関東で穴場の紅葉スポット10選をご紹介します。
紅葉シーズンになると、どこも混雑が気になりますよね。
でも実は、ちょっと視点を変えるだけで、人が少なくて静かに紅葉を楽しめるスポットがたくさんあるんです。
この記事では、都心から日帰りで行けて、混雑を避けながらも絶景が楽しめる関東の穴場紅葉スポットを厳選しました。
渓谷、湖畔、庭園など、バリエーション豊かなロケーションを10カ所ピックアップしています。
また、「混雑を避けるコツ」や「紅葉撮影に便利なアイテム」もあわせて解説しているので、紅葉狩りの計画にもきっと役立ちますよ。
人混みに疲れた心を癒やす、静かな紅葉時間を過ごしてみませんか?
週末の予定が決まっていない方は、ぜひこの中からお気に入りの場所を見つけてみてくださいね。
関東で穴場の紅葉スポット10選を厳選紹介
関東で穴場の紅葉スポット10選を厳選紹介します。
奥多摩・御岳渓谷(東京都青梅市)
東京都青梅市にある御岳渓谷は、都心から電車で約90分というアクセスの良さと、自然の静けさが両立した絶景紅葉スポットです。
多摩川に沿って設けられた遊歩道は、紅葉シーズンになると色とりどりのモミジやイチョウに包まれ、歩くたびに秋を感じることができます。
特に朝の時間帯は人も少なく、清々しい空気と川の音に癒されながら、まるで森の中にいるかのような感覚に。
御嶽駅から徒歩5分という立地ながら、観光地化されすぎていない点が、まさに穴場たるゆえん。
見頃は11月中旬から下旬にかけてで、渓流に映り込む紅葉のコントラストはまさにフォトジェニック。
途中にはカフェや蕎麦屋も点在しており、ちょっとした食べ歩きも楽しめます。
📍アクセス:JR青梅線「御嶽駅」より徒歩5分
📝筆者コメント:「人が少ない秋の川沿いって、心がふわっと軽くなるんですよね。都会に疲れたら、ここがオアシスです!」
養老渓谷・粟又の滝(千葉県大多喜町)
千葉の養老渓谷は、房総半島の秘境的存在。
特に粟又の滝周辺は、水と紅葉のコラボが絶妙で、知る人ぞ知る紅葉の名所です。
滝の流れが滑らかで幅広いため、紅葉との相性が抜群。
遊歩道を歩きながら、赤や黄色に色づいた木々を頭上に、足元には清流を眺められるロケーションは格別です。
週末でも観光バスが少なく、混雑を回避しやすいのが魅力。
また、養老渓谷温泉郷も近いため、紅葉を見た後に温泉でまったりするプランも人気。
日帰りでも十分楽しめますが、夕暮れまで過ごすなら、宿泊もおすすめです。
見頃は11月下旬から12月上旬。
📍アクセス:小湊鉄道「養老渓谷駅」から徒歩約20分
📝筆者コメント:「夕暮れ時の粟又の滝は、本当に神秘的。ライトアップもあって、デートにもピッタリな雰囲気なんですよ~!」
秋川渓谷・石舟橋(東京都あきる野市)
東京都あきる野市にある秋川渓谷は、都心から1時間半ほどでアクセスできるにも関わらず、まるで別世界のような静寂が魅力。
とくに「石舟橋」周辺は、吊橋の上から紅葉が一望できる絶好の撮影スポット。
赤や黄に染まった木々が秋川の流れに反射し、絵画のような景色が広がります。
地元の人々に大切にされている場所で、大規模な観光開発もないため、静かに紅葉を楽しめます。
近くには「瀬音の湯」という日帰り温泉施設もあり、散策の疲れを癒すのにぴったり。
見頃は11月上旬から12月上旬です。
📍アクセス:JR武蔵五日市駅からバスで「十里木」下車、徒歩圏内
📝筆者コメント:「ちょっとした吊り橋がまたスリルあって面白いんですよ!カメラ持って行きたくなる場所です~」
榛名湖畔・静かな湖畔紅葉(群馬県高崎市)
群馬県の榛名湖は、火口原湖ならではのカルデラ地形と、美しい紅葉が魅力の静かなスポット。
湖を囲むようにして色づく木々が、まるで天然の額縁のように風景を彩ります。
特に早朝や夕暮れ時は観光客も少なく、湖面が鏡のように静まり返り、紅葉が水面に映る姿は息を呑むほど美しい。
湖畔にはボート乗り場や展望所があり、のんびりと秋を楽しむには最適。
