
「Xmas」と「Christmas」の違いって何?と思ったことはありませんか?
「Xmas」は間違い? ネイティブは使わない? 宗教的にNGって本当?
そして、「メリークリスマス!」と言われたとき、何て返せばいいの?
この記事では、XmasとChristmasの違いから、使い分けのマナー、世界のクリスマス事情までをわかりやすく解説します。
実は「Xmas」はちゃんと意味のある表現だったり、「クリスマスっぽい」は英語で“Christmassy”って言ったり…意外と知らない豆知識がたくさん!
さらに、メリークリスマスの返事の仕方や、世界のあいさつ一覧まで紹介していますので、英語の勉強にもなっちゃいますよ♪
一人でも多くの方が、この記事を通じて「なるほど!そうだったのか!」と感じてもらえたら嬉しいです。
さあ、一緒に“クリスマス英語の世界”をのぞいてみましょう。
XmasとChristmasの違いとは?どっちが正しい英語表記?
XmasとChristmasの違いとは?どっちが正しい英語表記なのかを解説していきます。
「Christmas」の意味と語源を知ろう
「Christmas」という言葉は、「Christ(キリスト)」と「mas(ミサ、礼拝)」から構成される言葉です。
つまり、キリストの誕生を祝う「ミサ(mass)」という意味が含まれており、直訳すると「キリストのミサ」という宗教的な意味合いを持つ言葉になります。
この表記は正統なものであり、キリスト教におけるクリスマスの意義を明確に表しています。
日本では「イベント」や「恋人と過ごす日」の印象が強いクリスマスですが、本来は宗教的に大切な日であることがこの語源からも分かりますよね。
「Christmas」は英語圏でも広く一般的に使われており、カードやポスターなどでもこの表記が基本です。
フォーマルな文書、ビジネスメール、公式イベントでは必ず「Christmas」が使われるため、覚えておいて損はありませんよ!
「Xmas」はいつから使われてる?
「Xmas」という略語は、実は何百年も前から存在しています。
もともとは書記的な都合で用いられた略語で、文字数を減らすために使われたとされています。
とくに中世のヨーロッパでは、識字率がそれほど高くなかったため、文字を省略する文化が一部に根付いていました。
その中でも、「Christ」を「X」と略して「Xmas」と表記する習慣は修道士などによって使われていたという記録が残っています。
つまり、「Xmas」は一時的な流行語や日本発祥の略語ではなく、れっきとした伝統的表記だったのです。
ただし現代では、その由来を知らないと誤解されることもあるため、使いどころには注意が必要ですよ~!
ギリシャ語に由来するXの正体とは
「Xmas」の「X」は、実はギリシャ語の「Χ(chi)」が由来です。
ギリシャ語で「キリスト」を意味する「Χριστός(Christos)」の頭文字「Χ」を英語の「X」と表記したことから、「Christ」を「X」と略す文化が生まれました。
英語ではこの「Χ」は「カイ」と発音され、神聖な意味を持つ文字とされていました。
つまり、「Xmas」の「X」はただのアルファベットの「X」ではなく、キリストそのものを象徴する記号だったというわけですね。
知らないと「なんでXなの?」と思ってしまいますが、由来を知ると「なるほど!」と納得できる歴史ある表記なのです。
筆者自身も最初は「なんか軽く見えるな~」と思っていましたが、ギリシャ語由来と知ってからは、逆に深みを感じるようになりましたよ!
なぜ「X’mas」はNGなのか?
「X’mas」という表記、あなたも街中やネットで一度は目にしたことがあるのでは?
でも実はこれ、英語的には完全に間違いなんです。
そもそもアポストロフィ(’)は、「I am → I’m」のように省略を表す記号。
ところが「Xmas」は、もともと「Christ」の「X」と「mas(ミサ)」を組み合わせたものなので、省略されている部分は存在しません。
それに加え、「X’mas」は英語の辞書にも載っておらず、ネイティブスピーカーの間ではほぼ使われていません。
つまり、「X’mas」は日本独特の表記ミスであり、カードや広告で使用するとちょっと恥ずかしい思いをするかもしれません。
海外の友達にカードを送る時は、絶対に「X’mas」じゃなくて「Christmas」または「Xmas」を使ってくださいね!
ネイティブは「Xmas」を使うの?
