清水寺 拝観料やアクセス方法、食べ歩き情報まで、旅行を考えるなら知っておきたいことをまるごと紹介します。
この記事では、「清水寺に行ってみたい!」と思ったときにまず知りたい拝観料・営業時間・見どころ・写真映えスポット・お土産などを、わかりやすく、しかも実体験を交えて解説しています。
特に、食べ歩きグルメやお土産の情報は、現地に行ってからでは迷ってしまうので、ぜひ事前にチェックしておいてください。
清水寺の歴史や文化も丁寧に解説しているので、初めて訪れる方はもちろん、リピーターの方にもきっと新しい発見があるはずです。
清水寺をより深く、より楽しく味わえる記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
清水寺の拝観料や営業時間を事前にチェック!
清水寺の拝観料や営業時間を事前にチェックしておくと、当日の行動がスムーズになります。
混雑を避けるタイミングや、特別拝観の日程なども知っておくと、より満足度の高い参拝ができますよ。
清水寺の拝観料一覧(通常・特別拝観)
区分 | 拝観料 |
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大人・高校生 | 500円 |
中学生・小学生 | 200円 |
随求堂(胎内めぐり) | 100円 |
清水寺の通常の拝観料はとても良心的な価格設定です。
特別拝観の際も基本的には同じ料金で入場できることが多く、追加料金が発生するケースはほとんどありません。
胎内めぐりができる随求堂の拝観料は100円と、ちょっとした体験にもぴったりです。
旅行中でも負担にならない料金で、日本有数の名所をじっくり堪能できるのはありがたいですよね。
仮に家族4人で訪れても、1,400円程度なのでとてもコスパの良い観光地です。
筆者は毎回、迷わず特別拝観の時期に訪れています。夜間の幻想的な雰囲気は、昼間とはまったく違いますよ~!
2025年の営業時間カレンダー(季節ごとの時間)
期間 | 開門 | 閉門(受付終了時間) |
---|---|---|
1月1日~3月24日 | 6:00 | 18:00 |
3月25日~4月3日(春の夜間特別拝観) | 6:00 | 21:30(21:00受付終了) |
4月4日~6月30日 | 6:00 | 18:00 |
7月1日~8月13日 | 6:00 | 18:30 |
8月14日~8月16日(夏の夜間特別拝観) | 6:00 | 21:30(21:00受付終了) |
8月17日~8月31日 | 6:00 | 18:30 |
9月1日~11月21日 | 6:00 | 18:00 |
11月22日~12月7日(秋の夜間特別拝観) | 6:00 | 21:30(21:00受付終了) |
12月8日~12月31日 | 6:00 | 18:00 |
清水寺の拝観時間は季節によって異なります。
とくに春・夏・秋には「夜間特別拝観」が開催され、拝観可能時間がぐっと長くなります。
夜のライトアップされた清水の舞台はまさに圧巻。
筆者は紅葉のライトアップの時期に行ったことがありますが、空気が澄んでいて、まるで別世界にいるような感覚になりますよ。
旅行日が決まったら、公式サイトでこのカレンダーをチェックしておくと安心です!
夜間特別拝観の時期と楽しみ方
清水寺の夜間特別拝観は、1年に3回のみの開催です。
開催時期は以下の通りです。
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春:3月下旬~4月初旬(桜の季節)
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夏:8月中旬(お盆の千日詣り)
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秋:11月下旬~12月上旬(紅葉の見頃)
夜間は21:00まで受付しているため、夕方からでもゆっくり楽しめます。
ライトアップされた仁王門や三重塔は、昼間とはまったく違った神秘的な顔を見せてくれます。
特に紅葉シーズンは、赤く染まったモミジと舞台のコントラストが美しく、写真好きにはたまらない瞬間。
友達との旅行でも、カップルでも、家族でも、一度は体験してみてほしいですね。
個人的には、カメラを持っていくのがマストです!
所要時間の目安と混雑回避のコツ
清水寺の所要時間は、ざっくり1時間~1時間半程度を見ておくとよいでしょう。
ただし、以下のような要素で変動します:
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拝観客の混雑状況
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写真撮影の回数
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食べ歩き・参道散策の有無
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随求堂や滝での参拝の時間
とくに混雑するのは、「午前10時〜午後2時ごろ」。
筆者おすすめの時間帯は、開門直後の6:00〜8:00の早朝。
朝の清水寺は本当に静かで、清々しい空気に包まれています。
観光客が少ない分、写真も撮り放題!
混雑が苦手な方はぜひ早朝参拝を狙ってみてくださいね。
胎内めぐり「随求堂」の料金と所要時間
項目 | 内容 |
---|---|
拝観料 | 100円 |
所要時間 | 約5~10分 |
内容 | 真っ暗な回廊を数珠を頼りに進む、母の胎内を模した体験空間 |
随求堂(ずいぐどう)は、清水寺の境内にあるパワースポット。
本堂とはまったく違う趣のある体験ができることで、ひそかに人気を集めています。
暗闇の中を手探りで進む「胎内めぐり」は、非日常感が満載で、心がリセットされるような不思議な感覚になります。
筆者も最初はちょっと怖かったですが、出てきた後には「なんだか浄化された感じ」がしてスッキリしました!
拝観チケットの購入方法や注意点
清水寺の拝観チケットは、基本的に現地での購入になります。
混雑時でも、そこまで長蛇の列になることは少ないですが、特別拝観や連休はやや時間がかかることも。
以下の注意点を押さえておくと◎:
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支払いは現金のみ(電子マネー不可)
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随求堂は別料金なので現金を小銭で持っておくと安心
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ベビーカーや車椅子の方は係員に相談すればスムーズに案内してもらえる
事前予約やオンラインチケットは基本的にありません。
その分、気軽に立ち寄れるのが魅力ですね。
筆者のおすすめ拝観タイミングはここ!
正直なところ、どの季節に訪れても素晴らしいのが清水寺です。
ただ、筆者のイチオシは…
11月後半の早朝拝観!
紅葉がちょうど見頃を迎え、朝の冷えた空気とモミジの赤が舞台と溶け合って、息を呑む美しさ。
朝日が差し込む仁王門の写真も撮れますし、団体客が来る前の静けさが最高なんです。
朝6時台は空いていて、まさに穴場。
そのあとはゆっくり参道で朝ごはんや甘味も楽しめるので、一石二鳥ですよ〜!
清水寺参道で楽しめる食べ歩きグルメ13選
清水寺参道で楽しめる食べ歩きグルメ13選をご紹介します。
ただ歩くだけじゃもったいない!清水寺の周辺は“美味しいもの天国”なんですよ〜。
坂道を登りながら、お団子にスイーツ、ドリンクまで、ついつい寄り道したくなるお店がいっぱいです!
