BUNKITSU TOKYO オープン!ルミネ史上最大規模の新書店が、ついに2025年9月12日(金)に高輪に誕生しました。
約10万冊もの本が並ぶこの場所は、ただの本屋ではありません。
本と向き合い、アートと出会い、そして「文化を喫する」体験ができる、まったく新しい滞在型書店です。
3つの個性豊かなカフェラウンジや、遊び心あふれる空間演出。
Wi-Fiやフリードリンク完備の快適な設備。
そして親子でも楽しめるような仕掛けの数々まで。
この記事では、BUNKITSU TOKYOの魅力をたっぷりご紹介します。
「本屋で過ごす」という新しい贅沢を、あなたも体験してみませんか?
詳細情報や最新の展示・イベント情報は、BUNKITSU TOKYO公式サイトもぜひチェックしてみてくださいね。
BUNKITSU TOKYO オープン!ルミネ史上最大の新スポットに注目
BUNKITSU TOKYO オープン!ルミネ史上最大の新スポットに注目してご紹介します。
㊗ニュウマン高輪に9/12新規OPEN🎉
— ほんのひきだし (@honhikidashi) September 11, 2025
3連休は「BUNKITSU TOKYO」へ‼
1,000坪超、約10万冊の大型書店📚
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9月12日(金)、ニュウマン高輪(東京都港区)の
South 5Fに、「BUNKITSU TOKYO(ブンキツ トーキョー)」がオープン✨
📚「BUNKITSU… pic.twitter.com/RLt14I0A7W
文喫史上最大規模の新旗艦店として登場
2025年9月12日(金)、東京・高輪の「ニュウマン高輪」South 5Fに、書店好きが待ち望んだ新たな本の聖地「BUNKITSU TOKYO(ブンキツ トーキョー)」がオープンします。
この店舗は、これまでにないスケール感で注目されており、文喫としては4店舗目、そして史上最大規模の旗艦店となります。
広さはなんと約1,000坪(約3,300㎡)にも及び、約10万冊の書籍が揃う空間は、ただの書店を超えた「体験型書店」として圧倒的な存在感を放っています。
この圧巻の空間には、展示・ポップアップスペースや223席を誇るカフェラウンジ、さらにはミーティングルームなど、多彩なエリアが融合されています。
まるで「知的好奇心のテーマパーク」のような感覚で訪れることができる、そんな新しい“まちの本屋”の形がここにあります。
こうした規模感と挑戦的なコンセプトが、まさに「ニュウマン高輪」の開業にふさわしいインパクトを与えてくれますね!
約10万冊の書籍が揃う圧巻のラインナップ
BUNKITSU TOKYOでは、約10万冊もの書籍が店内に並べられています。
この数字だけでも驚きですが、実際に足を踏み入れるとそのスケールと選書の幅広さに圧倒されます。
新刊や話題の書籍だけでなく、専門書、洋書、児童書、文芸作品、コミックなど、さまざまなジャンルが並びます。
さらには、日常生活に寄り添うライフスタイル系の本や、深く掘り下げたテーマのマニアックな本まで、ブックディレクターの感性が光る選書ばかりです。
書棚の並べ方も工夫されていて、まるで“本の森”を散策しているような感覚になるのも特徴のひとつ。
ちょっと足を止めた先に、思いがけず興味を惹かれる一冊と出会える、そんな仕掛けがそこかしこに施されています。
「買うつもりがなかったのに、気づいたら10冊持ってた…」なんてことが起きるのも、この本屋ならではの魅力かもしれませんね〜!
223席を備えた3つの個性派カフェラウンジ
BUNKITSU TOKYOの大きな魅力のひとつが、合計223席を有する3つのカフェラウンジです。
ただ本を読むだけでなく、「滞在すること」そのものが特別な体験になるような空間設計がなされています。
まずひとつ目は、「Panorama Lounge(パノラマ ラウンジ)」。
JR高輪ゲートウェイ駅を一望できるこのエリアは、開放感にあふれ、美しいアート本や写真集が並ぶ癒しの空間です。
選書のコンセプトは「手にとりたくなる美しい本」。眺めるだけでも心がほぐれるような時間が過ごせます。
ふたつ目は、「Cafe ensemble(カフェ アンサンブル)」。
ここでは軽食やデザートも楽しめて、家族や友人との会話が弾む、にぎやかなラウンジ。
選書テーマは「日常と非日常」。
今日の献立や旅行本など、会話のきっかけになるようなユニークな本がセレクトされています。
そして最後は、「BOOK BIOTOP(ブック ビオトープ)」。
ここは、静かに読書や思索に没頭したい方にぴったりの空間。
半個室のような席もあり、モニター貸し出しなどの設備も充実しています。
選書のテーマは「わからない、けど楽しい」。サブカルチャーや専門書など、知的好奇心を刺激する本がずらりと並びます。
どのラウンジもWi-Fi・電源・フリードリンク完備なので、読書はもちろん、仕事やミーティング、創作活動にも使えますよ!
