潮干狩りや海遊びに出掛けて見つけた磯がにが可愛くて連れて帰ってきたけど、自宅でどうしたらいいのかわからないって事がありますよね。
海水の中の生き物の場合は、特に注意が必要です。
海水は絶対必要です。海水以外にも必要なものがありますので急いで集めていただきたいものをまずはご紹介していきますね。
磯がにを飼育する方法と準備するものは?
磯がに飼育に必要なセットの準備
磯がには急いで海水に入れてください。浜に上がった磯がには元気に動いているように見えて海水に使っていないとだんだん弱ってしまいます。最初に準備するのはこの3点でいいと思います。
順に説明していきますので参考になさってください。
- ケース
- 海水
- 砂
- 隠れ家
ケースを用意する
100円ショップの虫かごや水槽を準備してください。虫かごの場合は、潮干狩りのシーズンぐらいから夏までは店頭に並んでいることが多いので見つけやすいと思います。
海水を用意する
- 海水は海から汲んでくる
- 人工海水を作る
海水は海から汲んでくるか、人工海水を作るかのどちらかになります。海水と塩水は全く別物なのでキッチンの塩では海水は作れませんし、粗塩は塩化ナトリウムの比率が高いのでカニや海水魚の飼育はできません。
補足ですが、海の海水は自然の匂いがします。自然の海ではほとんど嫌な匂いとしては気にならないのですが、容器に入れていると匂いがこもるので人工海水の方がいいかもしれません。
砂をひく
カニの水槽に砂をひきましょう。
海には砂浜があり、カニは海水と砂の沼にスポッて入る習性があります。
隠れ家を用意する
カニの水槽を作るときには隠れ家を作ってあげてください。
カニは海の中で大きな石の下に隠れていたりする習性があるので、リラックスさせてあげるためにも岩や容器で隠れ家を作るといいです。
カニは成長するために脱皮を繰り返すのですが、脱皮も隠れてするので大きめの隠れ家を作ってあげるといいと思います。
磯がにの餌は?
- しらす
- ザリガニの餌
磯がには色々食べます。アサリやしらすが取れる海に住んでいるので、しらすは上手に両手で支えて食べます。カニのお口サイズに合った一匹を水槽に入れてあげると、可愛らしい食べ方を見せてくれます。
海の魚も食べますが、油がうきやすいので残ったらすぐ取り出すといいですよ。
磯がに水槽の水の量は?
水の量は決まりはありません。
海には干潮と満潮があり、海水がたっぷりあるときにはカニは海の中を泳ぎ歩きしています。また、干潮のときには、地上に出て砂浜を歩いたり、石の影の砂に埋もれたりしています。
磯がに飼育のお勧め方法としては、極力自然の環境に近くなるようなレイアウトをしてあげることです。海に干潮と満潮があるように海水をたっぷり入れてもいいですが磯がにが丘に上がれるような場所を岩や砂で作ってあげてください。
磯がに飼育する方法と餌や水の量は?まとめ
磯がにを飼育する場合は、海水、容器、砂、隠れ家を最初に準備します。餌はしらすやザリガニの餌もOK。磯がには雑食なので色々食べると言われています。試してみるといいかもしれませんよ。
カニ歩きはとても可愛らしいですし、かに独特の仕草があります。見ていて飽きません。