また、ドライブにもおすすめのルートで、関東平野を見渡す景観も楽しめます。
見頃は10月下旬~11月上旬。
📍アクセス:JR高崎駅からバス約90分/車でドライブも快適
📝筆者コメント:「湖×紅葉って最強コンビですよね。風がない日の映り込みは感動モノです!」
嵐山渓谷・武蔵の小京都(埼玉県比企郡)
「武蔵の小京都」とも呼ばれる埼玉県の嵐山渓谷は、京都・嵐山のような風情を感じられる穴場紅葉スポット。
槻川沿いに広がる岩畳と清流、そこに重なる紅葉のコントラストが絶妙で、都心からほど近い場所にこれほどの景観があるとは驚きです。
展望台からの眺めや飛び石ルートなど、フォトスポットも豊富。
混雑も比較的少なく、ゆったりと自然を楽しむことができます。
また、「与謝野晶子の歌碑」があるのも文学好きにはうれしいポイント。
紅葉まつりもあるので、イベントを狙うのもアリ。
見頃は11月中旬から12月上旬。
📍アクセス:関越自動車道 東松山ICまたは嵐山小川ICから約15分
📝筆者コメント:「まさか埼玉に“嵐山”があるなんて思わなかったって言われがち。雰囲気が本当に似てるんです!」
丹沢湖・静寂の湖畔紅葉(神奈川県山北町)
神奈川県西部にある丹沢湖は、三保ダムによってつくられた人工湖。
しかしその景観は人工とは思えないほど自然と調和しており、湖畔を囲む紅葉が見事に湖面に映し出されます。
周辺には観光施設が少なく、穴場感は抜群。
観光客で賑わう箱根や大山と比べると、混雑のストレスとは無縁。
静かにベンチで紅葉を眺めたり、湖畔をサイクリングしたりと、ゆったりとした時間が流れます。
「千代の沢園地」や「丹沢記念館」など、紅葉のビューポイントも複数あり、日帰りでたっぷり楽しめます。
見頃は11月上旬〜下旬。
📍アクセス:東名高速道路・大井松田ICから車で約30分
📝筆者コメント:「湖を囲む紅葉って、包まれてる感がすごいんです。ここ、本当に人少ないので癒されますよ〜」
六義園・ライトアップ穴場(東京都文京区)
東京都心にありながら、意外と知られていないのが六義園の紅葉ライトアップ。
イロハモミジ、ドウダンツツジ、イチョウなど、バラエティ豊かな秋の色に包まれた日本庭園はまさに別世界。
「つつじ茶屋」周辺では真紅のもみじが風情たっぷりで、特に夜間ライトアップ時はまさに絵画のような美しさ。
アクセス抜群ながら、他の都内名所(代々木公園や昭和記念公園)に比べると来場者は控えめ。
混雑を避けたいなら、平日の夕方や閉園間際を狙うのがコツです。
見頃は11月中旬〜12月上旬。
📍アクセス:JR駒込駅から徒歩約2分
📝筆者コメント:「仕事終わりに、ふらっと行けちゃう紅葉スポットって貴重ですよね。ライトアップは超おすすめ!」
もみじロード・ドライブ絶景(千葉県富津市)
千葉県のもみじロードは、全長約10kmにわたってモミジが立ち並ぶ、県道182号の別名。
通り全体が紅葉トンネルのようになっており、車の窓からの眺めだけでも感動もの。
特に紅葉シーズンの休日は、キッチンカーや地域の露店が並ぶ「おもてなしイベント」も開催され、ローカル色もたっぷり。
終点には「地蔵堂の滝」があり、滝と紅葉の競演も楽しめます。
運転が好きな方、紅葉ドライブ派にはたまらないスポットです。
見頃は11月下旬〜12月上旬。
📍アクセス:館山自動車道・富津中央ICから車で約20分
📝筆者コメント:「助手席でお菓子片手に窓から紅葉眺めるドライブ…最高じゃないですか?まさに秋の特等席です!」
奥久慈県立自然公園(茨城県大子町)
袋田の滝で有名な大子町ですが、実は「奥久慈県立自然公園」エリアの紅葉はもっと静かでディープ。
トレッキングコースや展望台、吊り橋など、バラエティに富んだ地形の中で紅葉をじっくり楽しめます。
特に「月居山(つきおれさん)」からのパノラマ紅葉は、観光パンフレットにも載らないレベルの絶景。
観光客は滝に集中するため、公園内はとても静か。
ハイキングしながら自然に囲まれて紅葉を楽しむには最高のロケーション。
見頃は11月上旬〜中旬。
