2020年の十二支はネズミです。
初詣はどこへ行きますか?年が明けると神社にお参りに行きますが氏神様の他に干支にちなんだ神社仏閣に行かれる方も多いんですって。2020年は子年なのでどこが注目スポットなのか調べてみました。
子年を祀る神社とは
子年を祀る神社とは大国主命(オオクニヌシ)を祀る神社になります。特にご利益があるのは、「家内安全、身体健全、災難消滅、厄難消滅」で、狛犬が「ねずみ」になっている神社もあります。
●2020年は子年 ねずみどし
●子年の守護神は大国主命
●守り本尊は阿弥陀如来
大国主命とネズミの関係とは?
大国主命が須勢理毘売命(すせりびめのみこと:素戔嗚尊の娘)を妻に迎える際の、素戔嗚尊の与えた過酷すぎる試練を見事クリアできたのはネズミの助けがあったからと言われています。
おおくにぬしのみこと(大国主命)とは?
日本の国づくりの礎を築いたといわれる神で、出雲大社に祀られている神様です。大国主命に関わるお話で有名なのは因幡の白兎です。
因幡の白兎とはどんなお話
因幡の白兎は島根県の隠岐の島が舞台のお話です。白ウサギが隠岐の島から現代の日本に渡るために、ワニを騙して橋になるようにいい、騙されたことに気づいたワニがウサギの背中の皮を剥ぎ取ります。自慢の毛皮を失って泣いているウサギに、たまたまその場を通りかかった大国主命の兄の八十神は「海水に体をつけて風にあたれば楽になる」とウソを教えます。信じたウサギは海に飛び込みますが、身体中に激痛が走り苦しむしかありません。ちょうどそこえ大国主命が通りかかり「真水で体を洗ってガマの穂の上に寝そべりなさい」と正しいアドバイスをもらって元の白ウサギに戻ることができました。めでたしめでたし。
実際はまだまだ続きはありますが、因幡の白兎とはこんなお話です。出雲大社にはこのお話に出てくるウサギの像や大国主命にまつわるお話に関する像が多数見ることができます。
大国主命のご利益
縁結びの神様と言われる由来は子供が180柱、妻も何人もいる神様ということから縁結びの神様と呼ばれるようになったと言われています。他にもご利益があるようです。
●縁結び
●子授かり
●夫婦和合
●病気平癒
●商売繁盛
●五穀豊穣
●産業開発
●交通・航海の守護
●養蚕守護
大国主命を祀る神社は全国にあります
都道府県 | 神社名 |
島根県出雲市 | 出雲大社 |
愛知県名古屋市 | 熱田神宮 |
香川県琴平町 | 金刀比羅宮 |
東京都府中市 | 大國魂神社 |
埼玉県さいたま市 | 武蔵一宮 氷川神社 |
静岡県周智郡 | 小國神社 |
石川県羽咋市 | 氣多大社 |
神奈川 | 戸部杉山神社 |
大阪 | 敷津松之宮大国主神社 |
京都 | 大豊神社 |
京都 | 三十三間堂 |
京都 | 広隆寺 |
京都 | 千本釈迦堂 |
京都 | 蓮華王院 |
子年の干支を祀る神社がある都道府県は?ご利益は?まとめ
2020年は子年です。子年の干支を祀っている神社は全国にあります。氏神さまにお参りしたら、今年の干支のネズミを祀っている神社にも出かけてみましょう。有名な神社やお寺に出かけるのもいいですが、今年ならではの場所でいい年になるようお願いしてみると幸運が舞い降りてくるかもしれませんよ。