あまり注目されることのない「大根おろしの酵素 栄養」ですが、実は驚くほど体に良い効果があるって知っていましたか?
消化酵素が豊富で、胃腸の負担を軽くしてくれるだけでなく、美肌やアンチエイジング、さらにはがん予防まで期待できる万能食材なんです。
「なんとなく添えるもの」だった大根おろしが、実は毎日の健康と美容をサポートしてくれるスーパーフードだったなんて驚きですよね。
この記事では、大根おろしに含まれる酵素や栄養素の特徴、効果的な食べ方や注意点まで詳しく解説しました。
大根おろしをもっと活用したくなること間違いなしですよ!
ぜひ最後までご覧いただき、明日からの食卓に“すりたてパワー”を取り入れてみてくださいね。
大根おろしの酵素と栄養のパワーを徹底解説
大根おろしの酵素と栄養のパワーを徹底解説していきます。
①大根おろしに含まれる3つの酵素とは
大根おろしには、消化を助ける「酵素」が豊富に含まれています。
特に有名なのが、「ジアスターゼ」「プロテアーゼ」「リパーゼ」の3つの消化酵素です。
酵素名 | 役割 |
---|---|
ジアスターゼ | 炭水化物(でんぷん)の分解 |
プロテアーゼ | たんぱく質の分解 |
リパーゼ | 脂肪の分解 |
これらの酵素が働くことで、胃腸の負担を軽くし、栄養をしっかり吸収できる体に整えてくれます。
「食前に大根おろしを食べると良い」と言われるのも、この酵素の働きによるものなんですね。
おろすことで酵素が活性化し、消化サポート力がグンとアップしますよ。
ほんと、大根ってすごいな~って改めて思っちゃいます!
②酵素が消化を助ける理由
消化酵素の役目は、「食べたものをちゃんと分解して、体に取り込みやすくすること」です。
私たちが食事から栄養を摂っても、きちんと分解・吸収されなければ意味がないんです。
大根おろしに含まれるジアスターゼなどは、胃液の働きを助けてくれます。
特に、胃が疲れているときや、食べ過ぎたときにはピッタリ。
「なんか胃が重いな…」というときに大根おろしを一緒に食べると、消化がグッと楽になりますよ。
焼き魚や天ぷらに添えられている理由、ちゃんとあるんですよね~!
③おろしたてが一番効果的なワケ
大根おろしの酵素は、とってもデリケートなんです。
熱や酸化に弱いため、時間が経つとすぐに効果が下がってしまいます。
特にイソチオシアネートは揮発性があるので、すぐに空気中に飛んでいってしまうんです。
つまり、「すりおろしたらすぐ食べる」が鉄則!
10分以内に食べることで、酵素も栄養も、しっかり摂れますよ。
ちょっと手間でも、食べる直前におろすのがベストです。
私も朝食には、すりたて大根おろしを欠かさず取り入れてます♪
④食べ合わせで活きる酵素の力
大根おろしの酵素は、油っぽい食事やたんぱく質が多い料理と相性バツグンです。
たとえば…
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焼き魚
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天ぷら
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しゃぶしゃぶ
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生姜焼き
これらの料理に大根おろしを添えることで、脂肪やたんぱく質の消化をサポートしてくれます。
実は昔から続いてきた食べ方って、すごく理にかなってるんですよね。
「胃もたれ防止」と「栄養吸収アップ」が一緒にできるなんて、最高です♪
⑤加熱NG!酵素を活かす食べ方
酵素は熱にとっても弱いです。
加熱してしまうと、せっかくの働きが消えてしまうんですよ。
だから、大根おろしは絶対に「生」で食べてください。
加熱調理した大根(たとえば煮物)には酵素はほとんど残っていません。
さらに、おろすときも摩擦熱を与えすぎないように気をつけると、酵素が壊れにくくなります。
できれば目の粗いおろし器を使って、やさしく円を描くようにすりおろしてみてくださいね♪
⑥酵素不足が引き起こす体の不調
「酵素が足りないと、どうなるの?」と思った方、けっこう多いと思います。
実は、酵素不足は様々な体の不調を引き起こす原因になるんです。
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消化不良
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便秘
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肌荒れ
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免疫力低下
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倦怠感
食べたものがちゃんと消化されないと、体は栄養不足に陥り、疲れやすくなったり、太りやすくなったりします。
さらに腸内環境の悪化にもつながってしまうんですよ。
「なんか最近調子悪いな…」という人は、酵素不足が関係してるかもです!
⑦酵素パワーを日常に取り入れるコツ
毎日の食事で酵素を取り入れるには、ちょっとした工夫が大切です。
ポイントはこの5つ!
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朝食や夕食の副菜に「すりたて大根おろし」を追加
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生で食べる(加熱しない)
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おろし汁も一緒に食べる
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食前or食中に食べる
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お肉や魚と組み合わせて食べる
とくに、油っこいおかずや外食が多い方には、大根おろしの酵素が心強い味方になってくれますよ♪
冷蔵庫に1本常備しておくだけで、体の調子が変わるかもしれません。
大根おろしに含まれる栄養素と期待できる健康効果
大根おろしに含まれる栄養素と期待できる健康効果について詳しく解説していきます。
①イソチオシアネートの抗菌・解毒パワー
大根をおろしたときに発生する「イソチオシアネート」って、聞いたことありますか?