ネイティブスピーカーの間では、「Xmas」という表記はあまり一般的ではありません。
とくにフォーマルな場面では使われることはほぼなく、あくまで略式やカジュアルなシーンで見られる程度です。
たとえば、広告や手書きメモ、スペースが限られている掲示物では「Xmas」が使われることもあります。
しかし、ほとんどのクリスマスカードやギフトタグでは「Merry Christmas」が基本です。
筆者が留学していたニュージーランドでも、「Xmas」はほとんど見かけませんでしたよ。
現地の人が気を遣ってきちんと「Christmas」と書くのを見て、「文化的な意味もあるんだなぁ」と実感しました。
「Xmas」が使われるのは日本だけ?
実は「Xmas」が使われているのは日本だけではありません。
アメリカやカナダ、イギリスなどでも歴史的には使われていた記録がありますし、今でも一部の広告やカジュアルなやり取りでは使われることもあります。
ただし、日本ではこの「Xmas」の表記が圧倒的に多いのが特徴。
看板やチラシ、コンビニスイーツのパッケージにまで「Xmas」の文字が使われる光景は、英語圏の人にとってはかなり珍しく映るようです。
つまり、「Xmas」は世界で使われたことのある表記ですが、ここまで日常的に見かけるのは日本くらいかもしれませんね。
宗教的な配慮も必要な理由とは?
「Christmas」や「Xmas」は、キリスト教に深く関わる言葉です。
そのため、表記の仕方ひとつで不快に感じる人がいるのも事実。
特に「Christ(キリスト)」の名前を略してしまう「Xmas」に対して、「神への冒涜だ」と感じる人も一定数存在します。
また、宗教に配慮するために、最近では**「Happy Holidays」**という表現が好まれる傾向も強くなっています。
異なる宗教や文化を持つ人にも気持ちよく祝ってもらえるように、表現に気を配るのは現代のマナーとも言えるでしょう。
海外の友人やビジネス相手に挨拶するときは、「Merry Christmas」か「Happy Holidays」を選んでおくのが無難ですね!
Merry ChristmasとMerry Xmasの違いを徹底解説!
Merry ChristmasとMerry Xmasの違いを徹底解説していきます。
意味は同じ?それとも違う?
「Merry Christmas」と「Merry Xmas」は、意味としては同じです。どちらも「楽しいクリスマスを!」という気持ちを込めたあいさつです。
ただし、「Christmas」は正式な言葉であり、「Xmas」はその略語。
だから、「Merry Xmas」は略式表現といえます。
発音はどちらも「メリィ・クリスマス」ですが、書き言葉として見ると印象が変わります。
「Merry Christmas」はしっかりした印象があり、フォーマルな場でも通用します。
一方「Merry Xmas」はちょっとカジュアルでラフな印象がありますね。
同じ意味でも、TPOによって選び分けるのがポイントです!
使い方の違いと注意点
「Merry Christmas」は、あらゆるシーンで使える万能な表現です。
ビジネスシーン、学校、家族、友達、SNS…どこでも安心して使えます。
一方、「Merry Xmas」はカジュアル寄りの表現。
友人同士のメッセージや、スペースの限られた広告、チラシなどで使われることが多いです。
ただし、「Xmas」は一部の宗教的に敏感な人からはキリストを軽んじていると感じられることもあるので注意が必要。
英語圏での正式なクリスマスカードには、やはり「Merry Christmas」を使うのが安心ですよ~!
ビジネスやフォーマルで使えるのはどっち?
完全に「Merry Christmas」一択です!
たとえば会社宛てのシーズン挨拶メール、年末のビジネスカード、先生へのメッセージなど、きちんとした場では略語の「Xmas」は避けるべき。
その理由は、相手の宗教的な信念や文化的背景に配慮し、丁寧な印象を与えるためです。
とくに企業ロゴや公式のポスターで「Merry Xmas」と書いてしまうと、クレームになるケースもゼロではありません。
日本では気軽に使われがちですが、グローバルマナーとして「Christmas」と書く方が無難です。
海外ではどちらが好まれる?