抹茶好き必見!絶品スイーツスポット
抹茶好きさんにとって、清水寺参道はまさに天国。
中でもおすすめなのが、清水坂にある「GOKAGO」。
ここでは京都産の上質な抹茶を贅沢に使った「濃厚抹茶ラテ」や、抹茶を贅沢に練りこんだ「抹茶ドーナツ」がいただけます。
抹茶ドーナツには、なんとその場で“追い抹茶”してくれるパフォーマンス付き。
点てたての抹茶の香りがふわっと広がって、思わず笑顔になります。
さらに、清水焼の茶器や茶葉も販売していて、お土産選びにも困りません。
店内にも落ち着いたイートインスペースがあるので、休憩がてらゆったりと楽しんでみてくださいね。
抹茶好きな筆者もここはリピ確定スポットです!
団子・わらび餅など和菓子系が熱い!
参道グルメの中でも和菓子系は外せません!
特に人気なのが、わらび餅の「monna」と、みたらし団子の「梅園」。
「monna」のわらび餅は、国産の本わらび粉と和三盆糖を使用したとろける口どけ。
口に入れた瞬間、す〜っと溶けて、ほんのりと甘い上品な味わいが広がります。
「Leafの記事見た」と伝えると、なんと一粒サービスされる嬉しい特典もありますよ!
一方、「梅園」のみたらし団子は、舞妓さんも食べやすい小ぶりサイズで、香ばしい焼き目と甘辛いタレが絶妙。
抹茶とのセットも人気で、テラス席からの眺めもバッチリ。
どちらのお店も、散策中にサクッと立ち寄れるのがポイントです。
甘味を楽しみながら、坂道をのんびり登るのが最高なんですよね~。
スタバから湯葉コロッケまで!話題のお店
参道には、驚くような変わり種グルメも!
たとえば、伝統的な町屋に入っている「スターバックス京都二寧坂ヤサカ茶屋店」。
ここでは畳の部屋で抹茶クリームフラペチーノ®が楽しめるという、和と洋の融合がたまりません。
さらに注目したいのが、「喜楽庵 岡本」の湯葉クリームコロッケと京風唐揚げ。
とろ〜り濃厚な湯葉クリームが口の中でとろけて、しかも衣はサクサク!
唐揚げはだしの効いた優しい味わいで、歩き疲れた体に染み渡ります。
京都の素材を活かしたこういうグルメって、旅の記憶に残りますよね。
食べ歩きの途中で「え、こんなお店あるの?」って感動しちゃうこと間違いなしです!
食べ歩きマップ付き!坂道別グルメ攻略
清水寺参道周辺には、こんなに多くの坂道があるんです:
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二寧坂(二年坂)
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三年坂(産寧坂)
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茶わん坂
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一念坂
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あさひ坂
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清水坂
坂道ごとに雰囲気もお店も違って面白いんですよ~。
たとえば、二寧坂にはスタバや抹茶ドリンク系が多く、三年坂には伝統和菓子や老舗の甘味処が集中。
「どこを歩くか迷う…」という人は、Leaf KYOTOの公式サイトに掲載されている食べ歩きマップを参考にすると良いですよ!
清水寺に行くまでにいくつもの誘惑があって、正直なところ…筆者は何度も足止めされました(笑)
時間に余裕を持って計画を立ててみてくださいね。
フォトジェニックなグルメも充実
SNS映えを狙うなら、見た目にもこだわったグルメをチェック!
たとえば、「京ばあむ清水店」のばあむソフトは、抹茶と豆乳の風味が美しい層を成していて、その上にたっぷりソフトクリームがのってるんです。
八ッ橋ですくって食べるというアイデアもユニークで、写真に撮りたくなるビジュアル。
さらに、串和菓子で人気の「伊藤軒/SOU・SOU清水店」では、カラフルな上生菓子を串にして、まるでアートのようなスイーツが登場。
和とポップが融合したデザインは、外国人観光客からも大人気。
写真を撮ってSNSにアップしたら「どこそれ?」って聞かれること間違いなしですよ〜!
店内で休憩できる穴場カフェまとめ
坂道の多い清水寺エリアでは、ちょっとした休憩が本当に大事。
そんなときに便利なのが、イートインスペースのあるカフェや甘味処たち。
たとえば、「文の助茶屋」では、わらび餅と抹茶のセットをゆったりとした和室でいただけます。
また、「The Unir Coffee Senses」では、世界各国から仕入れたコーヒーとフルーツサンドが楽しめて、建物も風情たっぷり。
参道の喧騒を少し離れて、ほっと一息つける空間ってありがたいですよね。
筆者は、歩き疲れたら甘いものとコーヒーのダブル攻撃でリフレッシュしています(笑)
地元民がすすめる本当に美味しい店はここ
Leaf KYOTOの編集部が厳選したお店は、観光客向けだけじゃなく、地元の人からも愛されている実力派ばかり。
たとえば、「藤菜美」のみたらし団子は、焼き立てにこだわった逸品。
一口サイズでパクっと食べられて、しかも甘すぎずしょっぱすぎず、絶妙なバランス。
また、「奥丹清水」のとうふまんじゅうは、豆腐屋さんが作っただけあって、素朴ながらしっかりとした旨味が味わえます。
清水寺界隈で本当に“美味しいもの”を探すなら、こうした老舗や専門店を巡るのがベスト。
観光ついでに“本物の味”を堪能してみてください!
清水寺へのアクセス方法を徹底ガイド
清水寺へのアクセス方法を徹底ガイドしていきます。
初めて訪れる人でも安心してたどり着けるように、主要駅や空港からの行き方、バスや徒歩ルートなどを詳しくまとめました!
迷いやすい坂道もあるので、事前にルートをイメージしておくと、当日の移動がスムーズになりますよ。
JR・阪急・京阪からの行き方
出発駅 | 主な交通手段 | 所要時間の目安 | 降車地点 | 徒歩 |
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JR京都駅 | 市バス100系統 / 206系統 | 約15分 | 五条坂バス停 | 約10分 |
阪急京都河原町駅 | 市バス207系統 | 約10分 | 清水道バス停 | 約10分 |
京阪祇園四条駅 | 市バス207系統 / 徒歩 | 約10分(バス) | 清水道バス停 | 約10分 |
京阪清水五条駅 | 徒歩 | 約25分 | - | - |
JR京都駅からは、市バス100系統か206系統がもっとも定番ルート。
「五条坂」バス停で下車し、そこから坂を10分ほど登れば仁王門が見えてきます。
阪急京都河原町駅や京阪祇園四条駅からは、207系統が便利。
「清水道」で降りたあとは、少し狭い参道を抜けて10分ほど歩けば清水寺に到着します。
京阪「清水五条駅」からは25分ほど歩きますが、町並みを楽しみながらのんびり歩くにはぴったり。
電車と徒歩の組み合わせは、体力に自信がある方におすすめです。
筆者は天気が良ければ清水五条駅からの散歩コースがお気に入りです!