これ、わさびやからしにも含まれている、ピリッとした辛味のもとになる成分です。
でもその正体は、ただの刺激物じゃないんですよ。
実は、強い抗菌作用や抗酸化作用、解毒作用を持っていて、体の中をキレイにしてくれるスーパーマンみたいな存在なんです。
焦げた魚や加工食品などに含まれる有害物質を中和してくれる働きもあるので、焼き魚+大根おろしって最強の組み合わせなんです!
私も焼き鮭にはたっぷり添える派なんですが、これは理にかなってたんだな~と改めて納得しました♪
②ビタミンCで美肌・免疫アップ
大根おろしには、美容と健康に欠かせない「ビタミンC」がたっぷり!
成分 | 主な働き |
---|---|
ビタミンC | コラーゲン生成、美白、抗酸化、免疫アップ |
ビタミンCはメラニンの生成を抑えて、日焼けやシミ対策にもなります。
しかも、風邪をひきにくくなる、ストレスに強くなる、という嬉しい効果も。
ただしビタミンCも熱に弱いので、大根おろしの「生」で食べるスタイルは本当に理想的なんです!
美肌を目指す方、ぜひ大根おろしを“美容食材”として取り入れてみてくださいね。
ビタミンCを壊さず摂るなら、大根おろしで決まり♪
③カリウムで血圧バランスを整える
大根おろしには「カリウム」も豊富に含まれています。
このカリウム、実はナトリウム(=塩分)とバランスをとって、高血圧を防ぐ重要なミネラルなんです。
栄養素 | 働き |
---|---|
カリウム | 余分なナトリウムを排出し、血圧を安定させる |
現代人は塩分を摂りすぎがち。
外食や加工食品には知らず知らずに塩分がたくさん使われていますよね。
そんなとき、カリウムを意識して摂ることで、体の中の塩分バランスを整えることができます。
高血圧が気になる方は、薬に頼る前に「大根おろし生活」、おすすめですよ~!
④食物繊維が腸をキレイにしてくれる理由
実は、大根おろしには食物繊維もたっぷり。
腸内環境を整えたい方には嬉しい栄養素です。
食物繊維が便のかさを増してくれるので、便秘解消にも役立ちます。
また、悪玉菌を減らして善玉菌を増やす手助けもしてくれるんですよ。
それだけじゃなく、食物繊維はコレステロール値の改善や血糖値の上昇を抑える働きもあります。
私も朝ごはんに、納豆+大根おろしの組み合わせで腸をスッキリさせています♪
シンプルなのに効果大。これはほんとにイチオシ!
⑤抗酸化作用でアンチエイジング
年齢とともに気になるのが「老化」や「肌のくすみ」「シワ」などですよね。
そんな悩みに応えてくれるのが、大根おろしに含まれるビタミンCとイソチオシアネート。
どちらも「抗酸化作用」を持っていて、体の中で発生する「活性酸素」を除去してくれます。
活性酸素が溜まると細胞が酸化し、老化が進んでしまいます。
つまり、大根おろしを食べることで体のサビ取り=アンチエイジングにつながるんですね!
オリーブオイルやごま油などビタミンEと一緒に摂ると、さらに効果が高まりますよ♪
⑥肝機能サポートにもなる理由
肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、トラブルが起きても気づきにくいんですよね。
お酒の飲み過ぎやストレス、脂っこい食事…肝臓への負担は意外と多いもの。
そんな肝臓をサポートしてくれるのも、大根おろしなんです!
イソチオシアネートには肝臓の解毒力を高める働きがあるといわれています。
また、酵素たちは代謝を促してくれるので、肝機能の維持にも効果的です。
「最近、疲れが抜けない…」という方、肝臓がちょっとお疲れなのかも?
そんなときの救世主が、大根おろしなんですよ~!
⑦がん予防や生活習慣病対策におすすめ
最後にもうひとつ、大根おろしのすごい点。
それは、がんや生活習慣病の予防効果が期待できるということ!
イソチオシアネートには、がん細胞の発生を抑える働きがあるとされていて、特に胃がんや大腸がんとの関係性が注目されています。
また、抗酸化作用・解毒作用・腸内環境の改善など、生活習慣病を予防するためのポイントが詰まっているんです。
「毎日ちょっとずつでも続けること」が一番のコツ。
健康は一日にしてならず…だからこそ、大根おろしって頼れる存在ですよね!
大根おろしの効果を引き出すための食べ方と注意点
大根おろしの効果を引き出すための食べ方と注意点をまとめていきます。
①皮付きのまま食べるべき理由
大根の皮付近には、実は栄養がぎっしり詰まっています。
ビタミンCやイソチオシアネートなど、体に嬉しい成分は外皮のすぐ下に多く含まれているんです。
だから、皮を厚くむいてしまうのは…正直もったいない!