遊び心満載の仕掛けで“発見”を楽しめる店内
BUNKITSU TOKYOのもうひとつの魅力は、「歩くだけでも楽しい」空間デザインにあります。
ただ本を探すだけの場所ではなく、“発見すること自体”を楽しめるように、随所に遊び心がちりばめられているんです。
たとえば、フロア全体に張り巡らされた、くねくねと曲がりくねった“小道”。
これが、本棚の間を自然につなぎ、探検しているようなワクワク感を演出しています。
段差があるステージ風のスペースや、路地裏のように本棚が並ぶエリア、そして子どもがくぐり抜けられるような通り穴まであります。
それだけではありません。
店内には、アーティストによるアート作品も点在していて、意図的に視線を誘導するように配置されていたりします。
本とアートが共存することで、感性を刺激される空間に仕上がっているのも特筆ポイントです。
ひとつひとつのエリアに名前がついていて、「ろじ」「ときどきやま」「ノマドマド」など、名前から想像を膨らませながら歩くのも楽しいですよ~!
子どもも大人も、思わず探検したくなる…そんな空間ってなかなかありませんよね!
入場料制の理由と楽しみ方
BUNKITSU TOKYOの特徴のひとつが「入場料制」というシステムです。
いわば“お金を払って入る本屋”ですが、これが新しい書店体験を生み出すキーポイントなんです。
まず、料金は以下のように設定されています。
時間区分 | 料金(税込) |
---|---|
最初の1時間 | 1,100円 |
以降30分ごと | 550円 |
1日最大料金 | 3,850円 |
未就学児 | 無料 |
この入場料には、3つのカフェラウンジの利用、フリードリンク(珈琲・煎茶・紅茶など)、Wi-Fiや電源の利用が含まれているので、実はコスパはかなり高いと感じました。
「本屋=無料で入るもの」という固定観念をやさしく壊してくれるのが、この入場料制の本屋。
騒がしさから離れて、静かに本と向き合える空間だからこそ、有料でも“時間を買う価値”があると実感できます。
1時間だけ読書に集中するのも良いですし、気に入ったラウンジで1日ゆったり過ごすのも贅沢な使い方。
ミーティングルームも別料金で使えるので、クリエイティブな打ち合わせや、ワーケーション的な利用にもぴったりです。
「お金を払うからこそ得られる、静けさと集中」――これは本好きにはたまらない環境ですよ~!
滞在型書店の新しい体験とは?
