夏休みの自由研究はもうお決まりですか?
夏休みは楽しみですが、宿題や自由研究は子供にとっては嫌なものです。
子供本人にとっては、面倒なことで、やりたくないな~って思っていると思います。
親としては、そんな子供の気持ちもわかりつつサポートしなくてはいけないので大変ですよね。
そもそも、自由研究ってどうしてやらなきゃいけないのかご存知でしょうか?
1ヶ月強の夏休みは、子供が自分で計画をたて、実現する力を身につける良い機会ですよね。
自由研究っていうと難しい印象を持ってしまいますが、決して難しいことをしなくてはいけないわけではありません。
つまり、子供本人が、「疑問」→「発見」「納得」をまとめることが自由研究ってことなんです。
小さなお子様には自由研究って言っても、ハテナですよね?
興味をしめさないお子様には、実験に使う道具を身近に置いてみたり、お母さんから「あれ?これって不思議だね~」などと問いかけて、お子様にきっかけを作ってみてはいかがでしょう。
話してわかる年齢のお子様には、「こんな実験があるんだけど・・・」って実験の動画や写真を見せてあげると興味を持ってくれますよ。
自由研究が手こずる原因はどこにある?
テーマが選びきれない
小学校も低学年のうちは、親御さんの意見を参考にテーマを決めるお子様は多いようですが、成長するにつれ個性が芽を出してきます。好き嫌いがどんどんはっきりしてくるんです。
だから、親御さんから「こんなのどうかな?」って提案しても、なんか違うって首を縦に振ってくれないようです。
今は、インターネットでいろんな情報を目にすることができるので、自分の手にあまる難しいテーマに興味をいだいてしまうという問題もあります。
途中でなかだるみした
自由研究の計画はしっかりたててたはずなのに、途中で計画がずれてしまうこともあります。
ヒマワリの観察日記を自由研究にしていたところ、数日出かけたら花が咲いてしまった。途中の記録が空いてしまって、他の内容に切り替えるしかなかったということも。植物の成長日記は、1日あけるだけでも成長してしまう難しさがありますね。
まとめられない
一番難しいのは、やはりまとめですね。
興味がることを見つけて、観察したり、実験したり、調べたりはできても、それをまとめることって難しいです。
まとめる手順が理解できていれば、自由研究は難しくないって思えるでしょうね。
親からの書き方・まとめ方などのアドバイスはやはり必要ですね。
親のアドバイスを聞かない
小学校も高学年になると自分だけで仕上げたいと、親を頼らないお子様が多いようです。順調に進んでいるようであれば、心配する必要はありませんが、そうでないと親御さんとしては気になりますね。
しかし、こればかりは見守るしかありませんので、口を出したいのをグッと我慢するしかないですね。
親の手伝いはどこまで?手をだしてはダメ?
自由研究は、学校からの宿題です。
お子様1人で計画して実行してまとめることが自由研究です。
ですが、親御さんが全くかかわらなくていいって事ではないようです。
学校の考え方にもよりますが、小学校低学年のお子様には、アドバイスや手伝いをしつつ見守っていくといいようです。一緒に考えていくなかで、お子様の意見を中心に進めていかれるといいでしょう。
学校からは手順などの説明はありません。自由研究のテーマを決めるところから各個人で考える場合は、説明しきれるものでもないので仕方ないですけどね。
小学校高学年のお子様になると、自分でどんどん進めていかれると思いますので、アドバイスを求められたら親身になってあげるくらいの立ち位置で見守って差し上げるといいですよ。お茶休憩をしているときに、今どんな感じなの?とさらっと聞いてあげるのもいいのではないでしょうか。
親御さんのかかわり方は、お子様をサポートするいちで見守ることが大切なんですね。
自由研究に取り組むきっかけの与え方・まとめ方
「自由研究どうしよっか」と、小さなお子様に声をかけてもピンとこないですよね。
これをやりたい!って明確になっていないお子様には、実験に使う道具を見せて、お母さんから「あれ?不思議だね~、どうなってるのかなぁ~?」って話しかけて、お子様の反応をみていってはいかがでしょう。
お子様と一緒に作れるお菓子作りをまとめるのもいいですよ。マヨネーズやアイスクリームは簡単で、お子様も楽しんで作ってくれます。
お菓子の場合は、材料の分量をかえたらどうなるか?ってところを調べるとおもしろいかもしれませんね。
夏休み自由研究テーマの決め方とまとめ方まとめ
夏休みの自由研究は、親御さんにとっても大仕事。
毎年違ったテーマを調べるのもいいですし、毎年同じテーマを掘り下げて調べていくのもありだと思います。
大人になるとアイデアは浮かんできますが、小学生のときはテーマを決めるのにも時間がかかります。そこは、親御さんがきっかけを作ってあげるといいですね。
お子様の性格から、興味のありそうなことを見つけてあげられるといいですね。