清水五条駅から徒歩ルートを解説
京阪電鉄「清水五条駅」から清水寺へは、約25分のウォーキング。
途中には五条坂があり、坂道が続くのでスニーカーなど歩きやすい靴がベストです。
道中にはお土産屋さんや甘味処、和雑貨店がずらり。
五条坂を登りきると、やがて清水坂に合流し、仁王門が見えてきます。
坂の勾配はややきついですが、京都らしい風情が楽しめるので、歩く価値はじゅうぶんにありますよ!
途中で「おっ、このお団子気になる〜!」なんて寄り道しながら歩くのも旅の醍醐味。
筆者は毎回、気づいたらアイスやドーナツを手にしています(笑)
市バス・京阪バスの系統と下車ポイント
バス会社 | 系統 | 降車バス停 | 徒歩 |
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京都市バス | 100・206・207系統 | 五条坂・清水道 | 約10分 |
京阪バス | 83・85・87・88系統 など | 清水道・五条坂 | 約10分 |
「五条坂」または「清水道」で降りるのが基本。
どちらのバス停も清水寺まで徒歩10分圏内です。
五条坂はやや広めで歩きやすく、清水道は昔ながらの風情ある道が続きます。
バスは日中非常に混雑しますので、時間に余裕をもって移動するのが吉。
市バスの中では「100系統」が観光用に設計されていて、停車数も少なくてスムーズですよ!
満員バスでぎゅうぎゅうになる前に、朝イチのバスに乗るのがおすすめです。
遠方からのアクセス(東京・大阪・空港)
出発地 | 移動手段 | 所要時間(目安) |
---|---|---|
東京(新幹線) | 東京駅→京都駅 | 約2時間15分 |
成田空港(飛行機) | 成田→関空→京都駅 | 約3時間(乗継含む) |
羽田空港(飛行機) | 羽田→伊丹→京都駅 | 約2時間30分 |
関西空港 | リムジンバス | 約1時間30分 |
伊丹空港 | リムジンバス | 約1時間 |
遠方から来るなら、新幹線 or 飛行機+リムジンバスが定番ルート。
京都駅に到着したら、市バスやタクシーを使って清水寺を目指しましょう。
バスが混む季節や時間帯は、京都駅八条口からのタクシー移動も楽ちんです。
旅行カバンを持ったまま坂道を登るのは大変なので、駅構内のコインロッカーや手荷物預かり所の利用も検討してみてくださいね。
車椅子やベビーカーでのアクセス方法
清水寺は坂道が多く、石畳もあるため、車椅子やベビーカーでは少しハード。
しかし、事前にルートを選べばアクセス可能です。
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推奨ルート:茶わん坂~防災道路ルート
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正面の清水坂は石畳や段差が多く、避けたほうが無難
清水寺の公式サイトには車椅子ルートマップ(PDF)も用意されています。
バリアフリー対応のトイレや休憩所の情報も記載されているので、事前チェックが安心です。
筆者も実家の母を連れて行った際、茶わん坂ルートで無事に拝観できました!
坂道の多さと歩きやすい靴の選び方
清水寺周辺は坂道の聖地と言っても過言ではありません。
とくに「清水坂」「産寧坂」「二寧坂」「茶わん坂」などは、石畳+勾配ありの連続です。
女性はヒールを避けて、スニーカー or 履きなれたウォーキングシューズが正解。
冬場は凍結して滑る場合もあるので、滑り止め付きの靴底が安心です。
筆者は一度パンプスで挑んで、見事に足をくじきかけました…(苦笑)
旅を楽しむためにも、足元には全力で気を配りましょう!
おすすめのアクセス時間帯と回避術
観光ピーク時の清水寺周辺は、とにかく混みます!
特に下記時間帯は避けたほうがベター:
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午前10時〜午後2時(土日祝・紅葉や桜シーズン)
おすすめのアクセス時間帯はこちら:
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朝6:00〜8:00:快適&静か!
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夕方16:00以降:比較的人が少なくなる
早朝の清水坂は、まるで時が止まったような静けさ。
お店は開いていないけど、その分、空気と景色を独り占めできます。
写真撮影や静かに拝観したい人には特におすすめの時間帯ですよ。
清水寺の見どころ完全ガイド
清水寺の見どころ完全ガイドをお届けします。
「清水の舞台」だけが名物じゃないんです!
歴史的な建築物からパワースポット、季節ごとの絶景まで…訪れたらぜひ立ち寄ってほしいポイントをまとめました。
じっくり見て回ると、清水寺の奥深さにきっと驚きますよ。
清水の舞台からの絶景に感動!
清水寺といえば、やっぱり「清水の舞台」。
本堂から突き出すように作られたこの舞台は、釘を使わない伝統建築「懸造り(かけづくり)」という技法で組まれています。
高さは約13メートル、ビル4階相当とも言われ、そこから望む東山の景色はまさに絶景!
春は桜、夏は深緑、秋は燃えるような紅葉、冬は静寂に包まれる雪景色…。
四季折々の風景と舞台のコラボは、まるで絵画のよう。
そのあまりの美しさに、つい深呼吸したくなるほどです。
筆者も初めて訪れたとき、言葉を失いました…いやほんとに、これは生で見ないとわからない。
音羽の滝のご利益と参拝方法
清水寺の名前の由来ともなった「音羽の滝」は、境内の最奥部にあります。
この滝は、古来より「清めの水」として信仰されてきた場所。
3本の流れに分かれていて、それぞれに意味があります。
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学業成就
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恋愛成就
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健康長寿
ひとつだけ選んで飲むのがルールで、欲張るとご利益がなくなるとか…!
柄杓で受けて飲むことができますが、感染対策のため時期によっては変更されていることもあります。
透明で冷たい水が喉を潤し、不思議と心までスッキリ。
筆者はつい「全部飲みたい…」という煩悩に勝てず、1本だけにぐっと我慢(笑)
どの水を選ぶかで、旅の楽しみもひとつ増えますよ〜。
三重塔・仁王門などの歴史的建築物
清水寺には、舞台以外にも見どころ満載の建築物があります。
まず正面に現れるのが、鮮やかな朱色の「仁王門」。
16世紀に再建されたこの門は、左右に立つ金剛力士像とともに圧巻の存在感です。
次に目を奪われるのが、高さ約31メートルもある「三重塔」。
国内でも最大級の高さを誇り、遠くからでも一目で清水寺だとわかるシンボル的存在です。
塔の内部には、密教の仏画や飛天などが色鮮やかに描かれており、歴史と美術の融合に思わず見入ってしまいます。
他にも西門や鐘楼、阿弥陀堂など、歩くだけで歴史の重みを感じられる建築物が点在。
「寺巡りってこんなに面白かったっけ?」と思わせてくれる場所なんですよ。
紅葉や桜など季節の見どころ
清水寺は、京都でも有数の「四季を感じられる寺院」です。
春は境内に咲き誇るソメイヨシノや山桜。
舞台の下を見下ろすと、まるで花の海のような風景が広がります。
そして秋は言わずもがな、約1000本のヤマモミジが赤・黄・オレンジに染まる壮大な紅葉絵巻。
夜間特別拝観ではライトアップも実施され、幻想的な雰囲気に包まれます。
夏の青もみじ、冬の雪景色もまた趣深く、どの季節に訪れても「来てよかった」と思える絶景に出会えます。
筆者は個人的に春の朝6時台が大好き!