結論から言うと、海外では「Merry Christmas」が圧倒的に好まれています。
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの英語圏では、ほとんどのカードやギフトに「Merry Christmas」と記載されています。
筆者が実際にイギリスに行ったときも、スーパーのカード売り場で「Merry Xmas」はほぼ見かけませんでした。
一部のデザイン系ポップアートなどでは「Xmas」を使う例もありますが、それはあくまでデザイン的な遊び心としての使用。
一般的な生活の中では、「Xmas」はあまり浸透していない印象を受けましたよ。
日本で「Merry Xmas」が広まった理由
日本では、「Merry Xmas」という表記をとてもよく見かけます。
その理由のひとつが、限られたスペースで表現しやすいから。
広告、POP、ケーキのパッケージなど、小さなスペースで伝えるために「Xmas」の方が便利だったんですね。
また、英語の語感に詳しくない人でも「Xmas」と見れば「クリスマス」とすぐ分かるため、広まりやすかったとも言われています。
ただし、日本での「Xmas」表記の多さ=英語として正しいわけではないので注意が必要です!
今後は意識して「Merry Christmas」を選んでみるのも大切ですね。
「Happy Holidays」の使い方も覚えておこう
最近では、「Merry Christmas」よりも「Happy Holidays」を使う人も増えています。
その理由は、クリスマスだけでなく、年末年始や他の宗教の祝日も含めた「すべての人に向けた挨拶」になるから。
とくにアメリカのように宗教や文化が多様な国では、「Merry Christmas」だけだと配慮が足りないと感じる人もいます。
たとえば、ユダヤ教の「ハヌカ」や、アフリカ系アメリカ人の「クワンザ」など、他の祝日も含まれるため、「Happy Holidays」はよりインクルーシブな表現なんですね。
誰にでも使える万能表現として、ぜひ覚えておきましょう!
避けたい言い回し・マナー違反とは?
次のような表現は、できれば避けた方が無難です。
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「Merry X’mas」 → ❌ アポストロフィ付きは間違い
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「Happy Christmas」 → △ イギリス英語ではOKだが、アメリカでは不自然に聞こえることも
-
「Xmasだけで送る」 → ❌ カードに「Xmas」だけ書いてあると無礼に思われることも
また、宗教に無関心な人でも、あからさまに「Xmas=軽い表現」ととらえる可能性があります。
「誰に」「どんな場面で」送るかを意識して、言葉を選ぶようにしたいですね。
ちなみに、筆者は「Merry Christmas and Happy New Year」というセット表現をよく使います!
どちらも祝えるし、華やかな気持ちになりますよ〜✨
メリークリスマスに返す英語フレーズ集
メリークリスマスに返す英語フレーズ集を紹介します。
すぐに使えるカジュアルな返し方
気軽に「Merry Christmas!」と言われたら、サクッと笑顔で返したいですよね。
以下のフレーズは、友達や同僚などカジュアルな相手にぴったりです。
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You too!(あなたもね!)
-
Merry Christmas!(メリークリスマス!)
-
Same to you!(あなたも同じく!)
-
Thanks! You too!(ありがとう、あなたも!)
このくらいの軽さで返せると、英会話の中でも自然でスマートに感じられます。
口に出して繰り返すだけでなく、LINEやメールでもそのまま使えますよ!
「メリークリスマス」と言われて「えっ、どう返すの…?」と焦る前に、ぜひこのパターンを覚えておいてくださいね。
フォーマルで丁寧な返答例
目上の方やビジネスシーンなど、もう少し丁寧に返したいときは、こちらの表現がおすすめです。
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Thank you. Wishing you a wonderful Christmas as well.
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Merry Christmas to you and your family.
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Best wishes for the holiday season.
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Thank you, and I hope you have a joyful Christmas too.
ちょっと長めの文章ですが、感謝+気遣いの言葉が入っているため、好印象を与えることができます。
特に英文メールでの挨拶では「Best wishes」「Wishing you〜」のような書き出しがよく使われますよ。
相手に敬意を伝えながら、あなたの英語スキルも自然とレベルアップできちゃう表現たちです!
子ども向け・友達向けの返事パターン
もっとラフに、仲良しの子どもや友達に使うなら、ちょっとユーモアを入れてもOK。
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Have a jolly one!(楽しいクリスマスを!)
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Let’s party!(パーティしようぜ!)
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Eat lots of cookies for me!(クッキーたくさん食べてね〜)
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Merry Christmas, ya filthy animal!(映画「ホーム・アローン」のセリフ)
こういう遊び心のあるフレーズは、SNSの投稿や友達へのDMにも使えます。
「形式ばった言葉じゃつまらない!」というときにぜひ活用してくださいね。
でもTPOは大事!親戚のおじいちゃんには使わないでくださいよ〜笑。
間違いやすい返答パターン
英語に不慣れなとき、ついこんなミスをしてしまう人も…。
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❌ Me too!(これは変。クリスマスは「自分にも」じゃないです!)
