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体型別浴衣を選ぶコツとは?柄の意味と悩み別浴衣コーディネイト

浴衣柄

夏になると浴衣姿をよく目にするようになりました。最近は、若い方の浴衣姿が増えましたね。可愛らしいなと思って見ています。

たくさん店頭に並んでいるので、つい目を奪われてしまいますが、自分に似合う柄と気になる絵柄は異なることが多いものです。

体型や顔立ち、印象などが色柄によって変わってしまうので、一枚でも多く鏡の前で合わせて確認しながら好みの一枚を選びましょう。

メインの柄がいくつ見えるのかでも、印象は変わります。帯や、小物の色形によってもまた変わるのも楽しいところです。

あなたの勝負浴衣を見つけるために、柄や悩み別の浴衣選びを確認しておきましょう。

 

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体型別浴衣の選ぶコツとは?

似合う浴衣は、人それぞれです。背の高さ、体型、色、顔立ち、印象などから似合う浴衣を選びます。

洋服と同じように、ぞうり、小物、髪飾りとすべてコーディネイトすることが出来ます。

多くの浴衣は、柄物になり、柄の浴衣に柄の帯を合わせることも出来ますし、無地の浴衣に無地の帯を合わせても素敵に出来ます。

柄+柄の場合は、センスがいりますが、自信がなければ家族やお店のスタッフから意見を聞くなど、いろいろな柄を手に取って鏡の前で合わせてチェックするといいでしょう。

洋服と違って、色物、柄物がほとんどなので、1人で決めてしまわず第三者からの意見も聞かれるとより似合う浴衣に出会えると思いますよ。

 

浴衣の柄に込められた意味とは?

浴衣にはさまざまな柄があります。
柄には込められた意味があり、どんな人に見られたいのか、どんな願いがあるのかなど願いによって浴衣の絵柄を選ぶのもいいでしょう。

牡丹・芍薬(ボタン・シャクヤク)

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」というコトワザがあります。牡丹や芍薬は美しい女性を表す言葉として使われますよね。身につけると幸福祈願になると人気のある柄です。

蝶(チョウ)

これは蝶を「長」にかけて、「長寿」「長寿祈願」という意味があります。蝶は、さなぎから蝶へ羽化するため「復活」や「不老不死」という意味でも使われています。恋愛面では「ずっと続く」という願いも込められた柄です。

撫子(ナデシコ)

「大和撫子」の由来であるなでしこの花は、素朴で可愛らしい印象が残ります。笑顔は自分も周りの人をも明るく幸せな気分にさせます。撫子柄で、幸せも引き寄せられられるかもしれませんね。

菖蒲(アヤメ)

菖蒲は「しょうぶ」と読む音から、勝負強さや礼儀正しさを象徴する柄とも言われています。菖蒲には魔除けの効力があるとも言われています。

桜(サクラ)

桜は、日本で人気のある花ですよね。春を連想させ芽吹くことから、物事の始まりでとても縁起が良いと言われています。

ツバメ

鳥は、むかしから「幸せを運ぶ」象徴と言われています。なかでも渡り鳥であるツバメは、恋を運ぶといわれています。つばめは雄と雌が交互に餌を運んで雛を育てる様子から「夫婦円満」「家庭円満」という意味もあるようですよ。

椿(ツバキ)

花が落ちる様子から縁起が良くないともされますが、柄としてはむしろ逆なんです。椿は霊木で樹命800年と言われることから不老長寿を意味するとても縁起の良い柄なのです。

水仙(スイセン)

すらっと伸びる水仙は、凛として涼やかな印象で知性を表現する柄です。気高い知性美の象徴を意味してます。

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藤(フジ)

垂れる藤の落ち着いた曲線が浴衣によく映えます。“しだれ藤”は、花がたくさんつくことから「子孫繁栄」の柄とも言われています。

梅(ウメ)

冬を越えて春一番に花をつける姿から、「忍耐力」の象徴と言われています。梅には「澄んだ心」という花言葉もあります。

トンボ

「勝ち虫」と呼ばれるトンボは浴衣以外にもよく見る柄です。

朝顔(アサガオ)

ツルがしっかり巻きつくことから「あなたに結びつく」という意味があります。夏の花の朝顔は浴衣の柄としてよく使われます。涼しげで女性をより華やかに演出します。

薔薇(バラ)

愛、美を意味する柄です。古くからある柄ではなく、現代女性のために新しく使用されるようになった洋風な花柄ですね。

 

悩み別浴衣コーディネイトとは?

浴衣の柄は毎年たくさん出てきます。自分の体型や顔立ちに一番似合う浴衣を見つけるきっかけにしてくださいね。

  • 背の低いのが悩みの方
  • 背の高いのが悩みの方
  • ぽっちゃり体型が悩みの方
  • 細め体型が悩みの方
  • かわいい印象が悩みの方
  • 落着いた印象が悩みの方

背の低いのが悩みの方

背の低い方は、少しでもすらっと背が高く見えるようになりたいですよね。柄は、小さめで暖色系がいいです。

淡い色の花と小花で流れるような印象の柄だと、子供っぽくならないでしょう。帯は、浴衣の柄に使われている濃い目の色にするとしまりますよ。

背の高いのが悩みの方

大き目の柄が10個くらいはいる感じがいいでしょう。背の高さを強調したくない場合は、ピンクやオレンジなどの暖色系がオススメです。

少しでも低くみせるなら、大柄、帯や小物は濃い目の色で同色コーディネイトをするといいですよ。

ぽっちゃり体型が悩みの方

浴衣の定番の紺や藍色ベースで、縦のラインが入っていると体型をすっきり見せてくれます。帯や小物に視線がいくように、インパクトがあるものがいいです。

紺色に合う帯色は、黄色や赤がオススメです。

縦の太めのラインにボリュームのある花と少量の花の流れがある柄もすっきり見えます。

細め体型が悩みの方

暖色系の淡い色に中間の大きさの柄と小さ目の柄がちりばめられた柄は、体をふんわりと大きくみせることができます。

黒、紺などのはっきりとした色は避けた方がいいでしょう。

かわいい印象が悩みの方

白地にピンクや薄紫の花柄があしらわれたものは、かわいい印象が残ります。かわいい印象から大人な印象に見せたいなら、地の色を紺や黒などの濃い色にし、ピンクや薄紫の花柄があしらわれたものや、大人っぽい柄がメインの浴衣を選ぶといいでしょう。

かわいい印象のピンクは、帯止めや帯締めなど割合を少なくして使うと素敵ですよ。

落着いた印象が悩みの方

落着いた印象の方は、深みのある落ち着いた色や伝統的な古典柄を選ぶことが多いでしょうが、印象を変えたいなら、柄の印象を変えてみてはいかがでしょうか。

すべて変えてしまうのではなく、レトロな柄に明るめのモチーフが入った柄を選ぶとか、少し個性的な描き方の椿柄が入った浴衣にするなど色を大きく変えるというより印象をすこしずらすといいと思います。

柄をいろいろ比較して探すことになりますが、帯や小物をはっきりとした色にしてコーディネイトするとぐっと素敵になりますよ。

体型別浴衣の選び方と柄とコーディネイトまとめ

似合う浴衣を選びたいならば、店頭の全身鏡で試着した姿を確認することをオススメ致します。

全身柄の浴衣は、身体にどれだけの柄が出るのかで印象が変わることもあります。色あわせだけでは知ることができない落とし穴があるので、必ず試着しましょうね。

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