人が少なく、朝日と桜に包まれた舞台の神秘的な静けさが忘れられません。
パワースポット「胎内めぐり」とは?
本堂のすぐ近くにある「随求堂(ずいぐどう)」では、「胎内めぐり」が体験できます。
これは、真っ暗な回廊を手すりにつかまりながら進んでいく“精神の修行”ともいえる体験。
道中には一切の灯りがなく、頼れるのは手の感覚だけ。
途中には石仏「随求石」があり、願い事を祈りながら手で触れると、ご利益があると言われています。
「母の胎内」をイメージして造られており、再生や浄化の象徴とも。
実際に体験すると、普段どれだけ視覚に頼って生きているかを実感できます。
ちょっと怖いけど、出てきた瞬間、なんとも言えない安心感があるんですよね。
筆者は一度体験してから、毎回訪れるたびに行くようになりました!
特別公開エリアの魅力とは?
清水寺では、時期によっては普段入れない建物の特別公開が行われることがあります。
たとえば、本坊の庭園や重要文化財の内部など。
これらは季節や行事によって公開期間が異なるため、公式サイトの事前チェックがマスト。
特別公開中は、文化財保護のため写真撮影NGの場合もありますが、その分じっくりと空間を味わえます。
また、行事と連動して護摩焚きや法要が行われることもあり、歴史と信仰をより身近に感じられます。
観光だけでは味わえない「清水寺のもう一面」を知るチャンスです。
静かに時が流れる空間で、心を整えるひとときも良いものですよ。
写真映えするスポットをプロが伝授!
清水寺は、フォトジェニックなスポットの宝庫。
代表的な撮影スポットをいくつか紹介しますね。
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舞台から望む京都市街(特に夕暮れ時が美しい)
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仁王門と三重塔を1枚におさめる構図
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音羽の滝で水を受けるシーン
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秋の紅葉と本堂の組み合わせ(ズームで狙うと◎)
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夜間拝観のライトアップは感度高めにして撮影
そして裏技ですが、清水坂の途中で振り返ると、参道と人の流れが一枚の絵のように撮れます。
人混みを避けたい方は早朝がおすすめ。
カメラ好きの筆者は、いつも望遠レンズと広角レンズの両方を持参。
旅の記録としてだけでなく、アートのような一枚を狙ってみるのも、清水寺の楽しみ方の一つですよ!
清水寺の駐車場事情とおすすめ移動手段
清水寺の駐車場事情とおすすめ移動手段をまとめました。
実は、清水寺の参道周辺には専用駐車場がありません。
車で訪れる場合は、近隣のコインパーキングや市営駐車場の利用が必要です。
「どこに停めればいいの?」「混雑する時間帯は?」といった疑問にもお答えしていきますね。
清水寺に駐車場はあるの?
結論から言うと、清水寺には参拝者専用の駐車場はありません。
そのため、車で向かう際は周辺の一般駐車場を利用する必要があります。
また、清水坂や産寧坂周辺は車の進入が制限されているエリアも多く、観光シーズンは大混雑!
そのため、できれば公共交通機関を使う方が安心です。
ただし、どうしても車で行きたい方や、家族連れ・高齢者同行の方は、駐車場の事前リサーチが必須ですよ。
筆者も一度、下調べせずに行って後悔した経験ありです…。
周辺の市営・コインパーキング情報
清水寺から徒歩10〜15分圏内に、いくつか便利なコインパーキングがあります。
代表的な駐車場を以下にまとめます。
駐車場名 | 住所 | 台数 | 料金(目安) | 徒歩距離 |
---|---|---|---|---|
タイムズ東山五条第3 | 東山区五条橋東6-539-1 | 約10台 | 30分 330円 / 最大1,320円 | 徒歩10分 |
GSパーク清水寺前 | 東山区清水1-294 | 約20台 | 60分 600円 | 徒歩5分 |
京都市清水坂観光駐車場 | 東山区清水2-256-3 | 約100台 | 30分 250円 / 上限あり | 徒歩7分 |
リパーク五条坂 | 東山区五条橋東6丁目 | 約12台 | 20分 200円 | 徒歩10分 |
特におすすめなのは、「京都市清水坂観光駐車場」。
収容台数も多く、清水寺に比較的近い位置にあります。
また、周辺のカフェやショップ巡りにも便利な立地です。
早朝なら空きがあることも多いので、朝イチ到着を狙うのがポイントですよ!
混雑する時間帯と避ける方法
清水寺周辺の道路と駐車場は、以下の時間帯に特に混雑します:
-
土日祝日の10:00〜15:00
-
春(3月末〜4月中旬)と秋(11月中旬〜12月初旬)
この時間帯は、駐車場の空き待ちで道路が渋滞するケースも。
混雑を避けたいなら…
-
平日の早朝(8時前)に到着する
-
夕方15時以降に訪れる
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周辺駅から徒歩アクセスに切り替える
また、「タイムズのB」や「akippa」といった予約制駐車場サービスを活用するのもおすすめ!
事前予約なら、満車の心配がなく、安心して観光ができますよ。
筆者も秋の紅葉シーズンに「タイムズのB」で駐車場を抑えて行きましたが、ほんとに快適でした!
パーク&ライド制度でお得に
京都市では、環境負荷軽減と渋滞緩和のため、パーク&ライド制度を推進しています。
これは、市外の大きな駐車場に車を停めて、そこから電車やバスで市内へ移動するという方法。
代表的な拠点:
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近鉄竹田駅周辺の駐車場
-
山科駅周辺の駐車場
どちらも比較的リーズナブルで、駐車台数も多め。
そこから市営地下鉄やバスを使って清水寺へアクセスできます。
時間に余裕があれば、パーク&ライドはかなりストレスが減るのでおすすめですよ!
環境にも優しいですしね♪
タクシーやレンタサイクルの利用はアリ?
タクシー利用も選択肢のひとつです。
とくに高齢者や小さなお子様がいる場合、京都駅→清水寺までのタクシー移動は非常に楽!
料金は片道約1,500円前後(所要時間15〜20分程度)。
一方、天気が良ければレンタサイクルもかなりおすすめ!
清水寺周辺には駐輪場もあり、京都の街を風を感じながら散策できます。
ただし、清水坂は急勾配なので、電動自転車がベター。
筆者は電動自転車で回った時、「なんて快適なんだ…!」と感動しました(笑)
坂の登り降りに自信があるなら、チャリ旅もぜひ♪
ファミリー・高齢者におすすめの移動法
ファミリーやシニアの方におすすめなのは、以下の移動手段です:
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京都駅からのタクシー(乗り換えなし&坂の下まで)
-
清水坂下のバス停から徒歩(坂道注意)
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茶わん坂ルートを使う(比較的段差が少ない)
また、ベビーカーや車椅子を使う場合は、**スロープのある「防災道路ルート」**が推奨されています。
清水寺の公式サイトには、バリアフリー情報や段差の有無が載っているので、事前チェックがおすすめ。
筆者の祖母を連れて行った時は、タクシー+茶わん坂ルートで快適に回れましたよ!
