平日のごはん作り、「しんどい…」と感じていませんか?
「仕事でクタクタなのに、帰ってからごはんを作るのが本当にしんどい…」
「毎日献立を考えるのがストレス…」
「気づけば食費がかさんでいる…」
共働き家庭で忙しい毎日を送っていると、平日の食事の準備が大きな負担になっていませんか?外食やお惣菜に頼る日が増えてしまうのも、仕方のないことかもしれません。
しかし、週末の過ごし方を少し変えるだけで、そんな悩みを一気に解決できる方法があります。それが、今回ご紹介する「週末まとめ買い×作り置き」です。週末に少しだけ時間を投資することで、平日の夜にゆとりが生まれ、心も体もぐっと楽になります。
この記事では、共働き家庭の皆さんが、週末のまとめ買いと作り置きを無理なく、そして楽しく続けられるような具体的なコツやテクニックを、ステップごとに詳しく解説していきます。さあ、一緒に平日のごはん作りを「しんどい」から「楽しい」に変えていきましょう!
週末たった3時間で平日が楽になる!「まとめ買い&作り置き」4つのメリット
「週末くらい、ゆっくりしたい…」そう思う方も多いでしょう。しかし、週末にたった3時間ほど集中して「まとめ買い」と「作り置き」を行うことで、平日の生活に驚くほどのメリットが生まれます。
メリット1:平日の調理時間を大幅に短縮!
最大のメリットは、なんといっても平日の調理時間が劇的に短くなることです。作り置きのおかずがあれば、帰宅後はお皿に盛り付けるだけ。下味冷凍しておいた肉や魚を使えば、焼くだけ・炒めるだけでメインディッシュが完成します。献立を考える時間や、食材を切ったり味付けしたりする手間から解放され、帰宅後15分で「いただきます!」も夢ではありません。貴重な夜の時間を家族との団らんや自分の趣味の時間に使えるようになります。
メリット2:食費の節約につながる
週に1度の週末まとめ買いは、計画的な買い物につながり、無駄な出費を抑える効果があります。特売品や旬の安い食材をうまく活用し、1週間分の献立を組み立てることで、食費をコントロールしやすくなります。
また、平日の「ついで買い」や、疲れてつい頼ってしまう外食・お惣菜の回数が減るため、結果的に大きな節約につながるのです。家計簿アプリなどで記録してみると、その効果に驚くかもしれません。
メリット3:フードロスを削減できる
計画的に食材を購入し、週末のうちに使い切るための下処理や調理をしておくことで、冷蔵庫の奥で食材を腐らせてしまう「フードロス」を防ぐことができます。日本の食品ロス量のうち、約半分は家庭から発生していると言われています。まとめ買いと作り置きは、家計に優しいだけでなく、環境にも配慮したサステナブルな取り組みなのです。
メリット4:栄養バランスの整った食事が可能に
忙しいとつい炭水化物中心の簡単な食事で済ませてしまいがちですが、週末に時間のある時に作り置きをしておくことで、野菜をたっぷり使った副菜や、タンパク質が摂れる主菜を手軽に食卓に並べることができます。旬の食材を意識して取り入れることで、栄養価の高い、バランスの取れた食事を無理なく1週間続けることができ、家族の健康維持にもつながります。
STEP1:計画が9割!失敗しない週末まとめ買いのコツ
週末まとめ買いと作り置きを成功させる鍵は、なんといっても「計画」にあります。行き当たりばったりでスーパーに行くと、結局使いきれない食材を買ってしまったり、献立がうまく組めなかったりする原因に。しっかり計画を立てて、効率よく買い物を済ませましょう。
1週間の献立をざっくり決める
完璧な献立を毎日分きっちり決める必要はありません。「月曜は下味冷凍の豚肉で生姜焼き、火曜は作り置きのカレー…」というように、メインのおかずだけをざっくりと決めておくだけでOKです。
ポイントは、週の前半に足の早い食材(葉物野菜やひき肉など)を、週の後半に日持ちする食材(根菜類や冷凍したもの)を割り当てることです。
【ざっくり1週間献立の例】
曜日 |
メインディッシュ(調理法) |
副菜(作り置き活用) |
月曜 |
鶏肉の照り焼き(下味冷凍) |
ほうれん草のおひたし |
火曜 |
鮭の塩焼き |
きんぴらごぼう |
水曜 |
作り置きミートソースでパスタ |
ミニトマトとブロッコリーのサラダ |
木曜 |
豚バラと白菜の重ね蒸し |
きのこのマリネ |
金曜 |
残った食材で野菜炒め or 冷凍餃子 |
わかめスープ |
買い物リストはマスト!買うべき食材・避けるべき食材
