクールで練習する
- 自主練習をする
自動車学校とペーパードライバースクールって同じじゃないの?って思っている方もいらっしゃると思いますが、詳しく見てみると対応には差があるようです。どのように違うのかを探っていきましょう。
自動車学校でのペーパードライバー対応とは
自動車学校の中での教習と自動車学校の周辺の路上練習を行います。
自動車学校には、決まったルールがあり50分くぎりで戻ってこないといけなかったり、決められたコースしか練習できないなどかなり規則に縛られています。
基本的には自動車学校とは、車の運転免許を取得するところですので、免許を取得した時の運転技術を思い出してもらう練習スタイルとなります。自動車学校でも、ペーパードライバーは練習できますが、決してペーパードライバー向けの特別な練習は行っていないところがほとんどのようです。
ペーパードライバースクールとは
ペーパードライバー向けの練習を中心に考えている学校です。
行きたいところの練習が出来たり、目的別にいろいろと融通が利くことが多いです。例えば、自宅にあるマイカーに乗っての練習ができたり、車庫入れが苦手な方には、苦手を克服できる練習ができるなど、ニーズに合わせた対応をしてくれるスクールも増えています。
自動車学校と違って、無資格で運営されているスクールも存在するため注意は必要ですが、ペーパードライバーにとっては、自分の生活に合わせたより実践的な練習を中心に行ってくれるペーパードライバースクールの方がメリットがあるのではないでしょうか。
出張講習とは
出張講習とは、お客様の希望する場所にいき、希望のコースや時間で車の運転練習をすることができます。
自動車学校での教習経験があり、教習指導員資格(国家資格)を有している方が対応してくれます。
脱ペーパードライバーは、仕事や引っ越しで運転が必要になった方や、子供の幼稚園の送り迎えが必要になった方など、必要に迫られてもう一度ハンドルを握ってみようと決意された方ですので、形式的な練習に時間をかけるよりも、実践的な練習に時間をとった方が上達は早いです。
ペーパードライバー向けの練習を主に行っているペーパードライバースクールに通われるか、出張講習をされているスクールに依頼された方が納得のいく練習ができるのでいいでしょう。
ペーパードライバーの練習とは
ペーパードライバーは1に練習、2に練習、3、4がなくて5に練習と言われています。
運転の基本操作 5種
- 前進する
- 後退する
- 停止する
- 左に曲がる
- 右に曲がる
この5つが出来れば車を運転できるということになります。この操作は練習を重ねることで身についていきます。
免許はあるけど、運転を全くしてこなかったという方はペーパードライバーから抜け出すことが怖いと感じる場合もあると思いますが、この5つの操作が出来れば運転はできますので、この練習を人がいない広いスペースで練習するところから始めるといいですよ。
自主的な練習
練習には、自分でコツコツ練習する方法とスクールでプロに教えてもらう方法のいずれかになります。
時間がなく隙間時間で練習したいという場合は、人がいない広い駐車場で練習を積んでいきましょう。郊外の誰もいない駐車場からはじめて、少し慣れたら近所のスーパーで練習、そして公道に出てみるなど自分の力にあった段階を踏んで運転していくと力が付きやすいようです。
自分ひとりでなく、運転できる家族のサポートが受けられる方は、助手席に座ってもらって一緒にステップアップしていくといいですね。
もしも、家族のサポートが難しいようでしたら、短い距離からスタートし、順々に乗る距離を長くするなど心の負担を極力増やさない方法をとるのも一つのやり方です。
自宅から車を出すときは、通行人や子供が遊んでいる危険があるので、必ず家族にみてもらってくださいね。
スクールでの練習
自分だけでは勇気がでないという場合は、プロにお願いしましょう。
自動車学校にもペーパードライバーは通えますが、そもそもペーパードライバー向けのカリキュラムは整っていないことが多いので、ペーパードライバースクールや出張講習を選ばれる方が近道です。
ペーパードライバーを克服する練習方法のまとめ
ペーパードライバーが運転するには勇気がいりますが、方法は練習以外ありません。とにかく練習です。
練習して感覚をつかめば、少しづつ自信がついてきます。交通ルールも覚えなおさなくてはいけませんから、すぐに公道にでれないかもしれませんが、運転できればお子様の送り迎えもできるようになりますので、便利です。
車は公道に出れば危険なこともありますので、練習を重ねて慎重に運転スタートしていきましょうね。