筆者が実際に利用した駐車場レビュー
個人的におすすめしたいのは「京都市清水坂観光駐車場」。
理由は以下の通り:
-
台数が多く、比較的空きが見つかる
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トイレや案内所が整備されていて安心
-
観光地にしては料金が良心的
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徒歩7〜10分で清水寺まで行ける好立地
実際に訪れたときも、早めの時間だったのでスムーズに駐車できました。
ただし、紅葉シーズンや週末は午前9時すぎには満車に近かったので、とにかく早め行動がカギです!
時間に余裕がある方は、散歩がてらもう少し離れたパーキングから歩いてくるのもアリかもしれません。
清水寺の最寄り駅からの徒歩ルート
清水寺の最寄り駅からの徒歩ルートをわかりやすく解説します。
清水寺へ向かう道のりには、風情ある坂道やお店が立ち並び、まさに“歩いて楽しむ観光地”。
ただし、坂が多くて道に迷いやすいので、事前にルートを知っておくと安心です。
それぞれの駅からの特徴や魅力も併せて紹介していきますね。
清水五条駅から歩くとどんな感じ?
京阪電鉄「清水五条駅」から清水寺までは、徒歩で約25分。
駅を出たら、まずは五条通を東へ進みます。
しばらく歩くと「五条坂」の入口に到着。
この坂道をまっすぐ登っていくと、清水寺の仁王門が見えてきます。
五条坂は歩道も広く、観光客でにぎわっていますが、比較的歩きやすい印象です。
坂を登る途中には、食べ歩きグルメやお土産店がずらり。
「途中で寄り道しながら歩けるのが楽しい!」という声も多く、観光気分を満喫しながらアクセスできますよ。
ただし、坂の勾配がややきついので、体力に自信がない方は休憩をはさみながらがベストです。
筆者は清水五条駅からのルートがいちばん好き!静かで風情ある町並みが続くので、旅情を感じられるんです。
祇園四条駅からのアクセスルート紹介
京阪「祇園四条駅」から清水寺までは徒歩約30分。
少し距離はありますが、祇園の街並みを楽しみながら向かえるのが魅力的です。
駅を出て四条通を東へ進み、八坂神社の前を通って円山公園方面へ。
そのまま東山通を南下して「産寧坂(さんねいざか)」へ向かうのが定番ルートです。
このルートはとにかく雰囲気が抜群。
昔ながらの町家や石畳、着物姿の観光客など、「これぞ京都!」という景色が広がります。
途中にはおしゃれなカフェや雑貨屋もあり、目的地に着く前から楽しい道のりです。
ただし、産寧坂・二寧坂は石畳で滑りやすい場所もあるので要注意!
特に雨の日は足元に気をつけてくださいね。
筆者はこのルートで毎回誘惑に負けて、和スイーツに寄り道してしまいます(笑)
バス停「五条坂」「清水道」からの所要時間
バス停名 | 所要時間 | 特徴 |
---|---|---|
五条坂 | 徒歩約10分 | 坂道が広く比較的歩きやすい |
清水道 | 徒歩約10分 | 狭いが風情ある古道が続く |
京都駅や河原町駅からの市バスに乗ると、「五条坂」か「清水道」で降りるのが一般的。
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五条坂バス停は、比較的広い通りを直進するルート。
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清水道バス停は、細い通りを抜けていくルート。
どちらのルートも所要時間は同じくらいですが、道の雰囲気が少し違います。
五条坂の方が歩きやすさ重視、清水道は京都らしさ重視、といった感じですね。
朝や夕方など人が少ない時間帯なら、清水道の方が情緒があっておすすめです!
坂道の種類とそれぞれの雰囲気
清水寺周辺には、有名な坂道がいくつもあります。
坂の名前 | 特徴 | 雰囲気 |
---|---|---|
五条坂 | メインルートで観光客が多い | お土産・飲食店が豊富 |
清水坂 | 五条坂の先、清水寺正面まで続く | 人通り多くにぎやか |
産寧坂 | 石畳の風情ある坂 | 写真映え抜群 |
二寧坂 | 産寧坂の途中、曲がり角が多い | おしゃれな雑貨屋も多い |
茶わん坂 | 比較的静かな裏ルート | 登りやすいが人少なめ |
それぞれの坂道には独自の雰囲気があり、歩く楽しさがあります。
「五条坂~清水坂」はメインルートでにぎやか。
「産寧坂~二寧坂」は風情たっぷりの京都情緒を満喫できるコース。
「茶わん坂」は人混みが苦手な方や、落ち着いて歩きたい人におすすめです。
筆者はお昼に産寧坂、帰りに茶わん坂を下るのが定番コースです!
ベビーカー・車椅子でのおすすめルート
坂が多い清水寺エリアですが、ルートを工夫すればベビーカーや車椅子でも観光は可能です。
おすすめルート:
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茶わん坂 → 防災道路 → 本堂エリアへ
このルートは段差が比較的少なく、スロープ状になっているため移動がしやすいです。
また、清水寺の公式サイトにはバリアフリーマップも掲載されているので、事前に確認しておくと安心です。
注意点:
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清水坂や産寧坂は段差が多く、石畳も多いため避けた方が無難
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バス利用時はノンステップバスを選ぶと乗り降りがスムーズ
筆者は母と一緒にベビーカーで訪れたことがありますが、茶わん坂ルートは本当に助かりました!
雨の日の移動はどうすべき?
雨の日の清水寺も風情があって素敵ですが、石畳の坂道は滑りやすくなるので要注意です。
おすすめ対策:
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滑りにくい靴(スニーカーやラバーソール)
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折りたたみ傘より、レインポンチョ+両手空けるタイプのバッグが便利
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坂道では足元にしっかり注意
また、雨の日は観光客が減る傾向にあるので、意外と穴場タイムでもあります。
傘を差して歩くのは大変ですが、写真は幻想的でとても雰囲気がありますよ。
筆者はあえて雨の日に撮影に行ったことがありますが、しっとりした石畳と紅葉のコントラストが最高でした!
Googleマップの落とし穴に注意!
Googleマップは便利ですが、清水寺周辺では要注意ポイントもあります。
とくに産寧坂や二寧坂周辺では、車道と歩道が混在しているため、徒歩ルートの案内が不正確になることも。
たとえば、石段のルートを「車で行ける」と誤認して案内されたり…。
おすすめは、清水寺の公式サイトで案内されているルートマップを事前に確認すること。
また、現地では案内板も充実しているので、最終的には現地の看板を頼るのが確実です。
筆者も以前、Googleマップに従って迷子になった経験があります(苦笑)
案内アプリは「参考程度」にして、現地の雰囲気を楽しみながら進んでくださいね!