BUNKITSU TOKYOが掲げるのは、“本を買う場所”から“本と過ごす場所”へのシフト。
この考え方が「滞在型書店」という新しい書店体験の核心にあります。
そもそも、一般的な書店では「立ち読み」が前提で、長居しにくい雰囲気がありますよね。
でも文喫では、入場料を払うことで“滞在”すること自体がサービスとなり、ゆったりとした時間を持てるのが大きな違いです。
選び抜かれた本たちと、静かで美しい空間、そして居心地のいいラウンジ。
これらが融合することで、読む・考える・感じるという、本来の読書体験が、より深く味わえる環境になります。
しかも、ただ読むだけではありません。
展示やポップアップで本に関連する世界が広がったり、選書を通して新しいジャンルに興味を持ったり。
まさに“本を通じた文化体験”が楽しめるのです。
自宅やカフェではなかなか得られない集中力と刺激を同時に味わえる――
それがこの滞在型書店ならではの価値と言えるでしょう。
実際に行ってみると、「帰りたくなくなる本屋」ってこういうことか…としみじみ感じちゃいました(笑)
“アソビ×本”の可能性が広がる空間演出
BUNKITSU TOKYOのもう一つのユニークな点は、「アソビ」と「本」を組み合わせた空間演出です。
この本屋、ただ“読む”だけではもったいないんです。
例えば、「通り穴のある本棚」や「段差のあるステージ」、「くねくね曲がる小道」など、まるで子ども心をくすぐる秘密基地のような工夫が散りばめられています。
本棚の隙間から次のゾーンがちらっと見えたり、視界を遮る壁の向こうに新しい世界が広がっていたり。
“次は何があるんだろう?”というワクワク感が、自然と歩く足を進めてくれるんですよね。
また、アーティストによるアート作品も店内に点在していて、「アートと本の共演」も楽しめます。
これはもう、“本屋”というより“文化の迷宮”といった方が正しいかもしれません。
子ども向けのエリアも、絵本だけでなく、遊び心ある本棚や空間で構成されているので、親子で楽しめるスポットとしても◎。
“真面目に読む”だけじゃなく、“遊びながら感じる”。
そんな新しい読書体験を提案してくれる場所、それがBUNKITSU TOKYOなんですよ~!
BUNKITSU TOKYO の魅力とサービス詳細を徹底解説
BUNKITSU TOKYO の魅力とサービス詳細を徹底的にご紹介していきます。
高輪ゲートウェイ駅直結の好立地
BUNKITSU TOKYOは、JR「高輪ゲートウェイ駅」からすぐ、ニュウマン高輪 South 5Fに位置しています。
このアクセスの良さも、立ち寄りやすさ・通いやすさを考えるうえで大きな魅力です。
特に通勤や通学の途中、仕事終わり、ちょっとした空き時間などにも立ち寄れるのが嬉しいポイント。
高輪ゲートウェイシティの新たなシンボルとしても位置づけられており、“未来型まちづくり”の一環としても注目されています。
駅周辺には新しいオフィスや商業施設、ホテルなどが続々と開業予定で、今後さらに注目度が高まっていくエリアです。
「本屋」×「まちづくり」という新しい連携が、この場所でどのように展開されていくのか、今後の動きにも期待が膨らみます。
行くだけで気持ちがアガる、新しい東京の知的スポットって感じですよ~!
営業時間・料金システムの詳細
BUNKITSU TOKYOは、「時間を買う書店」としての顔を持つ、入場料制の滞在型本屋です。
そのため、営業時間や料金システムもきちんと確認しておきたいポイントですよね。
まず、営業時間はこちらです。
項目 | 内容 |
---|---|
営業時間 | 11:00~20:00 |
飲食ラストオーダー | 19:30 |
定休日 | ニュウマン高輪の休館日に準ずる |
続いて、料金システムは以下の通りです。
利用時間 | 料金(税込) |
---|---|
1時間まで | 1,100円 |
以降30分ごと | 550円 |
1日最大料金 | 3,850円 |
未就学児 | 無料 |
このように、滞在時間に応じて柔軟に利用できる仕組みになっているので、「今日は1時間だけ読書」「今日は1日まるっと作業」など、自分の予定に合わせた使い方が可能です。
また、料金には以下のサービスが含まれています。
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3つのカフェラウンジの利用
-
フリードリンク(珈琲・煎茶・紅茶など)
-
Wi-Fi・電源
-
ミーティングルーム(一部別途料金)
価格だけ見ると高く感じるかもしれませんが、設備や空間の質を考えるとかなりコスパは良いです。
「ちょっとリッチな自習室」と考えると、納得感がありますよ~!