📍アクセス:常陸大子駅から車で約20分
📝筆者コメント:「歩きながら紅葉を見るって、風も音も一緒に感じられてすごく贅沢な時間なんです。運動にもなるしね!」
狭山湖・湖面に映る絶景紅葉(埼玉県所沢市)
所沢市にある狭山湖は、都心からのアクセスも良く、それでいて落ち着いた雰囲気の紅葉スポット。
湖畔には散策路が整備されており、イチョウやモミジの紅葉が湖面に映り込む姿はまさにアート。
秋晴れの日には遠くに富士山が見えることもあり、その風景のコントラストが抜群。
特に「取水塔」と紅葉の組み合わせは絵画のような美しさで、SNS映えも◎。
観光地化されておらず、ゆったりと紅葉狩りが楽しめるのも魅力です。
見頃は11月下旬〜12月上旬。
📍アクセス:圏央道・入間ICから車で約20分
📝筆者コメント:「ここで紅葉を見ながらゆっくり歩くと、なんだか気持ちがまっさらになるんですよね〜!」
混雑しない紅葉スポットを選ぶためのヒント
混雑しない紅葉スポットを選ぶためのヒントをお伝えします。
平日朝の訪問で人を避ける
混雑を避ける一番のコツは「平日の午前中に訪れる」こと。
多くの人は休日の昼〜夕方に集中します。
平日の8〜10時台は、地元の人すら少ない時間帯なので、紅葉をゆったり独り占めできます。
見頃ピークの前後を狙う
ピークど真ん中よりも、少し前や終わりかけのタイミングを狙うのが上級者。
まだ十分に美しいのに人は少ない…という“お得な紅葉”が楽しめます。
アクセスに少し手間がかかる場所を狙う
車や徒歩での移動が必要な場所は、バスツアーや大勢の観光客が避けるため、自然と穴場になります。
「不便=静けさ」と捉えると、見つけ方が変わりますよ。
SNS映えより“静けさ”で選ぶ
話題のスポットやランキング上位の名所は、当然人も多め。
“映える”よりも「落ち着いて見られる」を基準に選ぶのが正解。
現地の混雑状況を事前確認する
紅葉情報サイトやSNSの最新投稿を活用して、現地の混雑状況や駐車場の混み具合を把握しておきましょう。
思わぬトラブルを避けられますよ!
穴場スポットで紅葉を満喫するための便利アイテム
穴場スポットで紅葉を満喫するための便利アイテムをご紹介します。
三脚&スマホ用広角レンズ
スマホ撮影でも広がりのある紅葉が撮れる優れもの。
手ブレを防ぐ三脚は、特に夕暮れ時やライトアップに大活躍です。
PLフィルターで色鮮やかに
PLフィルター(偏光フィルター)を使うと、空や水面の反射を抑えて、紅葉の色がくっきり。
写真好きには必携のアイテム。
軽装ハイキングシューズ
ハイキングコースや遊歩道を歩く場面も多いので、スニーカーよりも疲れにくいハイキングシューズが安心。
雨上がりでも滑りにくく、秋の行楽に最適です。
軽量チェアやレジャーシート
人の少ない場所でじっくり紅葉を楽しむなら、座って見るのが一番。
軽量の折りたたみチェアやシートがあれば、まるで“自分だけの紅葉席”が作れます。
曇天や雨の日の対策グッズ
折りたたみ傘や撥水ポンチョはもちろん、防寒のひざ掛けや手袋もあると安心。
雨の日こそ、紅葉がしっとり映える穴場の日かもしれませんよ。
関東で穴場の紅葉スポット10選!混雑を避けて静かに楽しめる絶景まとめ
関東で穴場の紅葉スポット10選は、混雑を避けてゆったりと秋の風景を楽しみたい人にぴったりの場所ばかりです。
御岳渓谷や養老渓谷、秋川渓谷など、都心からアクセスできる自然豊かな渓流スポットは、静けさと美しさを兼ね備えています。
また、榛名湖や丹沢湖、狭山湖のように、湖畔に映る紅葉は一度は見ておきたい絶景です。
六義園のライトアップや、千葉のもみじロードのような穴場的な楽しみ方も、混雑知らずでおすすめです。
混雑を避けるためには、平日の朝や見頃ピークを少し外す工夫が大切です。
さらに、三脚や広角レンズ、PLフィルターといった撮影アイテムがあれば、紅葉の美しさをより一層楽しめます。
人の少ない場所で、心から秋を感じたいなら、今回紹介したスポットの中からぜひお気に入りを見つけてくださいね。