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❌ Yes.(質問じゃないので「はい」は不自然)
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❌ Same same.(意味が不明でネイティブには通じないことも)
「メリークリスマス!」はあいさつ=投げかけなので、返事もあいさつで返すのが基本。
「You too」「Merry Christmas」「Thanks!」など、シンプルでOKなので、変に考えすぎないことが大切ですよ~!
気まずくならない言い換え表現
相手がキリスト教徒ではないかもしれない場合や、宗教的な話題を避けたいときは「Happy Holidays」を使うのが無難です。
以下のような返し方がよく使われています:
-
Happy Holidays!(よい休暇を!)
-
Wishing you a joyful holiday season!(楽しいホリデーシーズンになりますように)
-
All the best this holiday season.(この時期、幸せがいっぱいでありますように)
これならどんな文化背景の相手にも安心して使えるので、職場やグローバルな環境では特におすすめです!
海外旅行で便利な返し方
海外のスーパーや空港、ホテルのスタッフに「Merry Christmas!」と声をかけられること、けっこうあります。
そんなときに使える返し方はこちら:
-
Thanks, same to you!
-
Merry Christmas!
-
You too!
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このくらいの短さが、旅先ではちょうど良いです。
たとえ英語が得意じゃなくても、気持ちを込めて笑顔で返せば大丈夫!
筆者も実際にアメリカの空港でこのフレーズを使いましたが、ニコッと返してくれてとても気持ちの良いやりとりでしたよ。
筆者が実際に使った返しフレーズを紹介!
最後に、筆者がこれまで使ってきた「クリスマスの返しフレーズ」の中で、お気に入りを紹介します!
-
"And a happy new year to you too!"
→ メリークリスマスに「そして良いお年を!」を添えると一気に華やか! -
"Stay warm and enjoy your holidays!"
→ 冬らしい挨拶で、ほんのり優しい雰囲気が出せます。 -
"Hope Santa’s good to you this year!"
→ ちょっとジョークっぽくて親しみやすい♡
実際に海外の友人やホストファミリーにも喜ばれたフレーズたちなので、ぜひマネしてみてくださいね!
「クリスマスっぽい」は英語でどう表現する?
「クリスマスっぽい」は英語でどう表現するのかを解説していきます。
「Christmassy」の意味と使い方
「クリスマスっぽい」に一番しっくりくる英語が、ずばり Christmassy(クリスマシー) です!
「Christmas」に形容詞をつけた造語で、意味は「クリスマスらしい」「クリスマスムードにあふれている」といった感じ。
例えばこんなふうに使います:
-
This room feels so Christmassy!
(この部屋、すごくクリスマスっぽいね!) -
I love the Christmassy lights on the street.
(街のクリスマスらしいライトが大好き。)
ちょっと可愛らしい響きがあって、日常会話やSNS投稿にもぴったりな表現ですよ。
ネイティブもよく使う自然な表現なので、ぜひ覚えておきたいですね!
「Festive」ってどんな場面で使える?
もうひとつよく使われるのが Festive(フェスティブ)。
これは「祝祭ムードにあふれている」「お祝いっぽい」という意味を持つ形容詞で、クリスマスに限らずいろんなイベントに使えます。
でももちろん、クリスマスシーズンとの相性も抜群!
-
She wore a festive sweater to the party.
(彼女はクリスマスっぽいセーターを着てきたよ。) -
The atmosphere is really festive this time of year.
(この時期の雰囲気って本当にお祝いムードだよね。)
「Christmassy」よりちょっと大人っぽく、フォーマル寄りの表現なので、職場や大人同士の会話にもおすすめです!
ネイティブがよく使う他の表現
実は「クリスマスっぽさ」を伝える表現は、ほかにもいろいろあるんです!
以下のような単語も、状況によっては同じように使えますよ:
| 英単語 | 意味 | 使い方のヒント |
|---|---|---|
| Yuletide | 古風な「クリスマス期」 | 歌詞やポエムなどで使用 |
| Holiday-ish | ホリデーっぽい | カジュアルな口語表現 |
| Wintery | 冬らしい | 雪景色や装飾などに使う |
こういった言葉を知っておくと、クリスマスソングの歌詞や映画のセリフがもっと楽しくなりますよ~!