清水寺で買いたいおすすめのお土産10選
清水寺で買いたいおすすめのお土産を、厳選してご紹介します。
せっかく京都まで来たなら、旅の思い出になる“とっておきの一品”を手に入れたいですよね。
参道には可愛い雑貨から、老舗の和菓子、実用的な器まで、目移りしてしまうほどの名品が並んでいます。
定番から個性的なものまで、選ぶ楽しさも清水寺の魅力のひとつです!
老舗和菓子屋の限定商品
清水寺周辺には、江戸時代から続く老舗和菓子店がいくつもあります。
とくに人気なのが、清水坂にある「七味家本舗」の八ツ橋入り七味煎餅。
ピリッとした後味がクセになる、ちょっと大人向けの一品です。
また、「祇園小石」では、黒蜜入りの飴やわらび餅など、見た目も上品で手土産にぴったり。
一部商品は清水寺店限定の味もあり、「ここでしか買えない」感がたまりません。
日持ちする商品も多く、職場や友人へのお土産にも重宝しますよ。
筆者は帰りの新幹線で「限定どら焼き」を食べたのが忘れられない思い出です…!
清水焼の器や茶器
京都といえば「清水焼」。
その発祥の地・清水坂では、職人の手仕事が光る器や茶器をじっくり選ぶことができます。
色や形のバリエーションが豊富で、普段使いにもぴったり。
マグカップや湯呑、箸置きなど、小物も揃っているので手軽に購入できます。
なかには体験工房もあり、自分で絵付けできるお店も。
「世界で一つだけのお土産」が作れるのは嬉しいですよね。
割れ物なので配送サービスを活用するのがおすすめ!
筆者もお気に入りの湯呑を購入して、毎朝その器でお茶を飲むたびに旅の思い出がよみがえります。
清水寺ならではの縁起物グッズ
本堂やお土産店では、清水寺オリジナルの縁起物グッズが手に入ります。
たとえば、御朱印帳やお守り、干支にちなんだ小物など。
特に人気なのが「健康守」「学業成就守」などのカラフルなお守りで、デザインも洗練されていて可愛いんです!
さらに、季節限定の「桜守」や「紅葉守」も登場するので、タイミングによって違うアイテムが楽しめます。
「音羽の滝」の水を模したストラップや、舞台をモチーフにした根付など、旅の記念になるものがたくさん。
個人的には、御朱印帳の紙質がとても良くて書きやすいのもポイント高いですよ~!
抹茶スイーツ系のお土産まとめ
抹茶好きにたまらないエリア、それが清水寺周辺。
「茶匠 清水一芳園」や「辻利兵衛本店」など、抹茶スイーツの名店がずらりと並んでいます。
人気のお土産:
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抹茶フィナンシェ
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宇治抹茶ラスク
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抹茶チョコ大福
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抹茶カステラ
どれも濃厚で香り高く、上品な甘さが特徴。
一部商品は冷蔵必須のため、保冷バッグを持って行くと安心です。
お取り寄せ可能な商品もありますが、「現地で買うとやっぱりテンション上がる!」と評判です。
筆者は必ず抹茶ラスクを買いますが、食べきれずにすぐ人に配っちゃうのもあるある(笑)
おしゃれで実用的なお土産も充実
最近は、見た目もおしゃれで普段使いできる「実用的なお土産」も人気です。
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手ぬぐい(清水寺デザインや季節柄)
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和風ポーチや風呂敷
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お香セットやハンドクリーム(京都らしい香り)
これらは価格も1,000円前後とお手頃で、ちょっとした贈り物や自分用にもぴったり。
デザイン性が高く、海外の観光客からも好評なんですよ。
「これ、どこで買ったの?」と聞かれること間違いなし!
筆者は旅先で買った手ぬぐいを額縁に入れて飾ってるんですが、それだけでお部屋が京都っぽくなるんですよね。
通販で買えるおすすめ商品
「荷物が多くて買えなかった…」という方も安心。
清水寺周辺のお土産の一部は、公式オンラインショップや通販サイトで購入可能です。
たとえば:
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七味家本舗の調味料セット
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清水焼のマグカップ
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抹茶スイーツギフトセット
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お守りや御朱印帳(※一部商品)
ただし、現地限定商品や季節限定アイテムは通販では手に入らない場合もあります。
旅のあとに「やっぱり買っておけばよかった~」と後悔しないように、現地で迷ったら買っておくのが正解!
筆者も帰宅してから思い出してポチったこと何度もあります(笑)
荷物預かりスポットや発送サービス情報
「お土産いっぱい買っちゃって持てない…」なんて時も大丈夫。
清水寺周辺にはコインロッカーや荷物預かり所が点在しています。
特に清水坂・五条坂エリアのカフェや観光案内所では、手荷物預かりサービスを実施していることも。
また、お土産屋の一部では「全国発送サービス」に対応しており、その場で送ることも可能。
便利なサービス:
店名 | サービス内容 | 料金の目安 |
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京都市観光案内所(東山) | 手荷物一時預かり | 1個500円程度 |
某大手土産店 | 宅配便発送(ヤマト・佐川など) | 実費+箱代 |
たくさん歩く清水寺観光だからこそ、こうしたサービスを使うと快適さがぐっと上がりますよ。
筆者は荷物が増えすぎて、最後の方はカフェで預けてスッキリ観光しました(笑)
清水寺の歴史をわかりやすく解説!
清水寺の歴史をわかりやすくご紹介します。
世界遺産に登録され、1300年以上の歴史を持つこのお寺には、数えきれない物語が詰まっています。
歴史を知れば、見学が何倍も面白くなりますよ!
清水寺はいつ創建された?
清水寺の創建は、西暦778年(宝亀9年)。
奈良時代の僧「延鎮(えんちん)」が、音羽山で修行中に観音菩薩のお告げを受けたのが始まりとされています。
その後、798年には坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が仏殿を建立し、本格的なお寺としての歴史がスタートしました。
日本でも有数の古刹(こさつ)であり、平安時代から「観音信仰の聖地」として多くの人々の信仰を集めてきたのです。
清水寺という名前は、境内にある「音羽の滝」の清らかな水に由来しています。
筆者はこの創建話を知ってから、ただのお寺じゃない“物語の始まりの地”だと感じるようになりました。
観音信仰と音羽山の由来
清水寺の本尊は「十一面千手観音菩薩」。
観音様は「人々の苦しみや悩みに耳を傾け、救ってくれる存在」として、古くから親しまれています。
この信仰は、庶民から貴族まで幅広く支持され、特に平安時代には多くの参拝者が訪れました。
「観音巡礼」の第一番札所としても有名で、西国三十三所の旅はここから始まります。
音羽山という山号は、清らかな音を立てて流れる「音羽の滝」から名づけられたもの。
自然と信仰が一体になったこの地は、日本人の心に深く根ざしています。
「自然=神聖なもの」とする感覚、改めて素敵ですよね。
「清水の舞台から飛び降りる」語源
「清水の舞台から飛び降りる覚悟」という慣用句、聞いたことがある方も多いはず。
この語源となったのが、清水寺の本堂「清水の舞台」です。
江戸時代、実際にこの舞台から飛び降りて、願いが叶えば命を落としても本望…という“願掛け”が行われていた記録が残っています。
統計によれば、234人が飛び降りて、生存率は約85%だったとか…!