献立が決まったら、それに必要な食材と、定番で使う調味料や牛乳・卵などをリストアップしましょう。スマートフォンアプリやメモ帳に書き出して、リストにあるもの以外は買わないと決めるのが無駄遣いを防ぐコツです。
買うべき食材リスト
- 使い回しがきく野菜: 玉ねぎ、人参、じゃがいも、キャベツ、きのこ類など
- 日持ちする野菜: 根菜類(大根、ごぼう)、かぼちゃ、ピーマンなど
- 肉・魚: 割引になっているものや、下味冷凍しやすいもの(鶏もも肉、豚こま切れ肉、鮭、ぶりなど)
- 加工品: 豆腐、油揚げ、ベーコン、ツナ缶などアレンジしやすいもの
- 乾物: パスタ、春雨、わかめなど
避けるべき食材
- 足の早い葉物野菜(大量に): サニーレタスや水菜などは、週の初めに食べ切れる量だけ購入しましょう。
- カット野菜・カットフルーツ: 割高で傷みやすいため、週末に自分でカットするのがおすすめです。
- お菓子や嗜好品: 「ついで買い」の代表格。リストになければ買わないルールを徹底しましょう。
【コラム】ネットスーパーや食材宅配も賢く活用
小さな子どもがいて買い物に集中できない、あるいは週末に買い物に行く時間がないという共働き家庭には、ネットスーパーや食材宅配サービスの利用もおすすめです。
- ネットスーパー:
- 自宅でゆっくり商品を選べるため、無駄買いを防げる。
- 重いお米や飲み物を玄関まで届けてくれるのが魅力。
- 店舗の特売が反映されることも多い。
- 食材宅配サービス:
- 毎週決まった曜日に届けてくれるので、買い物の手間が省ける。
- ミールキットを利用すれば、献立を考える手間もなく調理時間をさらに短縮できる。
- 安全性や品質にこだわった食材を扱うサービスが多い。
送料がかかる場合もありますが、買い物に行く時間や労力、交通費などを考えれば、十分に活用する価値があると言えるでしょう。
STEP2:鮮度が命!食材を1週間使い切るための保存術
せっかくまとめ買いした食材を1週間新鮮に保つには、正しい保存術が欠かせません。食材の特性に合わせた保存方法をマスターして、1週間おいしく使い切りましょう。
基本のキ:冷蔵・冷凍・常温の正しい使い分け
食材の保存場所は「冷蔵」「冷凍」「常温」の3つが基本です。それぞれの特徴を理解し、適切に使い分けることが鮮度を保つ第一歩です。
- 冷蔵: すぐに(2〜3日以内に)使う食材や、低温での保存が適しているものを入れます。肉や魚、葉物野菜、乳製品など。
- 冷凍: 長期保存したい食材や、冷凍することで旨味が増す食材に使います。肉や魚の下味冷凍、きのこ類、ご飯、パン、調理済みの作り置きおかずなど。
- 常温: 光や湿気を嫌う食材の保存場所です。根菜類(じゃがいも、玉ねぎ)、かぼちゃ、さつまいも、調味料、缶詰など。
【野菜編】種類別!鮮度を長持ちさせる保存テクニック
野菜は種類によって最適な保存方法が異なります。ちょっとした工夫で鮮度が格段に変わります。
葉物野菜(ほうれん草・小松菜など)は立てて保存
ほうれん草や小松菜、ネギなどの葉物野菜は、畑で生えていた時と同じように「立てて」保存するのが長持ちの秘訣です。湿らせたキッチンペーパーで根元を包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫のドアポケットや野菜室に立てて保存しましょう。購入後すぐに茹でて小分けに冷凍しておくのも便利です。
根菜類(じゃがいも・玉ねぎなど)は冷暗所が基本
じゃがいもや玉ねぎ、さつまいもなどの根菜類は、冷蔵庫に入れると低温障害を起こしやすいため、風通しの良い冷暗所での常温保存が基本です。新聞紙や紙袋に包んでおくと、余分な湿気を吸ってくれるのでさらに長持ちします。ただし、夏場など室温が高くなる時期は、新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室での保存がおすすめです。
きのこ類は冷凍で旨味アップ
しめじ、舞茸、エノキなどのきのこ類は、冷凍することで細胞壁が壊れ、調理した際に旨味成分や香りが出やすくなります。石づきを取り、使いやすい大きさにほぐしたりカットしたりしてから、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ。凍ったまま炒め物やスープ、炊き込みご飯などに使えて非常に便利です。
【肉・魚編】下味冷凍で平日の調理が驚くほど楽に!