使ってみたい!オシャレな例文集
いざ使おうと思っても、どう言えばいいのか悩んじゃいますよね。
そこで、日常会話やSNSでそのまま使える「クリスマスっぽい」例文をいくつか紹介します!
-
This coffee shop is so Christmassy, I love the decorations.
(このカフェ、めっちゃクリスマス感ある〜!飾りつけが最高。) -
I’m feeling festive after watching that holiday movie.
(あのホリデー映画見たら、すっかりクリスマス気分になっちゃった。) -
She always decorates her house in the most Christmassy way.
(彼女の家の飾り付けって、いつも一番クリスマスっぽいんだよね。)
ちょっと真似して使うだけで、ネイティブっぽい表現にグンと近づけますよ!
SNSやカードで映える言い回し
SNS投稿やクリスマスカードでは、「クリスマスっぽい雰囲気」を表すのに華やかでセンスのいい英語表現を使いたいですよね。
そんなときにはこんなフレーズがオススメ!
-
Wishing you all the Christmassy vibes!
(クリスマスムードがあなたに届きますように!) -
Feeling festive and grateful.
(お祝いムードと感謝でいっぱい。) -
All things Christmassy and bright!
(キラキラのクリスマスっぽさ満載で!)
どれも、ちょっとしたメッセージに添えるだけでセンス良く見える表現ばかりです♪
「クリスマス風」を英語で言うには?
「クリスマス風」や「クリスマスっぽいデザイン」って言いたいとき、英語ではこう表現します:
-
Christmas-themed(クリスマスをテーマにした)
例:a Christmas-themed cake(クリスマス風のケーキ) -
Holiday-inspired(ホリデーにインスパイアされた)
例:holiday-inspired fashion(ホリデー風ファッション) -
Winter-style(冬スタイルの)
例:winter-style decorations(冬っぽい飾りつけ)
このように「〇〇-themed」や「〇〇-inspired」という言い回しを覚えておくと、表現の幅が広がって便利ですよ~!
意外に知らない「っぽさ」の表現テクニック
実は英語で「っぽい」を表すには、形容詞だけじゃなく副詞やフレーズを使って表現する方法もあります。
たとえば:
-
in a Christmasy way(クリスマスらしく)
例:She decorated the table in a Christmasy way. -
like it’s Christmas(まるでクリスマスのように)
例:They were smiling like it’s Christmas every day.
こうした表現をうまく使うと、より描写力のあるナチュラルな英語になります。
ちょっとした言い回しの工夫で、「英語上級者っぽい」雰囲気、出せちゃいますよ!
そもそもChristmasってどこの国のイベント?
そもそもChristmasってどこの国のイベントなのかを、歴史から世界の現状までしっかり解説していきます。
起源はどこ?どうやって広まった?
クリスマスの起源は、実はキリスト教が生まれるよりも前にまでさかのぼります。
もともとは、**冬至の祭り(ローマの「サトゥルナリア」や北欧の「ユール」)**が由来とされ、それに後からキリストの誕生を祝う意味が加わっていったんです。
イエス・キリストの誕生日が12月25日であるという明確な記録はなく、ローマ帝国がキリスト教を国教とした4世紀ごろに公式に定められたと言われています。
その後、ヨーロッパ全体に広がり、植民地政策などを通じて、アメリカやアジアへと伝わっていきました。
つまり、クリスマスのルーツはヨーロッパとローマ帝国にあり、それが文化や宗教を通じて世界に広がったというわけです!
国別クリスマスの違いを見てみよう
クリスマスは世界中で祝われていますが、国によってスタイルや意味合いはまったく違います。
| 国・地域 | 祝い方の特徴 |
|---|---|
| アメリカ | 家族とディナー、プレゼント交換、ツリー装飾 |
| イギリス | クラッカーやロースト料理、女王のスピーチ |
| ドイツ | クリスマスマーケット、アドベントカレンダー |
| フィリピン | 世界一長いクリスマスシーズン(9月〜1月!) |
| 日本 | 恋人と過ごす日、ケーキとチキンが定番 |
たとえばアメリカでは「家族で過ごす大切な時間」、日本では「恋人とロマンチックに過ごす日」として受け取られるなど、同じ「Christmas」でも国によって雰囲気がガラッと違うんですよ!
日本のクリスマスが特別な理由とは?