ブックディレクターによる独自の選書
BUNKITSU TOKYOを語るうえで欠かせないのが、「ブックディレクター」の存在です。
この店舗では、各エリアごとに専門のブックディレクターが選書を担当しており、まるで美術館のように“意図を持った本棚”が並びます。
本の並び順は、ただジャンルや五十音順ではありません。
「思わず手に取りたくなる」「テーマでつながりがある」「感情に訴えかける」――そんな視点でキュレーションされているんです。
たとえば、パノラマラウンジの本棚には“美しい本”というテーマに沿ったアートブックや写真集が。
カフェアンサンブルでは“会話が弾む本”として、レシピ本や旅行ガイド、エッセイなどが並びます。
さらに、あまり見かけないニッチな本や、絶版本に近いレアな一冊まであるから、掘り出し物好きにはたまらない空間。
「この棚の並び、センスすごいな…」と感動しちゃうこと、よくあります(笑)
まるでその場で“誰かの本棚をのぞいている”ような感覚になれる、そんな心地よいセレクトが魅力です。
展示・ポップアップスペースの活用方法
BUNKITSU TOKYOの店内には、「Gallery B(ギャラリーB)」と「POP UP B(ポップアップB)」という2つの展示・イベントスペースが設けられています。
この2つのスペースこそ、書店という枠を超えた“文化の発信地”としての役割を果たしているんです。
Gallery Bでは、アート、写真、文学、デザインなどに関する企画展や展示が開催されます。
展示内容は時期によって変わるため、何度訪れても新しい刺激が得られるのが特徴です。
本との出会いだけでなく、「作品」との出会いも楽しめるんですよね。
一方、POP UP Bは、ブランドやアーティストとのコラボイベント、期間限定ショップなどが行われるスペースです。
ここでは、本にまつわる雑貨、文具、アパレルなどが展開されていて、“本を読む人のライフスタイル”に寄り添う提案がなされます。
どちらのスペースも、店内の回遊性を高める重要な要素。
ふらっと立ち寄った先で偶然イベントに出会う、そんな“偶然の贈り物”がこの本屋にはあります。
静かに読むだけじゃない、「体験する本屋」というコンセプトが、こうした展示によってさらに奥深いものになっているんです。
各カフェラウンジの雰囲気とおすすめの過ごし方
BUNKITSU TOKYOの魅力的なポイントとして、多彩な3つのカフェラウンジが挙げられます。
それぞれ異なる雰囲気と選書テーマを持っており、その日の気分や目的に合わせて使い分けられるのが嬉しいですよね。
まずは、「Panorama Lounge(パノラマ ラウンジ)」。
大きなガラス窓からJR高輪ゲートウェイ駅を一望できる絶好の眺望が魅力。
静かな空間で、アートブックや写真集に囲まれながら、ぼーっとするだけでも癒されます。
読書はもちろん、考えごとをしたり、心をリセットしたいときにおすすめ。
次に、「Cafe ensemble(カフェ アンサンブル)」。
ここは友人とのおしゃべりや軽食タイムにぴったりの空間です。
本棚にはエッセイや旅本、レシピ本など、思わず会話がはずむような“日常と非日常”の本が並びます。
カフェメニューも充実していて、ちょっとしたカフェデートにも最適ですよ。
最後に、「BOOK BIOTOP(ブック ビオトープ)」。
“読む・書く・考える”に没頭できる空間として設計されていて、半個室風の席も完備。
モニター貸し出しもあるので、集中したい作業やオンラインミーティングにも対応できます。
選書はサブカルチャーや専門書が中心で、「なんだか難しそうだけど面白い」っていうゾーンです(笑)
このように、それぞれが異なる役割と雰囲気を持ちつつ、同じ施設内を自由に行き来できるという贅沢さ。
「今日はどこに座ろう?」って、選ぶ楽しさがあるのも、BUNKITSUならではですね!
Wi-Fi・電源・ドリンクなど快適設備も充実
BUNKITSU TOKYOは、書店でありながら、カフェであり、コワーキングスペースでもあります。
そのため、快適に長時間過ごすための設備がしっかりと整っているのが特徴です。
まず、全ラウンジでWi-Fiが無料で利用可能。
速度も安定していて、動画視聴やオンライン会議にも十分対応できるスペックになっています。
さらに電源も各席に用意されているので、パソコン作業やスマホの充電も安心。
加えて、ドリンクはフリースタイルで提供。
コーヒー、紅茶、煎茶などの数種類が用意されており、セルフで好きな時に注ぐことができます。
飲み放題というのもありがたいポイントですよね。
また、モニター貸し出しや**ミーティングルーム(有料)**もあり、ビジネスユースや勉強会、オンライン打ち合わせにも活用可能です。
1人での利用はもちろん、少人数グループにも最適な空間になっています。
「読書+仕事」「読書+おしゃべり」「読書+思索」など、“本に囲まれて何かする”という贅沢な時間が叶う場所。
機能性の高さと居心地の良さのバランスが、本当に絶妙なんです~!