もちろん現在は禁止されていますが、それだけこの場所が信仰の対象として、熱い思いを持たれていたことが分かります。
筆者は初めて舞台に立った時、その高さと景色に圧倒され、「これは確かに飛び降りる気持ちが必要だな…」と思いました。
国宝や重要文化財について
清水寺は、多くの建築物が国宝や重要文化財に指定されています。
主な指定物件:
名称 | 指定 | 特徴 |
---|---|---|
本堂(清水の舞台) | 国宝 | 懸造(かけづくり)という特殊な建築法で建てられている |
仁王門 | 重要文化財 | 迫力ある朱色の門、清水寺の玄関口 |
三重塔 | 重要文化財 | 鮮やかな朱色が美しい、京都随一の高さ |
経堂・阿弥陀堂 | 重要文化財 | 穏やかな雰囲気の小堂で、落ち着いた空間 |
本堂は「釘を1本も使っていない」構造でも知られており、見れば見るほど驚きの連続です。
建築好きの方にはたまらないポイントですね!
筆者は三重塔の朱色の鮮やかさに心を奪われました…。
修繕・再建の歴史と時代背景
長い歴史を持つ清水寺は、数々の火災や戦乱、災害に見舞われてきました。
中でも大きな再建は:
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平安時代(焼失→再建)
-
安土桃山時代(豊臣秀吉の命で再興)
-
江戸時代(徳川家光の支援で現在の本堂を再建)
清水の舞台も江戸時代に再建されたもので、400年以上の時を経て現在に至ります。
また、近年では令和の大修理(屋根の葺き替えなど)が行われ、伝統を守りながらも現代技術で維持されています。
こうして代々受け継がれてきたお寺を見ると、日本の職人魂や信仰の強さに感動せずにはいられませんね。
世界遺産としての価値とは?
清水寺は1994年に、「古都京都の文化財」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。
登録の理由は以下の通りです:
-
日本仏教建築の傑作であること
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自然との調和、文化的景観の美しさ
-
1300年に渡る宗教活動の継続性
特に「懸造」という建築技法や、音羽山の自然を活かした配置は、日本文化の奥深さを象徴しています。
世界中から観光客が訪れる理由も納得ですよね。
「世界遺産=観光地」だけじゃなく、「守るべき文化遺産」だという意識も大切にしたいところです。
歴史を知ると楽しみ方が変わる!
清水寺の歴史を知ると、単なる観光地ではなく、“時間を超えて生きてきた存在”だと感じられます。
目の前にある舞台や塔も、幾度となく壊れ、再建され、信仰を集めてきた場所。
「今ここに立っている」こと自体が、奇跡のように思えてきませんか?
写真を撮るだけじゃもったいない。
建物の意味、由来、背景を知ることで、何倍も深く味わえるんです。
筆者は清水寺を訪れるたびに、「歴史のページをめくっている感覚」になります。
次に訪れるときは、ぜひ少しだけ“過去”を感じながら歩いてみてくださいね。
清水寺の写真映えスポットまとめ
清水寺には、まさに「絵になる」絶景スポットがたくさんあります。
インスタグラムやSNSでも話題の“写真映えスポット”を、角度やタイミングも含めてご紹介していきますね。
観光の思い出を残すなら、見逃せないポイントばかりですよ〜!
定番!清水の舞台を真正面から
まず外せないのが、本堂(清水の舞台)を正面から撮るカット。
おすすめは、「奥の院」や「阿弥陀堂」から望む構図。
舞台全体が見渡せ、下には木々が広がり、季節によってまったく違う表情を見せてくれます。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、どの季節もフォトジェニック!
夕暮れ時になると、背景がオレンジ色に染まり、幻想的な一枚が撮れることも。
三脚禁止エリアなので、しっかり構えて、手ぶれに気をつけてくださいね。
筆者は秋の夕方、真っ赤な紅葉と夕日に染まる舞台の写真が人生ベストショットになりました!
仁王門の階段とその先の世界
清水寺の入り口、朱色がまぶしい仁王門も絶好の撮影スポット。
階段の下から見上げる構図がおすすめで、「これぞ京都!」な写真が撮れます。
特に朝イチや夕方は逆光にならず、空の色もキレイに写ります。
門の奥に続く石畳の道や三重塔も映り込むので、奥行きのある写真になりますよ。
着物姿でここに立てば、映画のワンシーンのような一枚に。
人が写り込むのが気になる方は、朝8時前に行くと比較的空いています。
筆者は開門直後のしんとした空気感が好きで、毎回ここで1枚目のシャッターを切ります。
音羽の滝で“パワースポット感”を
本堂を下っていくと現れるのが、音羽の滝。
3本の流れがあり、それぞれに「学業成就」「恋愛成就」「延命長寿」のご利益があるとされています。
滝の前にある屋根付きの舞台から、柄杓を使って水を受けるシーンは、まさに“神聖”な瞬間の一枚。
水が光に反射して、キラッと光るタイミングで撮ると神秘的な写真になります。
滝の背景に木々があるので、季節の移ろいと一緒に撮影するのも素敵です。
三脚は禁止ですが、スマホのライブ機能などを使うと水の流れが綺麗に写りますよ。
筆者もここでは自然と背筋が伸びて、「ここで写真を撮ると心も浄化される気がする…」と思った場所です。
三重塔と青空のコントラスト
朱色の「三重塔」は、どこから撮っても映えるフォトスポット。
おすすめは、見上げるような構図で撮ること。
青空や雲、夕焼けを背景にすれば、色のコントラストが最高です!
朝〜午前中は逆光になりにくく、色がはっきり出ます。
また、桜や紅葉越しに塔を撮ると、季節感あふれる一枚に仕上がりますよ。
塔の近くには人が多いですが、少し引いて撮れば人混みも避けられます。
筆者のお気に入り構図は、塔の右側の階段から見上げるアングル!
空と塔のコントラストがバッチリ決まるんですよね〜。
夜間特別拝観のライトアップ撮影
清水寺は、春・夏・秋の特定期間に夜間特別拝観が行われます。
このときに見られるのが、「ライトアップされた清水の舞台」。
闇に浮かび上がる朱色の本堂や舞台は、昼間とはまったく違う表情を見せてくれます。
背景には京都の夜景や星空も写ることがあり、まさに“神秘の空間”。
ライトアップの中を歩くだけでも感動ですが、写真好きにはたまらない時間帯です。
ただし、照明の関係で露出設定が難しいので、スマホのナイトモードやカメラのISO感度調整が必須!