日本のクリスマス、実は世界的に見てもとてもユニークなんです。
というのも、キリスト教徒が人口のごく一部にもかかわらず、国民的イベントとして超盛り上がるから。
街中にはイルミネーションがあふれ、コンビニではクリスマスケーキやチキンがズラリ。
でも、プレゼントは家族よりも「恋人へ」、そして翌日の12月26日には完全に終了モードになるのも特徴。
これは、日本が宗教行事ではなく「季節のイベント」として受け入れているからなんですね。
筆者的には、この柔軟さが日本らしさでもあり、ちょっと面白くて好きです!
アメリカ・ヨーロッパでの祝い方の違い
アメリカとヨーロッパでも、クリスマスの過ごし方には少し違いがあります。
アメリカでは、プレゼント交換がメインイベント!
ツリーの下に家族全員分のギフトが山積みにされ、25日の朝には一斉に開封するのが定番。
対してヨーロッパの多くの国では、24日の夜に「静かに祈る時間」として過ごす家庭も多いです。
さらに、ドイツやスウェーデンなどでは、アドベント(待降節)と呼ばれる期間中、ろうそくを灯してキリストの到来を待つという伝統もあります。
同じ「クリスマス」でも、文化や宗教的背景によってずいぶん違うんですね。
フィリピンのクリスマスは世界一長い?
フィリピンのクリスマスは、なんと9月から始まるってご存知でしたか?
街では9月1日になると、クリスマスソングが流れ始め、飾り付けもスタート。
「Ber months(9月:September~12月:December)」と呼ばれるこの時期は、まるっとクリスマスモードなんです。
そして1月の「スリーキングス・デー(東方三博士の日)」まで、約4か月もお祝いが続くという超ロングラン!
これはフィリピンがアジアの中でもキリスト教徒が多い国であり、家族や地域とのつながりをとても大切にする文化があるからなんですね。
筆者も一度フィリピンの友人から写真を見せてもらいましたが、めちゃくちゃ楽しそうで驚きました!
宗教的な意味が強い国とそうでない国
クリスマスを宗教的に祝う国と、そうでない国には明確な違いがあります。
| 分類 | 国の例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 宗教色が強い | イタリア、スペイン、メキシコなど | ミサ(教会の礼拝)に参加、伝統行事が多い |
| 商業・イベント型 | 日本、韓国、台湾など | カップルや家族イベント、プレゼント・イルミ中心 |
たとえばイタリアでは、12月24日の夜に家族で教会に行き、「ミサ」を受けるのが当然の習慣です。
逆に日本や韓国では、「ケーキを食べる日」「デートの日」としての意味合いが強く、宗教的な背景を意識していない人も多いのが現状。
どちらが良い・悪いではなく、それぞれの文化が根付いている結果だと言えるでしょう。
世界で通じる「クリスマスのあいさつ」一覧
最後に、世界で通じるクリスマスのあいさつフレーズを一覧でご紹介します!
| 言語 | フレーズ | 読み方 |
|---|---|---|
| 英語 | Merry Christmas | メリークリスマス |
| ドイツ語 | Frohe Weihnachten | フローエ ヴァイナハテン |
| フランス語 | Joyeux Noël | ジョワイユ ノエル |
| スペイン語 | Feliz Navidad | フェリス ナビダ |
| イタリア語 | Buon Natale | ボン ナターレ |
| フィリピン語 | Maligayang Pasko | マリガヤン パスコ |
こうして見ると、どの国にもそれぞれの言い方があって面白いですよね!
外国人の友達に送るときには、その国の言葉で「メリークリスマス!」と書いてあげると、ぐっと距離が縮まりますよ〜♪
XmasとChristmasの違いとは?意味・使い分け・英語のマナーまで徹底解説!まとめ
「Xmas」と「Christmas」は、どちらも「クリスマス」を意味しますが、Xmasはキリスト教的な由来を持つ正式な略語で、決して間違いではありません。
ただし、フォーマルな場ではChristmasの表記がより好まれます。
Merry ChristmasとMerry Xmasも意味は同じですが、TPOを意識して使い分けるのがベターです。
また、「メリークリスマス!」に対しては「You too!」「Merry Christmas!」などの返答が自然です。
「クリスマスっぽい」は英語で“Christmassy”や“Festive”と表現され、日常会話にも活用できます。
クリスマスの起源はヨーロッパにあり、国によって祝い方もさまざま。
日本のように恋人と過ごす文化は珍しく、世界では家族行事として定着している地域が多いです。
今年のホリデーシーズンは、少しだけ英語や文化にも触れながら、心あたたまる時間を過ごしてみてくださいね。