お子様連れでも楽しめる工夫とは
BUNKITSU TOKYOは、大人の知的好奇心を刺激するだけでなく、子どもたちも楽しめるような工夫が満載の本屋です。
「おしゃれで静かな書店=子連れにはハードルが高い」と思われがちですが、ここはむしろ“親子で一緒に楽しめる空間”なんです。
まず、児童書専門エリア「ときどきやま」には、絵本や読み聞かせ向けの本がずらりと並んでいます。
ただ本を並べるだけではなく、子どもが思わず「入りたくなる」「手に取りたくなる」ようなディスプレイや本棚の仕掛けがあるんですよ。
中でも印象的なのが、“通り穴”のある本棚や、小さなトンネルのような作り。
小さなお子さんがワクワクしながら“探検気分”で本棚をくぐり抜ける様子は、見ているこちらもほっこりします。
もちろん、安全面にも配慮されており、段差の少ない床構造や視界の確保などもされています。
スタッフさんの雰囲気も柔らかく、子連れでも安心して長居できるのがうれしいポイントです。
さらに、飲食可能な「Cafe ensemble」では、親子で軽食やおやつを楽しみながら過ごすこともできて、まさに“家族時間を過ごす本屋”という感じ。
本に興味を持ち始めたお子さんの“読書デビュー”にもぴったり。
親も子も、お互いのペースで過ごせる空間って、ほんとに貴重ですよね!
BUNKITSU TOKYO の運営とこれまでの「文喫」ブランド展開
BUNKITSU TOKYO の運営とこれまでの「文喫」ブランド展開について詳しくご紹介します。
「文喫」シリーズのこれまでの展開
BUNKITSU TOKYOは、「文喫(ぶんきつ)」という書店ブランドの4号店にあたります。
このブランドは、「文化を喫する、入場料のある本屋」というユニークなコンセプトを掲げて2018年に誕生しました。
記念すべき1号店は、東京・六本木にある「文喫 六本木」。
こちらは“静寂と集中の空間”として、知的層を中心に話題を集めました。
一般的な書店と異なり、“本を売る”のではなく、“本と過ごす時間を売る”という発想が、多くの共感を呼んだんです。
その後、2021年には福岡の老舗百貨店に2号店「文喫 福岡天神」がオープン。
カルチャースクールと融合した新業態として、地域の文化発信拠点となっています。
そして2024年には、愛知・栄に3号店「文喫 栄」が登場。
中部エリアの知的好奇心を満たす場として、新たなユーザー層を開拓しました。
BUNKITSU TOKYOは、こうした3店舗の知見と反響をもとに、さらにスケールアップした“新しい旗艦店”として誕生したんですね。
まさに「進化し続ける書店ブランド」と言える存在なんです!
運営会社ひらくの理念と取り組み
BUNKITSU TOKYOを運営しているのは、「株式会社ひらく」という企業です。
この会社は、親会社である日本出版販売(通称:日販)の子会社として、書店事業や文化コンテンツの場づくりに特化した事業を展開しています。
ひらくの掲げる理念は、「文化的コンテンツを通じて、暮らしの楽しさと豊かさを届ける」というもの。
本そのものだけでなく、“本がある空間”や“体験”に価値を見出し、滞在型書店という新しいモデルを構築してきました。
事業の柱は大きく3つあります。
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文喫事業:BUNKITSUをはじめとした入場料制書店の展開
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プロデュース事業:「雑誌の図書館 COVER」や「まちの本屋&ホテル ねをはす」などの空間プロデュース
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公共プレイス事業:図書館や公共スペースでの本の提案や空間活用
どの事業にも共通しているのは、“本を通じた新しい暮らしの提案”という視点です。
単なる商業施設としての書店ではなく、人と人、人と本、本と文化をつなぐ接点をデザインする――
そんな哲学が、BUNKITSU TOKYOにも色濃く反映されているんです。
書店業界が厳しいと言われる中で、「ひらく」のような存在が未来を照らしてくれているようで、個人的にもすごく応援したくなります!
