あれ?嫌なにおいがするけど、まさか加齢臭じゃないよね?
自分でも気づくほどの不安な臭いなのに何故か受け入れられないものです。特に年齢に関係する変化については違うと信じたい気持ちもわかります。
でも、自分よりも他人に先に気づかれる方が受け入れられなくないですか?気づきたくなかった体の異変ですが、誰よりもまず自分が把握することって大切だと思います。
一言で加齢臭といっても個人差は大きいものです。早めに気づいたからこそ原因を知れば対処できることもあるんですよ。この先ずーっと、加齢臭とともにしたくなければ原因を探ってみましょう。
加齢臭ってどんな臭いがするの?
加齢臭の対策をしようと思っても、どんな臭いのことを言われているのかがわからないと対処することは難しいですよね。まずは、どんな臭いがするものなのかを見ていきましょう。
- ロウソクのような臭い
- ブルーチーズのような臭い
- 古い本のような臭い
- 酸化した油の臭い
- 腐った魚の臭い
- 押し入れの中の臭い
などといった臭いが加齢臭だと言われています。
加齢臭って嫌な臭いって印象ですが、この例をみると一概に嫌な臭いとは言えないのではないでしょうか。古い本の臭いが好きな人もいますし、独特なブルーチーズの臭いが好きって方も意外といますしね。これだけならセーフって方もいそいうですが、加齢臭とは、これらの臭いプラス汗や体臭が衣類などに混じってミックスされるので、なんとも表現できない悪臭化するようです。
汗や体臭には個人差があります。食べ物や生活習慣などによって大きく異なるので、人生そのものが加齢臭という個性を表現してしまうのかも。つまり、加齢臭とはコレといった種類分けは出来ないものなんですね。
そもそも加齢臭ってどんな状態のことを言う言葉?
加齢臭って言葉はよく聞くけれど、そもそもどんな状態のことをいう言葉なんでしょう。いい表現の言葉ではないので、語源は把握しておいた方がいいかもしれませんね。
加齢臭の語源は、1999年に化粧品で有名な資生堂の研究によって発見されたニオイ成分です。発見されたニオイ成分とは「ノネナール」といい、資生堂はこの嫌なニオイ成分が体の表面からだけでなく、体内からも発生しているいことを発見しました。今では一般的になった「加齢臭」という言葉は資生堂が命名したもの。
もともと体臭は、大人だけでなく子供にもあります。それが加齢によって生活スタイルによって変わっていくのです。そして40代ごろから急激に確認されてくるのが加齢臭です。原因物質であるノネナールは、後頭部、耳の後ろ、首、背中などから分泌されます。
加齢臭というと、40代以降の男性っていうイメージがありますが女性も他人事ではありません。男性に比べて注意力が高い女性は比較的発見が遅くなる傾向がありますが、加齢臭のニオイ成分が発生していないわけではありませんので注意や対策は準備しておきましょう。
加齢臭なのかチェックしてみましょう
臭いに敏感な人なら気づく可能性は高い加齢臭ですが、自分が嫌な臭いだと感じてないとわからないのもまた加齢臭。自分が気づかないうちに加齢臭が原因で人に不快な気分にさせないよう加齢臭を見分けるチェックをしてみましょう。
- 枕のニオイをチェック
- 耳の後ろをこすったニオイをチェック
どうでしょうか。イヤな臭いはしていますか?
カラダの皮脂の分泌の多い部位は「頭・おでこ・鼻回り・首回り・耳の後ろ・胸・わき・背中」です。その中で最も臭うと言われてるのは「耳のうしろ」なんだそうです。
理由としては、洗い残しがあることだろか。お風呂にはいってカラダは洗っても、耳のうしろをしっかり洗ったという記憶ってあんまりないですよね。耳の後ろ以外はほとんどの方が清潔にしているであろう部位なんですが、超汗っかきの方以外は見落としてしまいがちだと思います。しかし、加齢臭が少しでも気になる年齢になったらしっかりケアはするようしましょう。
タオルでごしごしではなく、石鹸を泡立てて泡で洗います。ごしごしでは肌を傷めるだけで、汚れや臭いは取れませんからご注意ください。
加齢臭って治るの?原因はなに?
加齢臭とは、カラダの皮脂が酸化して不快なにおいを放つことです。この不快なニオイが40代すぎぐらいになると発生しやすくなるんです。しかし、全員ということではありません。加齢臭は気にならない人生を過ごす方もいると思います。
では、違いは何なのか?
加齢臭で悩む人と悩まない人との違いは、カラダや身の回りを清潔に保ってるかどうかです。ニオイは生活と密接です。身に着ける衣服、カラダを清潔に保っているか、適度な運動で代謝をよくしたり、食生活にも気を遣うなどなど生活習慣が加齢臭を左右する可能性はあります。
加齢臭は治せるのか?というと、気にならない程度に減少させることは十分可能です。すでに加齢臭の疑いがあるならまずは身の回りを清潔にするよう心掛けてみてください。
加齢臭の疑いが!どんな臭いが年齢臭だというのか?原因は?まとめ
加齢臭って嫌な言葉ですよね。自分が加齢臭かもって気づいている人は生活習慣を見直すきっかけにしてみてください。まだ大丈夫って思っている方は、身近な人に聞いてみて下さい。なかなか本人には言いにくいものです。本人から相談されれば本当のことを教えてくれますよ。
対処方法はあります。まずは、入浴方法を見直し、寝具、パジャマ、枕、下着などの体臭をクリアにする方向で改善してみるといいでしょう。
洗えるものはこまめに取り換えて、時々熱湯につけてから洗濯をするだけでイヤなニオイはほとんど取れます。簡単なのでおススメです。洗えないものは取り換えるなど検討してみてください。