泥やヒゲ根をしっかり洗い落とせば、皮付きのままおろしても問題ありません。
食感が気になる方は、おろしてから汁気を少し切ると食べやすくなりますよ。
私も最初は「皮付きって硬そう…」と思ってたんですが、おろしてしまえば全然気にならないんですよね〜♪
②すりおろし方で変わる栄養効率
おろし方ひとつで、栄養の吸収効率が大きく変わるって知ってましたか?
ポイントは、大根の繊維を断つように垂直にすりおろすこと。
大根の繊維は縦に走っているので、繊維を断つようにおろすと、細胞がしっかり壊れてイソチオシアネートや酵素が多く発生します。
さらに、すりおろす器具にもコツがあって、目が粗いおろし金を使うと細胞を壊しすぎず、辛味を抑えながら酵素も守れます。
力を入れすぎず、ゆっくり優しく円を描くようにおろすのがベスト!
ちょっとしたひと手間で栄養価がグンと上がるなんて、やってみる価値アリですよね♪
③辛味成分を抑えて食べるテクニック
大根おろしが苦手な人の多くは「辛いから…」という声が多いですよね。
その辛味の原因は、例の「イソチオシアネート」。
実は、辛味の強さは「どこの部位を使うか」「どうすりおろすか」で大きく変わってきます。
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葉に近い部分:甘い
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根に近い部分:辛い(イソチオシアネートが10倍以上)
なので、辛味を抑えたいときは「葉に近い上の方」をすりおろしてくださいね。
さらに、「すりおろしたあと少し置く」ことで、辛味成分が空気中に揮発してマイルドになります。
ただし、置きすぎると栄養も逃げるので5〜10分以内が目安です!
これを知ってから、うちでは「家族用は上の方、父用は下の方」って分けて使ってます(笑)
④おろし汁も捨てずに使うべき?
大根おろしの下にたまった汁、つい捨てていませんか?
でもちょっと待ってください、その汁にもビタミンCや酵素がたっぷり含まれているんです。
「栄養の宝庫」といっても過言じゃないかも!
活用例 | 使い方 |
---|---|
味噌汁 | 火を止めたあとに加える |
ドリンク | レモンやハチミツと混ぜて飲む |
おろし餅 | かつお節と醤油をかけて一緒に |
「汁まで食べる」と、大根おろしの栄養をフル活用できますよ♪
私もハチミツレモンと合わせて飲んだときは、思ったよりスッキリしておいしかったです!
⑤摂取量の目安と注意点
体にいいからといって、食べ過ぎは禁物です。
大根おろしには食物繊維が多く含まれるため、摂りすぎるとお腹がゆるくなることも…。
目安量 | 内容 |
---|---|
1日6〜8cm分の大根 | 小鉢1杯程度の大根おろし |
これくらいなら無理なく毎日続けられますよね。
特に胃腸が弱い方やお子さんには、少なめから始めてみてください。
毎日ちょっとずつが、健康への一番の近道です♪
⑥食べすぎると逆効果?副作用とは
どんな健康食材にも「摂りすぎ注意」はつきもの。
大根おろしも、過剰に摂ると以下のようなトラブルが起きることがあります。
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下痢
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嘔吐
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胃の不快感
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栄養の吸収阻害(繊維の摂りすぎで)
特に空腹時に大量に食べると胃を刺激してしまうこともあります。
なので、あくまでも「適量」を意識してくださいね。
健康のための習慣が、逆に体を壊してしまっては本末転倒ですもんね…。
⑦おいしく続けられるレシピ紹介
最後に、大根おろしをおいしく、しかも飽きずに続けるための簡単レシピを紹介します!
●カニカマのみぞれ和え
カニカマを手で割いて、おろした大根と和えて、めんつゆをかけるだけ!
●なめこおろし
ゆでたなめこを、おろしと大根の葉と一緒に和えるだけで立派な一品に。
●さっぱり生姜焼き(おろし入り)
タレにおろしを加えて漬け込み、焼くだけ。ご飯が進む!
どれも10分以内で作れて、忙しいときにもピッタリ。
おかずとしても、おつまみとしても最高です♪
大根おろしの酵素と栄養がすごい!美肌・胃腸・免疫に効く驚きの効果とはまとめ
大根おろしには、ジアスターゼやリパーゼなどの消化酵素が豊富に含まれており、胃腸の負担を和らげてくれます。
また、イソチオシアネートやビタミンC、カリウムなどの栄養素が、抗菌・抗酸化作用や美肌、免疫力アップに貢献してくれるのも特徴です。
さらに、肝機能サポートやがん予防といった生活習慣病対策にも効果が期待できます。
酵素や栄養を最大限に活かすためには、皮ごとすりおろし、食べる直前に調理することが大切です。
ただし、摂りすぎは消化不良を招くこともあるため、1日1小鉢程度の適量を守りましょう。
大根おろしは脇役どころか、毎日の健康を支える心強い主役になり得る存在です。
その力をしっかり活用して、食卓に“おろしパワー”を取り入れてみてくださいね。