“文化を喫する”というコンセプトとは
「文喫(BUNKITSU)」という名前には、明確な想いが込められています。
それが、“文化を喫する”というコンセプトです。
「喫する」とは、味わう・吸収する・堪能するという意味のある言葉。
つまり、ただ本を読むだけでなく、その背後にある文化や思想、空気までも“体感”してほしいという願いが込められているんです。
このコンセプトは、店舗デザインやサービス内容にも深く反映されています。
たとえば、BUNKITSU TOKYOには「ただ静かに読むための空間」だけでなく、会話が生まれるカフェスペース、アートが展示された空間、本と一緒に旅をするような遊び心あるレイアウトが存在します。
つまり、“読む”という行為を、もっと立体的で多層的な文化体験に変換しているのが文喫なんです。
また、「入場料を払ってでもいたくなる場所」であることを目指しているのも、このコンセプトの象徴。
静かに読書に没頭したい人も、誰かと語らいたい人も、ただ眺めるだけの人も、すべてが受け入れられる“文化の器”のような存在です。
本を“読む”ではなく、本と“共に過ごす”。
それが「文化を喫する」という体験の真髄なのかもしれません。
全国の文喫ファンが注目する理由
BUNKITSU TOKYOのオープンが発表されて以降、全国の“文喫ファン”たちの間で大きな話題となっています。
その理由は、単に新しい本屋ができるというだけでなく、「文喫ならではの体験」が確実に約束されているからなんです。
まず、「入場料のある本屋」というスタイルは、一度でも訪れた人にとっては忘れがたいもの。
静けさの中に漂う集中力、選び抜かれた本棚、そして何よりも“自分のペースで本と向き合える自由さ”。
こうした体験を味わった人は、自然と他の文喫店舗にも足を運びたくなるんです。
また、文喫はそれぞれの店舗でまったく異なる表情を見せてくれるのも魅力のひとつ。
たとえば六本木は都会的で静寂、福岡天神は文化と地域性が融合、栄は開放感ある空間づくりが特徴的。
だからこそ、今回の“最大規模”を謳うBUNKITSU TOKYOがどうなるのか、ファンなら興味津々なわけです。
さらに、文喫には「自分の居場所が見つかる」という感覚があります。
お気に入りの席、好きな本棚、心が落ち着くエリア…。
本屋でありながら、まるで“セカンドリビング”のような親しみがあるんですよね。
そんな文喫が、アクセス抜群の高輪ゲートウェイ駅直結で、さらにスケールアップして登場するとなれば、注目されないわけがありません!
BUNKITSU TOKYOが目指す未来の書店像
BUNKITSU TOKYOが描いているのは、「未来に残る書店とは何か?」という問いに対する、ひとつの答えです。
単なる本の販売ではなく、人が集い、語らい、刺激を受ける――そんな“知的な居場所”としての書店を目指しているのです。
今、全国の書店が減少傾向にある中で、BUNKITSUはあえて“滞在型”というスタイルを選び、価値を時間に置き換えることで新たなビジネスモデルを打ち立てました。
これは、「本屋で過ごす時間にこそ価値がある」という強い信念の表れです。
BUNKITSU TOKYOでは、この考えをさらに進化させています。
空間の設計、選書の哲学、アートとの融合、子どもから大人まで楽しめる設計、そしてコミュニティが生まれる場所としての機能――
すべてが“これからの書店像”に必要な要素として緻密にデザインされています。
また、「まちづくり」の一環として駅直結の商業施設に展開したことも大きな意味を持ちます。
“通過するだけの駅”を、“滞在したくなるまち”に変える装置として、BUNKITSUは新しい都市のあり方にも貢献しているのです。
本と人、人と人、人とまち。
そのすべてをつなぐハブとして、未来の書店が目指すべき姿が、この場所には詰まっているのではないでしょうか。
BUNKITSU TOKYOオープン!本と遊べる“未来型書店”が高輪に誕生!まとめ
BUNKITSU TOKYOは、ルミネ史上最大規模で誕生した新たな滞在型書店です。
約10万冊の選書に囲まれながら、3つのカフェラウンジで思い思いの時間を過ごすことができます。
「入場料のある本屋」という独自のシステムは、本と静かに向き合いたい人々にとって理想的な環境を提供しています。
さらに、子どもから大人まで楽しめる遊び心満載の空間や、アート・展示・ポップアップなどの文化体験も満載です。
未来型の“文化を喫する書店”として、BUNKITSU TOKYOはまさにこれからの書店の在り方を体現している存在と言えるでしょう。