肉や魚は、購入したパックのまま冷蔵庫に入れるのではなく、「下味冷凍」するのが断然おすすめです。味が染み込みやすくなるだけでなく、調理時の手間を大幅に省くことができます。
- 肉や魚を冷凍用保存袋に入れる。
- 醤油、みりん、酒、生姜、にんにくなどの調味料を加えてよく揉み込む。
- 袋の空気をしっかり抜いて平らにし、冷凍庫で保存する。
【下味冷凍の味付けバリエーション】
食材 |
味付け |
鶏もも肉 |
醤油+みりん+生姜(照り焼き用) |
豚こま切れ肉 |
焼肉のタレ+ごま油 |
豚ロース肉 |
味噌+みりん+酒(味噌漬け用) |
鮭・ぶり |
塩麹 or 醤油+みりん(西京焼き風) |
鶏ひき肉 |
ケチャップ+ソース+コンソメ(ミートソースの素) |
使う前日に冷蔵庫に移して解凍しておけば、平日は焼くだけ・炒めるだけで立派なメインディッシュが完成します。
STEP3:週末に仕込むだけ!平日が楽になる「作り置き&半調理」レシピ
さあ、いよいよ調理のステップです。週末に全てを完璧に調理する必要はありません。「完成品の作り置き」と「下ごしらえのみの半調理」を組み合わせるのが、無理なく続けるコツです。
【作り置き】アレンジ自在な定番おかず3選
週末に作っておくと便利な、アレンジしやすい定番の作り置きおかずを紹介します。
- 鶏そぼろ・肉味噌: ご飯にかけるだけでなく、卵焼きの具にしたり、豆腐に乗せたり、うどんにかけたりと大活躍。多めに作って冷凍保存も可能です。
- きんぴらごぼう: 副菜の定番。食物繊維が豊富で、お弁当のおかずにもぴったりです。人参やこんにゃく、さつま揚げなどを加えてアレンジも楽しめます。
- 野菜の揚げ浸し: 旬の野菜(なす、ピーマン、かぼちゃ、れんこん等)を素揚げし、めんつゆに浸しておくだけ。冷蔵庫で冷やしても美味しく、彩りも良いので食卓が華やかになります。
【半調理】切るだけ・茹でるだけ!自家製ミールキットのススメ
「半調理」とは、食材を「切るだけ」「茹でるだけ」「混ぜておくだけ」といった下ごしらえまでを済ませておくことです。これをタッパーや保存袋にまとめておけば、自分だけの「自家製ミールキット」が完成します。
- カット野菜:
- 炒め物用: キャベツ、人参、ピーマン、玉ねぎなどを細切りにしてミックス。
- スープ・味噌汁用: 大根、人参、きのこ、油揚げなどを小さめにカットしてミックス。冷凍も可能です。
- 茹で野菜:
- ブロッコリーやほうれん草、いんげんなどを硬めに茹でておく。サラダや和え物、お弁当の彩りにすぐに使えます。
- 漬けておくだけ:
- きゅうりや大根、人参などを甘酢や浅漬けの素に漬けておく。箸休めにぴったりな一品が完成します。
これらの半調理品と、前述の下味冷凍を組み合わせれば、平日の調理は「炒めるだけ」「和えるだけ」になり、10〜15分で食事が完成する日も夢ではありません。
平日のごはん作りが劇的にラクに!「週末まとめ買い×作り置き」完全ガイドまとめ
平日のごはん作りを楽にするための「週末まとめ買い×作り置き」術、いかがでしたか?
最初は少し大変に感じるかもしれませんが、まずは「今週末は野菜を切っておくだけ」「メイン1品だけ下味冷凍してみる」といった簡単なことからで構いません。一度その楽さを体験すると、きっと「やってよかった!」と感じるはずです。
週末のたった数時間のひと工夫が、平日のあなたに「時間」と「心のゆとり」をもたらしてくれます。この記事で紹介した食材を1週間新鮮に保つ保存術を参考に、ぜひあなたの家庭に合ったスタイルを見つけて、無理なく楽しく続けてみてください。そして、家族との食事がもっと豊かで楽しい時間になることを願っています。