筆者は秋のライトアップに訪れましたが、「この世じゃないみたい…」って本気で思いました。
産寧坂・二寧坂でレトロな京都を
清水寺に向かうまでの坂道「産寧坂(さんねいざか)」「二寧坂(にねいざか)」も超おすすめ。
ここでは昔ながらの町家や石畳、和傘のあるお店の前など、まさに“ザ・京都”な一枚が撮れます。
特に早朝は観光客も少なく、静かな町並みを独占できるチャンス。
着物姿で歩く人や、ほのかな灯りの中の夕景も素敵。
カフェの軒先にある提灯や、木製の看板など、小さなディテールも写真映えします。
カメラ好きの方は、モノクロやセピアで撮るのも雰囲気出ますよ!
筆者はここで撮った和傘の写真をスマホの待ち受けにしています♪
着物レンタルでさらに映える
清水寺周辺では、着物レンタルショップが多数あります。
着物を着て坂道を歩きながら撮影すれば、誰でもモデルのような一枚に!
レンタル店では、プロによるヘアセットや小物レンタルも含まれていて便利。
「舞妓風」「レトロモダン」「大正ロマン風」など、スタイルも豊富です。
特に紅葉や桜のシーズンは、着物×自然×歴史的建築の黄金トリオで、最高に映える写真が撮れます。
グループ旅行やカップル旅でも、全員で着物にチャレンジすると盛り上がりますよ!
筆者も友人と全員で着物を着たとき、「これは年賀状にしたいくらい可愛い!」と大はしゃぎでした(笑)
清水寺の営業時間・拝観料・所要時間など基本情報まとめ
清水寺へ観光に行くなら、事前に知っておきたいのが「基本情報」。
営業時間や拝観料、所要時間、注意点などをしっかり把握しておけば、当日の行動もスムーズになりますよ。
表形式で見やすくまとめましたので、旅行前のチェックリストとしても活用してくださいね!
清水寺の営業時間・開門時間
内容 | 詳細 |
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開門時間 | 午前6時 |
閉門時間 | 午後6時(※時期により変動あり) |
特別拝観期間 | 春・夏・秋に夜間拝観あり(〜21時まで) |
年中無休 | いつでも拝観可能(臨時休業なし) |
清水寺は朝6時から開いています。
朝早くに訪れると、観光客が少なく、静かな境内をゆっくり楽しめます。
特に早朝の空気感は格別で、舞台から見る朝日が最高に美しいんです!
閉門時間は季節によって少し変動するので、事前に公式サイトを確認しておくのがおすすめですよ。
拝観料(入場料)の詳細
区分 | 拝観料(大人) | 拝観料(小中学生) |
---|---|---|
一般拝観 | 400円 | 200円 |
夜間特別拝観 | 400円 | 200円 |
団体(30名以上) | 300円 | 150円 |
※未就学児は無料
入場料はリーズナブルで、400円で世界遺産を堪能できるのはかなりお得!
夜間特別拝観も同料金で楽しめますので、昼と夜、両方訪れるのもアリですね。
団体割引や修学旅行などで訪れる学生も多く、京都の定番中の定番スポットです。
清水寺の観光所要時間は?
観光スタイル | 所要時間(目安) |
---|---|
サッと一周(本堂・音羽の滝) | 約30〜45分 |
写真&食べ歩きしながらゆっくり | 約1時間30分〜2時間 |
着物レンタル+撮影も満喫 | 約3時間以上 |
時間に余裕がある場合は、1時間以上かけてゆっくり巡るのがおすすめ。
舞台からの眺めを楽しみ、音羽の滝で願掛け、周辺でお土産を選んで…と、やることが盛りだくさん!
混雑状況や季節によって所要時間は変わるので、スケジュールは少し余裕を持っておくと安心です。
筆者はいつも最低2時間は確保して、のんびり散策していますよ〜。
清水寺の場所とマップ情報
項目 | 内容 |
---|---|
住所 | 京都府京都市東山区清水1丁目294 |
電話番号 | 075-551-1234(清水寺) |
アクセス | 京都駅からバスで約15分+徒歩10分 |
清水寺は東山の高台にあり、京都市内の中心からもアクセス良好。
バスや電車のルートも豊富で、観光ルートに組み込みやすい立地です。
スマホの地図アプリや、清水寺の公式マップも併用すると迷わず到着できますよ。
夜間特別拝観の日程と特徴
季節 | 開催期間 | 特徴 |
---|---|---|
春 | 3月下旬〜4月上旬 | 桜×ライトアップの幻想空間 |
夏 | 8月中旬 | 涼やかな灯りと夏夜景 |
秋 | 11月中旬〜12月上旬 | 真っ赤な紅葉が浮かび上がる |
夜間拝観は年に数回の特別イベント。
照明に包まれた清水の舞台や三重塔は、昼間とはまったく異なる表情を見せてくれます。
公式サイトや観光サイトで開催時期が告知されるので、タイミングが合えばぜひ体験してほしいです!
筆者は秋の夜間拝観が特にお気に入り。舞台に吹く夜風が心地よくて、ずっと佇んでいたくなります。
雨の日の服装&便利アイテム
雨の日の清水寺も風情たっぷり。
ですが、坂道や石畳が多いため、滑りにくい靴やレインブーツがベストです。
おすすめの持ち物:
-
折りたたみ傘 or レインポンチョ
-
タオル(音羽の滝や手水の後に使える)
-
スマホ用防水ケース
濡れた石段は特に滑りやすいので、傘よりレインポンチョの方が安全な場合もありますよ。
雨の日ならではの“しっとりした京都”の写真も撮れるので、意外と穴場のタイミングかも♪
注意点や観光マナー
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三脚やドローンは使用禁止
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ペット連れはNG(盲導犬などは可)
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清水の舞台での飲食・喫煙は禁止
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静かな場所ではおしゃべり控えめに
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撮影時は他の人の邪魔にならないように
世界遺産として、みんなで守っていく場所。
訪れる際は、マナーと心遣いを忘れずに楽しみたいですね。
筆者も撮影に夢中になってしまうことがありますが、「周りの景色も見ること」が一番の贅沢だと感じています。
京都・清水寺を完全ガイド|拝観料・アクセス・食べ歩き・見どころまで全部紹介!まとめ
清水寺は、1300年以上の歴史を持つ日本を代表する観光スポットです。
アクセスも良く、京都駅からバス一本で行ける便利さも魅力のひとつ。
拝観料は大人400円と手頃で、朝6時から開門しているため、混雑を避けたい方にもぴったりです。
周辺の参道では、食べ歩きグルメや老舗和菓子、おしゃれなお土産なども充実しており、観光+グルメの両方が楽しめます。
また、「清水の舞台」「音羽の滝」「三重塔」などの見どころや、四季折々の写真映えスポットも豊富。
訪れる前に歴史を知っておくと、より一層感動が深まりますよ。
清水寺についての詳細は、清水寺公式サイトも参考にしてください。
清水寺の旅が、あなたにとって素敵な思い出になりますように。